シャルル・ドゴールの名前はCharles de Gaulle、ドゴール将軍はle général de Gaulleで、deの頭文字は小文字だけど、このdeの前に前置詞がつくときは苗字のdeのDが大文字になるわよ(discours de De Gaulle)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 7, 2019
Diapositiveは「スライド写真」のことでdiapoという略語がよく用いられていたわ。「スライド上映」はdiaporamaね。リヴァーサルフィルムがなくなってこれらの単語は死語になるところだったけど、パワーポイントなどのソフトのおかげで生き延びることになったのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 8, 2019
Expatriéという単語はpatrie(祖国)の外に出た人という意味で、よく国外に滞留しているフランス人についてémigréの代わりに使う単語よ。外国からフランスに来るimmigréもexpatriéと呼ばれることがあるけれど、この場合後者の方が前者よりイメージがよい用語ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 9, 2019
脱落性のE(e caduque)と呼ばれるものの扱いはフランス語学習者にとって難しいものね。たとえば一部のフランス人の苗字につくdeのEは必ず発音されるの。プルーストの作品の中に、このEを脱落させて発音するヴェルデュラン夫人を馬鹿にする箇所があるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 10, 2019
Bon an mal an(平均して)やbon gré mal gré(気に入ろうが入るまいが)などの表現から、以前はmalが形容詞として用いられていて、bonの対義語だったことがわかるわね。Malheurやmalchanceなどの単語の成り立ちを考えてみてもいいかも。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 11, 2019
志賀高原の大沼池のことをétangと云ったら、「これは山中にあるのでlacだ。山にétangはない」とフランス人の先生に云われたことがあるわ。これがフランス語話者にとって一般的な語感なのかどうかはわからないけど、山中の池はlacと呼んだ方が通りがいいかもしれないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 12, 2019
イスラム教はislam、イスラム教徒はmusulmanよ。キリスト教がchristianismeだからといって(キリスト教徒はchrétien)、間違ってislamismeやislamisteなどのことばを使わないように注意しましょう。これらはいずれも過激派を意味するものなの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 13, 2019
【今週の一曲】Alma Forrer – L'année du loup (2019) https://t.co/YLLO3OhkpX
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 7, 2019
La Ruda – 1982 (2011) https://t.co/RJpi73osFK ラ・ルダ(・サルスカ)はソミュール出身のホーンセクションを従えたオルタナティヴロックバンドで、90年代から活動していたが2012年に解散した。2018年に再結成してツアーを行っている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 7, 2019
Roseaux ft. Ben l'Oncle Soul – I Am Going Home (2019) https://t.co/my2tAA9w35 3人組のプロデューサーチーム、ロゾーのセカンドアルバムから、ベン・ロンクル・ソウルをヴォーカルにフィーチュアした曲。(英語)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 8, 2019
Diane Dufresne – Oxygène (1982) https://t.co/0v49eyfhjJ 1944年生まれのカナダフランス語圏の女性ロック歌手の先駆者、ディアーヌ・デュフレーヌの代表曲の一つ。パット・べネターやハートとの同時代性を感じさせる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 9, 2019
Dalton Télégramme – Sparadrap (2019) https://t.co/YHkLebDMzi ダルトン・テレグラムはベルギーのロックバンド。セカンドアルバムではデビューアルバムに比べてカントリー風味が抑えられている。スーション風のメランコリーを感じる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 10, 2019
Graeme Allwright – Il faut que je m'en aille (1966) https://t.co/B5m7pYMwuA プロテストフォーク歌手グレアム・オールライトは1926年生まれのニュージーランド人だが、48年にフランスに移住した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 11, 2019
Vincent Delerm – La vie Varda (2019) https://t.co/JaKQsY4zp6 21世紀フランスの代表的シンガーソングライターの一人、ヴァンサン・ドレルムの7枚目のアルバムPanoramaから、亡くなったアニェス・ヴァルダの名前を題名にした歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 12, 2019
Claude François – Chanson populaire (1973) https://t.co/twiZ76Us2W クロード・フランソワの大ヒット曲の一つ。シングル発売直後は注目されなかったが、クロデットのダンスを従えたテレビ出演がヒットにつながった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 13, 2019