ボクシングはboxe(女性名詞)で、オリンピック競技にもなっているボクシングは特にboxe anglaise(英国式ボクシング)と呼ばれるわよ。別名noble artとも呼ばれますが、英語からそのまま借用したので、形容詞が名詞の前に来ているのよ(発音はフランス語風)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 21, 2019
Matchやsandwichなどの英語から借用した名詞の複数形には英語風に-esをつけたものとフランス語風に-sだけをつけたものがあるわよ。英語とは違ってどちらの語尾も発音には影響しません。Boxやmissなども二種類の複数形がありうるけど、フランス語風の場合は単複同形です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 22, 2019
ボルドーがあるフランス南西部の県はジロンド県(Gironde)ね。フランスの県名は川の名前をとったものが多いけれど、ジロンド川はestuaire de la Girondeと呼ばれます。ガロンヌ川とドルドーニュ川が合流した後の75キロにわたる河口部分がこう呼ばれるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 23, 2019
「禿げた(人)」の意味の形容詞・名詞はchauveで、ラテン語のcalvusから来ているわよ。ラテン語からフランス語への変遷の過程で語頭のCがCHに変わり、Vの前のLが母音化したことがわかるわね。状態・症状としての「禿」を意味する学者語のcalvitieと比較してみてね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 24, 2019
PMUはPari mutuel urbainの略号で、フランスの競馬を取り仕切る企業よ。ちょっと寂れたカフェなどでよくPMUの馬券を売っているわね。PMEはpetites et moyennes entreprises(中小企業)の略語なので混同しないようにしましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 25, 2019
フランス人が質問に対してOui et nonと答えることがかなり頻繁にあるわね。直訳すると「はいといいえ」で、なんだか適当なことを云っているように思えるけれど、「一概には云えない」ということね。自分で使うときは、この答えだけで済ませるのではなくて何か説明を付け加えましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 26, 2019
テロリズム厳戒態勢plan VigipirateはVIGIlence et Protection des Installations contre les Risques d'Attentats Terroristes à l'Explosifの頭字語(acronyme)よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 27, 2019
【今週の一曲】L'Épée – Lou (2019) https://t.co/gsoZcALpZM
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 21, 2019
Fixpen Sill feat. Lomepal – Bye bye (2019) https://t.co/1L5qbqPIbV ブルターニュ出身のフィクスペン・シルはラッパーのケルエとプロデューサーのヴィジの二人組。公式デビューアルバムFLAGからロムパルをフィーチュアした曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 21, 2019
Anicée Alvina – Image à définir (1982) https://t.co/PpvYhvcoLT 『フレンズ~ポールとミシェル』で有名な女優アニセ・アルヴィナの歌手としてのデビュー曲。後にサイコビリーバンド、イシ・パリに加入する。2006年に53歳で死去。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 22, 2019
Requin chagrin – Rivières (2019) https://t.co/JzUm89bCvR マリオン・ブリュネトを中心としたサーフニューウェイヴの4人組、ルカン・シャグラン。好評のセカンドアルバムSémaphoreの収録曲。最近の仏ロックの中でいちばん好き。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 23, 2019
Musset – Aussi loin (2019) https://t.co/xp8D1isGue クリストフ・ミュッセは以前リヴォルヴァーというグループのメンバーだった。リヴォルヴァーは英語の歌を歌っていたが、ソロではフランス語で歌っている。繊細な感覚のギター弾き語りフォーク。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 24, 2019
Mireille Darc – Hélicoptère (1970) https://t.co/ABJKsN4akf アラン・ドロンの伴侶であったことでも知られている女優のミレイユ・ダルクは数枚のシングルと一枚のアルバムを出している。これはセルジュ・ゲンズブール詞曲の歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 25, 2019
Les Cowboys fringants – L'Amérique pleure (2019) https://t.co/yU6M1eNcQP ケベックの社会派カントリーバンド、レ・コボーイ・フランガンの10枚目のアルバムから「アメリカが涙を流す姿がバックミラーに見える」と歌う歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 26, 2019
BOF – Les parapluies de Cherbourg (1964) https://t.co/IoP01qybgc ジャック・ドゥミ監督の映画『シェルブールの雨傘』の主題歌で、映画の一場面。ミシェル・ルグラン作曲で、歌っているのはダニエル・リカリとジョゼ・バルテル。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 27, 2019