フランス語ではマッターホルンをle Cervinというわよ。Matterhornはドイツ語名だけど、イタリア語ではMonte Cervinoです。でもJungfrauやEigerについてはフランス語名を使わず、発音もドイツ語風よ([juŋfʀaw]と[ajgœːʀ])。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 9, 2019
「女中」はbonneだけど、この単語は今は不適切な用語よ。「家政婦」に当たるのがfemme de ménageで、これもemployée de la maisonと言い換えられるわね。Femme de chambreは今日ではホテルの部屋の清掃係の女性を意味することが多いです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2019
Je t’invite au restaurantは「レストランに招待するよ」という字面だけど、「(レストランでの)食事をおごるよ」という意味ね。レストランでなくてもJe t’inviteは「おごるよ」という意味で使うことができて、たとえばコーヒーの自動販売機の前でも云えるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 11, 2019
Macédoineは「マケドニア」の意味の固有名詞だけど、小文字で始めると「さまざまな野菜や果物を賽の目切りにしたサラダ」の意味の普通名詞になるわよ。マケドニアはさまざまな民族が隣り合う地方であることから来た名前ね。昔からこの地方にはbalkanisationの問題があったのね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 12, 2019
フランス共和国はla République française、イタリア共和国はla République italienneだけど、オーストリア共和国はla république d’Autriche、ポーランド共和国はla république de Pologneよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 13, 2019
フランスの重要な文学賞の一つにフェミナ賞(Prix Femina)があるけど、この女性審査員だけによって選ばれる文学賞はゴンクール賞に対抗する目的で創設されたものよ。ゴンクール賞は1903年の創設だけど、1904年の第2回に女性作家の候補作が受賞を逃したことに抗議して設立したの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 14, 2019
Climatosceptiqueは「気候変動に人類の活動が関わっているかどうかについて懐疑的な立場の(人)」を意味する形容詞・名詞で、2015年にプチ・ラルースに収録された新語よ。Climato-sceptiqueと綴ることもあります。日本にはたくさんいるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 15, 2019
【今週の一曲】Vincent Delerm – Panorama (2019) https://t.co/CBd5NGKL7T
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 9, 2019
Bonnie Banane – L’appétit (2016) https://t.co/N8YBAu6T3c ボニー・バナーヌは女性R&Bシンガーで、ミス・サイザーやフラヴィアン・ベルジェなどにヴォーカルがフィーチュアされている。今までのフランスR&Bシーンになかったタイプの歌手。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 9, 2019
Natalie Dessay – Le cinéma https://t.co/FpGCQTuDQy ポップス歌手になったナタリー・ドゥセーは2019年にクロード・ヌガロのカヴァーアルバムを出した。これは1962年発表のミシェル・ルグラン作の曲で、2014年のテレビ番組の映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 10, 2019
Thérapie Taxi – Candide Crush (2019) https://t.co/arte1DPncg デビューアルバムは多少肩透かしだったテラピー・タクシーだが、セカンドCadavre exquisは期待に答える快作。これはスピード感が心地よい一曲。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 11, 2019
Ehla – L’antidote (2018) https://t.co/mjWSRQKw4H エラことレア・ルチャーニはクララ・ルチャーニのお姉さんだが、音楽性が全然違ってR&B~アーバンミュージックをやっている。こちらの方が好きな人も多いのでは。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 12, 2019
Carla Bruni – Quelqu’un m’a dit (2002) https://t.co/6V5RJBJxr1 モデルだったカルラ・ブルーニの歌手デビュー曲。2008年に当時のフランス大統領ニコラ・サルコジと結婚した。クリップの監督のレオス・カラックスは作詞にも参加。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 13, 2019
La Caravane passe – J’bivouak (2019) https://t.co/wMmNWpRm1x ツィガーヌパンクのラ・キャラヴァン・パスの2020年発表のアルバムから。ラップ風のヴォーカルとインド風味が混ざり合ったわけのわからない仕上がり。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 14, 2019
Marie Laforêt – Manchester et Liverpool (1966) https://t.co/ycgEtpB2Cv 2019年に亡くなったマリー・ラフォレが歌うアンドレ・ポップ作曲の哀愁歌謡で、ソ連で人気があった曲。英語版も日本語版もあった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 15, 2019