Dauphinは「イルカ」以外にフランス国王の長子を意味するけど、より一般的に「後継者、二番手」を意味することがあるわね。女性名詞のdauphineは「王太子妃」などの辞書に載っている意味以外に、ミスコンテストの「準ミス(一人だけとは限らない)」を意味することがあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 30, 2019
Jeter son dévolu sur (qqn ou qqch)は「~に白羽の矢を立てる」という意味の成句表現よ。この表現の起源はカトリック教会で、ある聖職禄の現在の権利者は不適格なのでこれは教皇に帰属すると主張することによってこの空位になった聖職禄を狙うということだそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 31, 2019
Bête de sommeはロバやラクダなどの背中に荷物を載せて運ぶ家畜のことよ。このsomme(女性名詞)は「合計」を意味する同綴の女性名詞とは別の単語ね。Sommelierという単語の原義はこれらの家畜を引く人のことだったけど、意味が変遷して今の「ソムリエ」になったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 1, 2020
Témoinは「証人、証拠物」の意味だけど、電気機器などが正常に稼働していることを証明する「インジケーターランプ」や走者が途切れることなく続いていることを証明する陸上競技のリレーの「バトン」のこともtémoinというわよ。情報工学用語の「クッキー」もtémoinね(特にカナダ)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 2, 2020
Pleurs(普通は複数形で用いる)という男性名詞はlarme(涙)の類義語で、文章語で用いられるけれど、完全に意味が同じというわけではないわよ。たとえば玉ねぎを切って流すのはlarmesであってpleursではありません。Pleursには必ず悲しみや喜びなどの感情が伴うの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 3, 2020
フランス語で孔子のことをConfuciusというわよ。ラテン語風の語尾がついているけど、マテオ・リッチら16世紀のイエズス会の宣教師が伝えた綴りのようね。元になっているのは孔夫子という呼び方ね。儒教はconfucianisme、儒教徒はたとえばconfucéenなどよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 4, 2020
英語のcryはフランス語のcrierから来ているけど多少意味がずれていて、フランス語のcrierに相当する英語の動詞はshoutで、英語のcryに当たるフランス語の動詞はpleurerよ。Pleurerの類義語の俗語chialerもフランス人はよく使うので覚えておいてもいいかも。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 5, 2020
【今週の一曲】Poupie – Ne m'invite pas (2019) https://t.co/RFvidxvNnp
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 30, 2019
Morgane Imbeaud – Amazone (2019) https://t.co/TzTNrqIFGG クレルモンフェラン出身のモルガーヌ・アンボーは人気男女デュオ、コクーンの元ヴォーカリスト。コクーンでは英語で歌っていたが、初ソロアルバムAmazoneはフランス語。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 30, 2019
The Glossy Sisters – Mon corps (2019) https://t.co/u6IcvliAwA ザ・グロッシー・シスターズは女性三人組のジャズコーラスグループ。ベースとボディパーカッションだけをバックに歌う。アリアーヌ・モファットのカヴァー。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 31, 2019
La Pietà – Tapez (2019) https://t.co/01OVp6bloV ラ・ピエタことヴィルジニー・ヌーリーはスポークンワードの女性アーティスト。フォーヴが好きだった人にお勧めだが、よりすれっからしの感覚が強く、パンクっぽい雰囲気がある。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 1, 2020
June Milo – Je t'attends (2019) https://t.co/Rr7qqdNhTf 1985年ジュネーヴ生まれの女性歌手、ジューン・ミロは以前英語で歌っていたが、フランス語で歌い始めた。名プロデューサー、フレデリック・ローのプロデュース。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 2, 2020
Les Compagnons de la chanson – Les trois cloches https://t.co/SYD7lORltY 男性コーラスグループ「シャンソンの友」の代表曲で、エディット・ピアフとの歌唱で知られる「谷間に三つの鐘が鳴る」。1956年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 3, 2020
Bon Entendeur vs Louis Chedid – Vive nous (2019) https://t.co/OTSJVR36GK フランス語文化をテーマにした3人組のDJ集団ボンナンタンドゥールによるルイ・シェディッドの1975年の歌のダンスリミックス。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 4, 2020
Johnny Hallyday – Diego, libre dans sa tête (2019) https://t.co/IyghbZxvyW 死後発表のアルバムから。ミシェル・ベルジェ作でフランス・ギャルが歌った歌だが、ジョニーの歌唱も有名。オーケストラをバックにつけたもの。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 5, 2020