【私が好きな仏単語】Ornithorynque「カモノハシ」(n. m.)>Ornitho-は「鳥」を意味する要素(ornithologieは「鳥類学」)で、-rynqueは「くちばし」を意味する。よって「鳥のくちばし」という名前。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 13, 2020
大規模な発電所のことをフランス語でparcということがあるわよ。たとえばparc éolienは「集合型風力発電所(ウィンドファーム)」のこと。Parc nucléaireは国の原子炉の総体(l’ensemble des réacteurs nucléaires)のことね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 14, 2020
Monsieurの略号はM.で、複数形のMessieursの略号はMM.よ。これに対してMesdamesやMesdemoisellesの略号は単数形の略号に単にSをつけて、MmesやMllesのようになるわね(頭文字以外は上付きにするのがよい)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 15, 2020
イタリア人の画家モディリアーニの名前の綴りはModiglianiで、フランスでは綴りどおりにモディグリアニのように呼ばれるのが普通よ。これに対して「混迷」を意味するイタリア語から借用した単語imbroglioは、Gを読まない[ɛ̃bʀɔljo]をよく耳にするわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 16, 2020
Faire fissaは「さっさとやる」という意味で、このfissaはアラビア語から来た副詞よ。19世紀末から使われている兵隊の隠語(argot)から来ているけど、今はわりと普通に使われます。これと似たような単語にラテン語を借用したillicoがあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 17, 2020
ギリシアの哲学者ソクラテス、プラトン、アリストテレスは、それぞれ英語でSocrates、Plato、Aristotleだけど、フランス語では順にSocrate、Platon、Aristoteと微妙に綴りが違うわよ。アリストテレスの形容詞はaristotélicienでLが現れるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 18, 2020
「悪循環」には決まった言い方があって、cercle vicieuxというわよ。このvicieuxという形容詞は男性名詞vice(悪徳)の派生語だけど、viceの原義は「欠陥」よ。Cercle vicieuxの原義は「欠陥をはらんだ循環論法」という意味だったの。多少冗語気味ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 19, 2020
【今週の一曲】La Pietà – J’revendique (2020) https://t.co/XPddoAYqTb
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 13, 2020
Évelyne Brochu – Maintenant ou jamais (2019) https://t.co/jhKt7hum32 エヴリーヌ・ブロシュは1983年生まれのカナダ人の女優だが、2019年に歌手デビューした。女優の余技扱いするのはもったいない優れたポップロック。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 13, 2020
R.Can – Grand de taille (2019) https://t.co/i1NWpOOJ9G エルカンことグザヴィエ・ヌーヴィルは南仏ペルピニャン在住のラッパー。アーバンポップの対極にある大衆歌謡ヒップホップで、この曲は哀愁を込めたアコーディオンの響きが特徴的だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 14, 2020
Magenta – Tom Tom Club (2019) https://t.co/OiWpCZqplb マジャンタは人気スポークンワード集団フォーヴのメンバーの新しいプロジェクト。歌詞が深いダンスミュージックという新しいジャンルに挑戦しているが、今のところ発展途上という感じ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 15, 2020
Rouge Gorge – Allez-vous-en (2019) https://t.co/2O5hRD0qXU ルージュ・ゴルジュ(コマドリ)ことロバン・ポリニェはレンヌ出身のニューウェイヴリヴァイヴァルのミュージシャン。名前がRobinなのでコマドリ。簡素な音づくりが特徴。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 16, 2020
Michèle Mercier – Six-huit (1969) https://t.co/EVHB7mYOe0 1960年代に歴史冒険映画シリーズ『アンジェリック』で有名だった女優、ミシェル・メルシエが歌う珍しい映像。唯一のシングル盤のB面曲。ギー・スコルニック詞曲。
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Pomme – Je sais pas danser (2019) https://t.co/ckysqUdAzR 1996年リヨン生まれの女性シンガーソングライター、ポムことクレール・ポメのセカンドアルバムLes faillesから「踊れない」という歌だが、一種のタイトルソング。♡
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Daniel Balavoine – La vie ne m’apprend rien https://t.co/67LZAkU3FI ダニエル・バラヴォワーヌの歌だが、彼自身の歌はヒットしていなくて、1999年にリアーヌ・フォリーのカヴァーがヒットした。これは1982年のテレビ映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 19, 2020