「無料で」を意味する副詞gratuitementの類義語にgratis(Sを発音する)があるわね。この単語は口語的だけれども品が悪いとは感じられないわ。これに対してgratos(これもSを発音する)は同じ意味だけど、多少品が悪いかもね。両方とも不変化形容詞になることがあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 10, 2020
つい最近フランスのラジオニュースでfemme entrepreneurということばを聞いたわ。最近あまり耳にしなくなったけど、職業名・役職名に女性形が存在しない場合、femme professeurやfemme médecinのようにfemmeを前置することがときに行われるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 11, 2020
フランス語のpourpreと英語のpurpleはよく似ていて語源が共通するけれど一種のfaux amisで、形容詞のpourpreは紫色ではなくて英語のcrimsonに当たる深い赤色のことよ。フランス語で紫色のことはvioletというわよ。すみれの花はvioletteね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 12, 2020
【私が好きな仏単語】Énergumène「(興奮した)変人、危険そうな人」(n. m.)>原義は「悪魔憑き」。Un drôle d'émergumène rôde dans le parc. 「何だか変な人が公園をうろついている」
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 13, 2020
Enhardir(大胆にする)という動詞はhardi(大胆な)という形容詞の派生語だけど、このHが有声なのでNの音が現れず、[ɑ̃ardiːʀ]という発音になるわよ。ちょっと難しい発音ね。これに対してenharmonieのような単語では発音が[ɑ̃naʀmoni]になるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 14, 2020
伝統的な正書法の規則では200をdeux cents、227をdeux cent vingt-septと書くべきだけど、慣習的には後者の場合でもcentに常にSをつける人が多いわ。また、1990年の新正書法は数字の全要素をトレデュニオンで結ぶことを認めています。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 15, 2020
「グルメ(美食家)」はgourmetで「大食漢」はgourmandね。後者にはgourmandeという女性形があるけど、前者には女性形がないわよ。フランス語のgourmetは人を意味する単語で、「ご当地グルメ」はたとえばspécialité localeと呼べるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 16, 2020
【今週の一曲】Camélia Jordana – Facile (2020) https://t.co/f2zEuo9CQy
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 10, 2020
Swing – S'en aller (2020) https://t.co/acIv5WNd3E スウィングはベルギーのラップグループ、ロール・デュ・コマンのメンバー。ロメオエルヴィスを見出したことで知られるグループだが、このスムーズな曲は妹のアンジェルをフィーチュアしている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 10, 2020
SCH – R.A.C. (2019) https://t.co/bjfodfdfMS 1993年マルセイユ生まれのラッパーSCHは、アーティスト名を本名のジュリアン・シュヴァルゼール(Schwarzer)の苗字からとっている。4枚目のアルバムRooftop収録の不穏な雰囲気の曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 11, 2020
Superbravo – Rickenbacker (2020) https://t.co/7685pHWzhk スュペールブラヴォーはホールデンのアルメル・ピオリーヌを中心とした3人組グループ。2枚目のアルバムSentinelleはカテルとロビのフラカレーベルから発表された。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 12, 2020
David Lafore – Caché (2019) https://t.co/q1JKkD1q9Z ダヴィッド・ラフォールは1972年ヌヴェール生まれのシンガーソングライター。奇妙なユーモアセンスが特徴。3枚目のソロアルバムIncompréhensible(理解不能)から。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 13, 2020
Ève Angeli – Avant de partir (2000) https://t.co/49COaQGPwq 1980年南仏セット生まれのエヴ・アンジェリのデビューヒット曲。最初は普通の歌手としてデビューしたが、後に路線を間違えてフランス版のおバカタレントになった。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 14, 2020
Safia Nolin & Pomme – Lesbian Break-Up Song (2019) https://t.co/zDux6pOpUz カナダ人フォーク歌手サフィア・ノランの「レズビアンの破局の歌」。ここでは元恋人のポムをデュエットにフィーチュアしている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 15, 2020
Vitaa & Slimane – Ça va ça vient (2019) https://t.co/ffH1A5o6uo R&B歌手のヴィタアとザ・ヴォイスの2016年の優勝者スリマンのデュオアルバムからのヒット曲。2020年のヴィクトワール賞で年間ベストソング賞を受賞した。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 16, 2020