Mandatは「委任」の意味が基本で、さまざまな用法をもつ単語よ。「(政治家の)任期」も「(郵便)為替」も「令状」もmandatです。たとえばmandat d'arrêtは「逮捕状」の意味になるわね。動詞のmandaterは「委任する」という意味になります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 17, 2020
Argent comptantは「現金」の意味だけど、prendre qqch pour argent comptantは「言われた通りに信じ込む」ということよ。「金額は確認済みです」と云われてお金を渡される状況なので、論理的にはargent comptéの意味と考えられるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 18, 2020
Piètreという形容詞は「貧弱な、お粗末な」という意味で、必ず名詞に前置されるのが特徴よ(de piètre qualité)。語源はpiedと通じて、同じラテン語のpedesterを語源とする二重語にpédestre(徒歩の)があるのよ。馬に比べて徒歩は劣るという発想ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2020
Bézefあるいはbésefは近年のフランス語に多いアラビア語語源の俗語的な単語の一つで、beaucoupの類義語よ。それでも使用法は限られていて、pas bézefの形で「あまり多くない」の意味で使うことが多いわね(Il n'y en a pas bézef)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 20, 2020
フランス語は日本語と違って英語からの外来語を簡単には受け入れないけど、それでも英語から来た語彙が日々増えているわね。たとえばcustomizeから来たcustomiser、performから来たperformerなどのことばが最近使われるようになっているわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 21, 2020
フランス語の新語で最近よく耳にするようになったものにremontadaがあるわね。スペイン語から借用したもので、スポーツの試合で大差をつけられていたのに追いつき追い越すことを意味するわよ。これをスポーツに限らず一般的に「巻き返し」の意味で使うようになってきているわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 22, 2020
「作者、作家」の意味のauteurには本来女性形がないけれども、近年auteureやautriceなどの女性形を目にすることが多くなってきたわね。傾向として、以前はauteureの方が多かったけれどもだんだん以前は稀だったautriceが増えてきたような印象があるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 23, 2020
【今週の一曲】Biche – Discipline (2020) https://t.co/k0wcOJgmJk
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 17, 2020
Kompromat ft. Adèle Haenel – De mon âme à ton âme (2020) https://t.co/JEBAQiTy5z DJのヴィタリックとセクシー寿司のレベッカ・ウォリアーの二人組、コンプロマート。話題の女優アデル・エネルをフィーチュア。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 17, 2020
このリンクはもう観られなくなっていますが、こちらではまだ観られます。
Jean-François Varlet – Au jardin de l'absent (2019) https://t.co/cm1sFKCxvK フランス革命期の人物と同姓同名のジャンフランソワ・ヴァルレはロマンチックな70年代ポップス風のスタイルの歌手。時代遅れ感が今風なのか。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 18, 2020
Voyou – Les humains (2020) https://t.co/WsZqlk32mx リール出身のティボー・ヴァノランドのエレクトロポップのソロプロジェクト、ヴォワイユー。ポップで明るい曲で、カラフルなクリップも楽しい。本人が吹くトランペットが効果的だ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 19, 2020
Birds on Wire – La jeunesse des morts (2018) https://t.co/ZHiWhJ1h27 モリアーティのローズマリー・スタンドレーとチェロ奏者ドム・ラ・ネーナのデュオ、バーズ・オン・ワイヤー。第一次大戦の終戦百周年を記念した歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 20, 2020
グループ名はBirds on a Wire(バーズ・オン・ア・ワイアー)です。間違いました。
Anne Vanderlove – La complainte des infidèles (1967) https://t.co/MgpjvevsfD アンヌ・ヴァンデルロヴは1943年オランダのハーグ生まれの歌手で、2019年に亡くなった。フランスのジョーン・バエズと呼ばれた。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 21, 2020
Maëlle – L'effet de masse (2019) https://t.co/BSrLcmaULN マエルはテレビのオーディション番組ザ・ヴォイスの2018年シーズンで優勝した2001年生まれの歌手。これはいじめについて歌った歌。歌がやっぱり頑張りすぎ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 22, 2020
Dalida – Monday, Tuesday… Laissez-moi danser (1979) https://t.co/gnVPU86QnZ ダリダのディスコ期の代表的なヒット曲で、イタリア人歌手のトト・クトゥーニョが作曲したもの。数多くのリミックスがある。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 23, 2020