「テレワーク」のことをtélétravailといい、télétravaillerという動詞も使われるようになっているわよ。Je télétravaille à domicile pendant le confinement(自宅隔離期間中は家でテレワークしている)
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 30, 2020
「ペスト」はフランス語でla pesteだけど、比喩的に「忌まわしい人間」の意味で使うことが多いわよ。Elle me fuit comme la pesteは「彼女はまるで私がペストであるかのように私から逃げる」ということだけど、「毛嫌いして会うことすら避けている」ということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 31, 2020
Le film était moins bon que je n'imaginaisは「この映画は想像していたほどよくなかった」という意味で、Le film était pire que je n'imaginaisは「想像以上にひどかった」ということよ。期待の方向が違うわね。Moins bonはよいものと比べてよさが劣るということよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 1, 2020
「半時間」はune demi-heureで、heureは女性名詞だけどdemiにEがつかないわよ。片親が違う姉妹の意味のdemi-sœurも同様ね。トレデュニオンを忘れないようにしましょう。「1時半」はune heure et demieでEがつくけれど、midi (ou minuit) et demiのdemiはEがつかないのが正しいとされるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 2, 2020
Postillonは「(駅馬車の)御者」のことよ。「郵便局」の意味のposteはむかし「宿駅」の意味で使われて、poste間を走るpostillonは郵便業務もしていました。不思議なことに、このpostillonという単語は「(話しているときに飛ぶ)唾」の意味でも使われるの。「唾液」はsaliveね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 3, 2020
「(お金を)賭ける」という意味の動詞にmiserがあるわね(Il a misé cent euros sur le cheval gagnant) 。これは女性名詞のmise(賭金)から派生した動詞だけど、もちろんこのmiseは動詞mettreの過去分詞が名詞化したものよ。つまり動詞の派生名詞から改めて別の動詞が派生したということなのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 4, 2020
「日曜日(dimanche)」の派生語の形容詞にendimanchéがあるわ。これは「主日」である日曜日のように着飾ったということで、「晴れ着を着た、盛装した」という意味になるわよ。そのように着飾る日が日曜日だとは限りません。ちなみにdimancheの語源はラテン語のdies dominicus(主日)なのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 5, 2020
【今週の一曲】FouKi – Faut c'qu'il faut ft. Isha & Lord Esperanza (2020) https://t.co/hA8AO5ogxM
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 30, 2020
Clay and Friends – Gainsbourg (2019) https://t.co/2LaJVWFujt クレイ&フレンズはモントリオール市ヴェルダン区で活動する5人組ヒップホップグループ。作品ごとに英仏語を使い分けている。スムーズな音が心地よい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 30, 2020
Renaud Hantson et Réjane Perry – La chanson de Ziggy https://t.co/9UnM6p4M6Y 1988年版のスターマニアから「ジギーの歌」。これはセリーヌ・ディオンもカヴァーした有名な「ジギー」と呼ばれる歌とは別の歌である。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 31, 2020
Vincent Delerm – Pardon les sentiments (2019) https://t.co/iQLAJFLFdT ヴァンサン・ドレルムの7枚目のアルバム『パノラマ』は一曲ごとに違うアーティストに編曲とプロデュースを任せたものだが、この曲はエレクトロポップのヴォワイユーが担当している。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 1, 2020
Ludéal – Les rivières (2019) https://t.co/1MjCuRggU9 ヴァンサン・リュデアルは2008年にアルバムデビューしたパリ近郊ドランシー出身の男性ミュージシャンで、この曲は5枚目のアルバムL'aurore(曙光)の一曲目。キャッチーさはないが深い叙情を感じさせる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 2, 2020
Aziliz Manrow – Douar (2019) https://t.co/e0V6oQX96Q アジリズ・マンローはブルターニュのフィニステール県出身の女性ミュージシャン。英語、フランス語、ブルトン語で歌う。これはデビューアルバムEarth収録のブルトン語の歌。ケルト風カントリーポップという趣である。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 3, 2020
Les Ogres de Barback – À vous la Terre https://t.co/tpU86tuR7o 社会派の音楽グループ、レゾーグル・ド・バルバックの子供向けの歌のプロジェクトPitt'Ochaの2013年のアルバム収録の地球に捧げた歌。コロナ禍のために外出できないメンバーがインターネットを用いて各自の自宅で同時に演奏したもの。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 4, 2020
Renaud – Miss Maggie (1985) https://t.co/OM78lWQv0a 1952年生まれの人気歌手ルノーの歌で、題名の「ミス・マギー」は当時の英国の首相マーガレット・サッチャーのこと。男性は殺し合いを繰り返す馬鹿者だが、これと同じぐらい馬鹿な女はサッチャーしかいないと歌う歌で、当時英国で問題視された。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 5, 2020