南米の地名の中で、仏領ギアナla Guyaneの発音は[gɥijan]で、ガイアナle GuyanaもGUの発音が同様で[gɥijana]になるわよ。一方、グアテマラle Guatemalaの発音は[gwatemala]で、GUの発音が違うわ。GuyanaもGuatemalaもAで終わる男性名詞だということに注意してね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 26, 2020
Consommerは「消費する」(あるいは「完遂する」)という意味で、consumerは「焼き尽くす」という意味よ。英語ではconsumeが「消費する」と「焼き尽くす」の両方の意味をもっているわね。英語から輸入された語彙consumérismeとconsuméristeは「消費者運動」に関わる意味なのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 27, 2020
ハムにはjambon avec couenneとjambon sans couenneがあるわね。Couenne(女性名詞)はハムの周りにある半透明の外皮のことよ。この単語の正しい発音は[kwɛn]ではなくて[kwan]です。Femmeと似たような例外的な発音ね。でもfemmeとは違って、[kwɛn]と読む人も多いわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 28, 2020
Créneauという単語はもともと銃眼(meurtrière)がある城壁の凹部のことだけど、「空いているところ」という意味で、「縦列駐車」や「空き時間」の意味でよく使うわよ。Monter au créneauは原義に近く、「(危険に身をさらしつつ)闘争に参加する」という意味ね。 pic.twitter.com/ZT7nAbYUO6
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 29, 2020
竹島あるいはトクドと呼ばれる島々は、フランス語でrochers Liancourt(リアンクール岩礁)と呼ばれるわよ。フランスのルアーヴルからやってきた捕鯨船リアンクール号が1849年に「発見」したとされるわ。リアンクールという名前はピカルディ地方ワーズ県にある小さな町から来ているのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 30, 2020
ダブリン生まれの思想家エドマンド・バークが1790年にいち早く発表した『フランス革命の省察』は翌年にRéflextions sur la révolution de Franceという題名でフランス語に訳されたわ。Révolution françaiseというフランス革命の公式の呼び名は後になって定着したのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 31, 2020
Il était accompagné de son père et de sa sœur, avec qui il devait voyagerという文のquiの先行詞が二人なのか妹一人なのかはっきりしないと考えられる場合は、lesquelsあるいはlaquelleを使って特定できるわね。父親一人の場合はson pèreとsa sœurの順序を変えてlequelを用いるでしょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 1, 2020
【今週の一曲】Thylacine – Sheremetiev (2020) https://t.co/FQwrRJMHhA (インスト曲)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 26, 2020
Grand Palladium – Émilie (2020) https://t.co/R9KH64xqV8 グラン・パラディオムはブルターニュのブレスト出身のフォークロックの男性デュオ。ブルターニュロックのマトマタのメンバーがプロデュースやミックスにかかわっている。ネオアコっぽい雰囲気で、レジノサンを思わせる。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 26, 2020
Le Motif – Playlist (2020) https://t.co/ay5WlL6hLh ベルギー人のミュージシャン、ル・モティーフことオリヴィエ・レスニキは、人気ラッパー、シャイの兄で、以前はプロデューサーだったが、自分名義のEP、Première partieを出した。コンゴの大歌手タブー・レー・ロシュローの孫。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 27, 2020
Delgrès – 4 ed maten (4 heures du matin) (2020) https://t.co/q7YmDRssYj ギター、ドラムス、スーザフォンの三人組カリビアンブルーズロックバンド、デルグレス。カウリスマキの映画の舞台にもなった港湾都市ルアーヴルで撮影したクリップ。見物客の労働者が踊りだすのがいい。♡(クレオール語)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 28, 2020
28 Saphyr – Trop confinés pour baiser ! (2020) https://t.co/m54i7VRpQa 28サフィールはジャンヌ・シェラールの妹のリズ・シェラールとモルヴァン・プラットの男女デュオで、チープなエレクトロロックを演奏する。これはデッド・ケネディーズの歌のフランス語カヴァー。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 29, 2020
The Penelopes and Virginie Ledoyen – Affliction (2020) https://t.co/tNvs3mxf04 男性デュオ、ザ・ペネロプスが、イザベル・アジャーニ、アーシア・アルジェントに続き、ヴィルジニー・ルドワヤンをヴォーカルに迎えた曲。ザ・キュアーを思わせる雰囲気の歌。(英語)
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 30, 2020
Chevalrex – Providence (2020) https://t.co/vlQxNMSI4O フランスを代表する箱庭ポップスのシュヴァルレックスことレミ・ポンセの2021年のアルバムProvidendeのタイトル曲。リリカルなギターの響きがよく、珠玉のメロディーに磨きがかかっている。もっと注目されるべき。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 31, 2020
Dani – Les horizons dorés (2020) https://t.co/XMfNsIdRIS ダニことダニエル・グロールは1944年に南仏カストルに生まれたモデル・歌手・女優。60年代から70年代のアイコン的存在だったが、エミリー・マルシュのサポートを得て10年ぶりの復活作を出した。マリアンヌ・フェイスフルのような味わい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 1, 2020