男性名詞pointは「点」で、女性名詞pointeは「尖端、先端」ね。Techniques (ou technologies) de pointeは「先端技術」よ。このpointeから派生した形容詞にpointu(尖った)があるわね。男性名詞pointilléは「点線」のことで、「点描」の意味にもなるわ。「点描派」はpointillismeね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 15, 2021
「血統書」はpedigree(男性名詞)で、発音は[pedigʀe]だけど、発音通りにアクサンテギュがついたpédigréeというつづりは、1990年の正書法改革で認められたとはいえ、あまり使われないわ。英語から来た単語という意識が強くて、まだ完全にフランス語化されていないのでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 16, 2021
Racismeは「人種差別」で、antiracismeは「反人種差別」ね。Racialismeはこれと区別されるもので、ゴビノーやル・ボンに代表される人種理論のことです。人間の行動を人種等によって説明しようとするもので、racismeが断罪される今、ライトなイメージをまとって復活することが懸念される危険な理論よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 17, 2021
形容詞の女性形に-mentをつけることによってできた副詞の中で、brièvement, grièvement, journellementはそれぞれbrief, grief, journelという今はもう使われなくなった形容詞からできたものなのよ。「短く」のことをbrèvementとは云わないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 18, 2021
Spécismeとantispécismeは両方ともかなり新しい単語で、近年使われるようになったわ。Spécismeは「種差別」とも訳され、特に人類が他の動物よりも優れているとする考え方ね。Antispécismeはこれに反対して、動物の権利を主張する思想のことよ。PETAなどの団体が有名ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 19, 2021
S'entraimer , entrapercevoir , s'entrappeler , s'entavertir , s'entr'égorgerの5語についてはentr'-の形が可能よ(s'entr'aimerなど)。以前はentracteやs'entraiderをentr'acte、entr'aiderと書いていたけれど、20世紀にこのアポストロフを省いたときに、なぜかこの5語は例外とされたの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 20, 2021
アラビア語から来た俗語でよく使われるものにbledがあるわね。辞書を引くと、「奥地」や「僻地」の意味も出て来るけど、それは比較的に古い用法で、今は特にマグレブ系移民にとっての故郷の国の意味でよく使います。移民が使うことばだけど、ことばのニュアンスとしては日本語の「田舎」に近いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 21, 2021
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— 油川フランス語・英語教室 (@aomori_france) February 21, 2021
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— 油川フランス語・英語教室 (@aomori_france) February 21, 2021
【今週の一曲】Pi Ja Ma – Bisou (2021) https://t.co/E72lsabkdG
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 15, 2021
Blackmail – Guinée-Bissau (2021) https://t.co/3cZEJthsWS ブラックメールはエレクトロロックの三人組で、この曲を収録したアルバムUne hallucination françaiseが3枚目。スーサイドやDAFなどを意識したようなポストロックだが、フランス語の詩の朗読が乗っている。クリップもよい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 15, 2021
Leonie – Et toi (2020) https://t.co/1d2BtZDmso レオニーは大西洋岸ヴァンデ県の三人組グループ。新型コロナウイルスの流行による自宅隔離期間中に発表された曲。実に中庸なポップロックだが、ティブズ、フィリピーヌ、レア・パシら、参加ゲストもみんな中庸ポップスの人。なので中庸好き向け。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 16, 2021
Arman Méliès – Laurel Canyon (2021) https://t.co/dCdhrDowdM アルマン・メリエスことジャンルイ・フィエヴェは1972年生まれのミュージシャン。野心的なアメリカ三部作の最終作に当たる2021年のアルバムのタイトル曲。どことなくウェスタン風の怪しげな響きだ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 17, 2021
Thylacine ft. Yan Wagner – 1978 (2021) https://t.co/agZsgryE3r ティラシーヌ(タスマニアオオカミ)ことウィリアム・ルゼはアンジェ生まれのエレクトロミュージシャン。クラシック音楽をエレクトロ化した作品が話題になったが、これは歌もので、テレビドラマの主題歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 18, 2021
Demon One – J'étais comme eux (2008) https://t.co/vzXisp0g9M デモン・ワンは1975年生まれのアルジェリア系ラッパー。アントゥシャブルというグループのメンバーだったが、これはソロデビューアルバムDémons et merveillesからのヒット曲で、人気ラッパー、ソプラノをフィーチュアしたもの。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 19, 2021
Jäde – Noir ou blanc ft. Squidji (2021) https://t.co/HuiujrW8aO リヨン出身の注目のR&Bシンガー、ジャッド。非常にメローで物憂げなサウンドがよい。スクイジというラッパーをフィーチュアしたもの。最近フランスのR&Bが好きと小声で云わなくても済むようになってきた。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 20, 2021
Tonton David – Peuples du monde (1990) https://t.co/OuSqGzCHXS トントン・ダヴィッド(1967-2021)はレユニオン島出身のレゲエ歌手。フランスラップ初めてのコンピレーションRapattitudeに収録されたこの曲で注目された。このクリップはマチユ・カソヴィッツ監督によるもの。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 21, 2021