Eh bien !ということばをよく耳にするけど、これを書くときにはetではなくてehを使うことに注意してね。同じことがeh quoi !やeh oui !についても云えます。一方héという間投詞は呼びかけや驚き、からかい(hé ! hé !)のニュアンスを示すときに使うけど、ehほど一般的ではないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 23, 2021
副詞をつくる語尾-mentは形容詞の女性形につくのが普通だけど、男性形の語末字がI、Éのものはpoliment、vraiment、carrémentのように直接-mentがつくわね。でもgaiの副詞についてはgaiementという綴りが普通よ。Eを省略してアクサンシルコンフレクスをつけたgaîmentも可能だけど、あまり使われません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 24, 2021
フランス東部の山地ジュラ山脈はle Juraあるいはle massif du Juraというわね。Le Juraはまた県名でもあります。この土地に関する形容詞・名詞は一般にjurassienだけど、この名前にちなんだ地質年代についてはjurassiqueという形容詞・名詞が用いられるわね。Le Jurassiqueは「ジュラ紀」。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 25, 2021
Jouerという動詞は自動詞にも他動詞にもなるけど、Je joue du pianoのような場合はどちらなのかしら。楽器の場合は部分冠詞を使うと説明しているものがあるけど、jouer d'un instrumentというのだから、この場合はdeが前置詞としての機能を保っている自動詞の用法と考えた方がよさそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 26, 2021
Mettre à jourとmettre au jourの字面の違いは微妙だけど、意味はかなり違って、前者は「アップデートする」、後者は「世に出す」という意味よ。近年は特に前者がよく使われるようになったわね。名詞句はそれぞれmise à jour(アップデート)、mise au jour(お披露目)です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 27, 2021
Klaxonという単語は商標で、男性名詞としては一般にavertisseur sonoreと言い換えることが推奨されるけれども、動詞のklaxonnerの方は言い換えせずにかなりよく使われるわね。前はcornerという動詞が使われていたけれど、今は使われなくなったようです。クラクションという日本語は訛っています。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 28, 2021
指示代名詞celui-ciやcelui-làのciとlàと同じく、指示形容詞+名詞の後につくciとlàも、cet endroit-ciやce paquet-làのように、直前の名詞にトレデュニオンでつながれるわね。かかる名詞に形容詞等が後続している場合はトレデュニオンを使いません(cette maison de campagne là)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 29, 2021
【今週の一曲】SCH – Corrida (2021) https://t.co/U764QiMXIf
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 23, 2021
Squidji – Oxygène (2021) https://t.co/Yjr8IOSSzO スクイジはトラップ風R&Bを歌うラッパー。「愛のホルモン」と呼ばれるオキシトシンを題名にしたデビューアルバムOcytocineから。今どきのフランスのラッパーらしく、戦闘的な態度をとらずにメローなサウンドで愛を歌っている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 23, 2021
Joséphine Baker – J'ai deux amours https://t.co/vU78xvWcWu 両大戦間のパリで人気を博した米人歌手ジョゼフィン・ベイカー(1906-1975)はレジスタンスに参加し、人種差別と戦った。その功績を称えて、黒人女性として初めてパンテオンに埋葬されることが決定した。1968年の映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 24, 2021
Cyril Mokaiesh & Calogero – La rosée (2021) https://t.co/WAyqLWfvOl 1985年生まれの社会派歌手シリル・モカイェシュが1971年生まれの人気ミュージシャンのカロジェロとデュエットした歌。なんとも意外なデュエットだ。カロジェロ寄りに聞こえるがモカイェシュ作。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 25, 2021
Télégram – La nuit (2021) https://t.co/p5USn2ipzL テレグラムはボルドーの名バンド、レ・ユルルマン・ド・レオのヴォーカリスト、ローラン・ブースケによる数多いサイドプロジェクトの一つ。フランス大衆音楽の流れを汲むレ・ユルルマン・ド・レオに比べると、よりロックっぽい感じだ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 26, 2021
Frédéric Zeitoun – Vivement demain (2020) https://t.co/k8JMEgMp8a 1961年チュニス生まれのフレデリック・ゼトゥーンは作詞家であり、テレビのコメンテーターとしても知られている。歌手デビューは遅く、2016年に最初のアルバムを出した。テレビの人の歌としては案外悪くない。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 27, 2021
Daniel Auteuil – Si vous m'aviez connu (2021) https://t.co/dGdmyTyz2t 80年代に一度歌手に挑戦していたダニエル・オートゥイユだが、それをなかったことにして歌手(再)デビューした。作詞は本人だが、作曲はルイーズ・アタックのガエタン・ルーセル。クリップにはファニー・アルダンが出演。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 28, 2021
BB Brunes – Dis-moi (2007) https://t.co/QHx6ZnwXDd フランスガキロックの代表格であったベベ・ブリューヌの2007年のデビューアルバムBlonde comme moiの収録曲。この頃はガチャガチャしたガレージっぽい音だったが、2012年のサードアルバムからはソフトなポップロック路線になる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 29, 2021