Marinは「海の」という意味の形容詞、「船員」という意味の男性名詞で、marineという女性名詞は「海軍」を意味するわよ。ネイビーブルーbleu marineは海軍の制服の色で、このmarineは形容詞の女性形ではありません。また、男性名詞marineは米軍海兵のことで、複数形marinesはよく英語風にSを読みます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 27, 2021
月曜から金曜までのフランス語の曜日の名前は月火水木金の星の名前と対応するけれど、土曜日と日曜日は違うのよ。土曜日samediは「安息日(sabbat)」から来ていて、日曜日dimancheは「主日」の意味なの。他の曜日名はキリスト教以前のローマ時代の名残だけど、土日はキリスト教用語から来ているのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 28, 2021
Bonの比較級はmeilleurなので、de bonne heure(朝早く)のような成句でも比較級は原則的にde meilleure heureになるわね。でもambiance bon enfant(よい子の雰囲気)のような場合の比較級はたぶんmeilleur enfantではなくてplus bon enfantになるでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 29, 2021
Malnutrition(栄養不良)は普通の仏単語に見えるけど、実は英単語を借用したanglicismeなのよ。それでもほぼその認識がないわね。このmalnutritionはアンバランスな食事によるもので、dénutritionは病理的な栄養不良、sous-alimentationは十分に食事ができないことによる栄養不良のことよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 30, 2021
Melonという男性名詞は果物のメロンのことだけど、melon de Bourgogneはミュスカデ(muscadet)ワインに使われる葡萄の品種よ(原産地ブルゴーニュではあまり使われない)。また、chapeau melonは「山高帽」のことで、複数形はchapeaux melonになるわ。この帽子のことは単にmelon(s)ともいうわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 1, 2021
Sous-estimer(過小評価する)はトレデュニオンを使うけれども対義語のsurestimerの方にはトレデュニオンがないのよ。Sous-estimerの過小評価の対象は人でも物でもありうるけど、類義語mésestimerは対象が人に限られます。またméconnaiîtreは「真の価値に気づかずに見誤る」ことね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 2, 2021
Créoleは男性名詞としては「クレオール語」を意味するけれど、男女両方に使われる名詞は「(旧)植民地で生まれた白人」という意味なのよ。日本語の「ハーフ」に当たる単語はmétis(se)で(男性形でも語末のSを発音する)、特に白人と黒人の混血はmulâtreと呼ばれます。あまり使われなくなった単語ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 3, 2021
【今週の一曲】Hubert Lenoir ft. Bonnie Banane – Octembre (2021) https://t.co/yjrKbwB7BF
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 27, 2021
Képa – Eldorado ft. Sarah McCoy (2021) https://t.co/vfcxecKWbF ケパことバスティアン・デュヴェルディエはバイヨンヌ出身で、ドブロを弾くブルーズミュージシャン。有名なスケートボード選手だったが、病気のために引退してミュージシャンになった。案外アメリカーナ臭さがなく洗練された雰囲気。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 27, 2021
Baccara – Parlez-vous français ? (1978) https://t.co/PR4sei1qoo 1978年ユーロヴィジョンパリ大会にルクセンブルク代表として出場したスペインの女性デュオ、バカラがフランス語で歌ったディスコ曲で、邦題は「誘惑のフランセ」。キッチュ好きの人には楽しめるかもしれません。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 28, 2021
Malik Djoudi ft. Lala &ce – Point sensible (2021) https://t.co/i4axPYKCGd フランスの新しいシンセポップの騎手、マリック・ジュディのサードアルバムTroie(数字の3ではなくてギリシアのトロイア)から、注目の女性ラッパー、ララ・エースをフィーチュアした曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 29, 2021
Nina Savary – Par millions (2021) https://t.co/7DkwgOIDa6 ニナ・サヴァリーは俳優・演出家の故ジェローム・サヴァリーの娘で、女優・歌手である。アルバムNext Level Soap Operaはフランス語と英語で歌っている。映像喚起力があるメランコリックなポップス。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 30, 2021
Claude Lombard – Quand tu reviendras (1968) https://t.co/q6sLVXmuYI 1945年ブリュッセル生まれの歌手クロード・ロンバールは80年代以後数々のアニメの主題歌を歌い、アニソンの女王と呼ばれた。これは1968年にベルギー代表としてユーロヴィジョンに出たときの映像。2021年9月に亡くなった。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 1, 2021
Adrien Gallo – Les crochettes de mai ft. Vanessa Paradis (2021) https://t.co/uMZX1J97U9 1989年パリ生まれのアドリアン・ガロはBBブリューヌのヴォーカリスト。7年ぶりのソロアルバムLa où les saules ne pleurent pas(柳が泣かないところ)から、ヴァネッサ・パラディとのデュエット。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 2, 2021
Gérald de Palmas – Tomber (2000) https://t.co/rZy7PHbuu2 ジェラルド・ド・パルマスは1967年にレユニオン島サンドニ生まれの歌手。ミリオンセラーヒットアルバムMarcher dans le sableから、マクシム・ル・フォレスティエが歌詞を書いた歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 3, 2021