「無頓着な」という意味の形容詞négligentは動詞négligerの現在分詞négligeantと少し綴りが違うことに気をつけてね。一方、「親切な」という意味で使われる形容詞(文章語)obligeantは動詞obligerの現在分詞と同じ綴りです。名詞についても、それぞれnégligenceとobligeanceね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 25, 2021
Niはni… ni…という繰り返しで使うことが多いけど(Je ne prends ni lait ni sucre)、sansの後ではJe prends du café sans lait ni sucreのような使い方をするわね。また、Il ne veut ni ne peut refuser(彼は断りたくないし、断ろうと思っても断れない)のような用法もあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 26, 2021
A ou Bやni A ni Bが主語の場合、動詞はよく複数形になるけれど、論理的には主語が一つでしかありえないようなときには単数形にすることもあるわね。よってたとえばPierre ou Paul sera colonel de ce régimentのように書くことになるけど、このseraをserontに変えても間違いではないようです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 27, 2021
病気の人に「お大事に」と云いたいとき、「自分のことを大事にしてください」という意味でSoignez-vous bien(あるいはSoigne-toi bien)と云うことができるけれど、「早くよくなってください」と考えてBon rétablissementと云うこともできるわね。同じ機会に両方とも云うことができます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 28, 2021
フランス語の綴りを理解するためには、特に脱落性のEのせいで、音節の切り方に音声上の音節、綴り上の音節の二種類があることを理解する必要があるわよ。たとえばcaresseは音声上は2音節(ca·resse)、綴り上は3音節(ca·res·se)の単語です。綴り上の閉音節resのEはアクサンがなくてもエの音になるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 29, 2021
日本語は発音上の区切りの最後の音節の母音が弱くなる傾向があるわね。「です」、「ます」が代表的で、ウ段とイ段の母音に顕著だけど、他の母音もかなり弱いの。フランス語を話すときは、逆に区切りの最後の音節の母音を必ず強くはっきり発音しましょう。これに気をつけるだけでかなり違うわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 30, 2021
Poticheはpot(壺)の派生語の女性名詞で、特に中国や日本の陶磁器の壺を意味したわよ。これが現代語では「お飾りの人物」の意味で使われるようになったの。一方、よく似たposticheは形容詞で、「偽物の」の意味で使われます。ときに前者が同格で形容詞的に用いられることがあるので注意が必要ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 31, 2021
【今週の一曲】Aquaserge – Un grand sommeil noir (2021) https://t.co/uMtpXYoSwl
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 25, 2021
Nesles – Pégase (2021) https://t.co/XiFWw1p7J4 フロラン・ネールはパリでコンサートやフェスティヴァルを主催する傍ら、自らの作品も発表するミュージシャンでもある。2009年のデビュー以来の3作目のアルバムArsenicはこのアコースティックバラードで幕を開けるが、音楽性は多彩である。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 25, 2021
Jean-Philippe André – Georges (1978) https://t.co/0qCLKtWIIY ジャンフィリップ・アンドレという歌手は1978年にテレビ局TF1の新人歌手コンテストに優勝したらしいが、このジョルジュ・ブラッサンスに捧げた歌のシングル1枚しか残していない。ブラッサンスは2021年に生誕百周年を迎える。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 26, 2021
P.r2b – Rayons gamma (2021) https://t.co/QhIzk0qPfO P.r2b(ペエールドゥベ)ことポーリーヌ・ランボー・ド・バラロンは1990年シェール県生まれのエレクトロポップのミュージシャンで、これは待望のデビューアルバムRayons gamma(ガンマ線)のタイトル曲。よく練られたメロディーが秀逸。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 27, 2021
Lizzy Ling – Embrasser Brassens (2021) https://t.co/16YcRH2PL7 リジー・リングは1990年代初頭から活動している女性歌手。日本でも数多くのコンサートを開いたことがあるらしい。これは2021年に生誕百周年を迎えた大歌手ジョルジュ・ブラッサンスに捧げた控えめなエレクトロポップ風味の歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 28, 2021
Gaspar Claus – Une foule (2021) https://t.co/tJn2i0wSqm ガスパール・クロースは1983年生まれのチェロ奏者で、クラシック畑の出身だがさまざまなジャンルのミュージシャンとの共演で知られる。アルバムTancadeのタイトルは出身地の南仏バニュルスの浜辺の名前だそう。(インスト曲)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 29, 2021
Pharaon de Winter – L’habitacle (2021) https://t.co/oJ1O8IwLk3 優れたメロディーセンスが光るマクシム・シャムーを中心としたユニット、ファラオン・ド・ウィンテールの6年ぶりのセカンドアルバム、France forêtsから。シリアルキラーをテーマにしたコンセプトアルバムだ。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 30, 2021
Patricia Kaas – Mademoiselle chante le blues (1987) https://t.co/8YFUOqOTSa 1966年モーゼル県フォルバック生まれの歌手パトリシア・カースのデビューヒット曲。フランスのヒットメイカー、ディディエ・バルブリヴィアン作。最初はニコレッタ向けに書いた歌らしい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 31, 2021