Votre maladie est psychiqueは「あなたの病気は心因性のものです」という意味。よく似ているとはいえ、ここでpsychologiqueを使うと「心理(精神)に関わる病気」ということになって意味が変わるわね。それぞれ[psiʃik]、[psikɔlɔʒik]という発音に注意して。PsychiqueのCHはシュー音よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 11, 2022
動詞の現在分詞は不変化で、過去分詞は原則的に性数変化が可能だけど、avoirを助動詞に用いる自動詞と非人称動詞の過去分詞は原則的に不変化ね。でも他動詞とされるpouvoirの過去分詞puは例外的に不変化なのよ。L'erreur qu'il a pu faireの先行詞l'erreurはfaireのCODなのでpuは変化しないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 12, 2022
Puzzleという単語は英語から借用したものだけど、[pœzœl]と読むことが多いわね。ZとLの間に母音字はないけれど、ここに強勢が来ることになります。Peuzeulという感じね。辞書には[pœzl]という発音も載っているけれど、ちょっと読みにくいです。Singleも[siŋgœl]と読むことが多いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 13, 2022
Parce queが相手が知らないだろう理由を述べるのに使うのに対し、puisqueは相手にもわかっている明白な理由を述べるために使う接続詞よ。C'est parce queは非常によく使われる言い回しだけど、puisqueの方は理由が明白であるがゆえに*c'est puisqueという形で強調できないので気をつけてね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 14, 2022
Quandで始まる感嘆文があり、たとえばQuand je vous le disais !は「だから言ったでしょう」という意味よ。見た目に反してこれは主節を省略した文というわけではなく、これで独立した文なの。Quand je pense que son fils a vingt ans !は「もう息子が二十歳なんだって!」という驚きを示す文。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 15, 2022
接続詞queが文頭に置かれる場合、動詞はほとんどの場合接続法になるわね。Qu'il ne revienne plus !やQue la chance vous sourie !などのような命令、祈願の独立節がよく使われるけど、Que le bombardement eût cessé avait fait naître de l'espoirのような名詞節を主語にした用法も稀に見られるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 16, 2022
「40代の人」のことをquadragénaire、略してquadraというけれど、[kwadʀa(ʒenɛːʀ)]と[kadʀa(ʒenɛːʀ)]という二つの発音があるわよ。「50代の人」quinquagénaireについては辞書を引くと[kɛ̃ka(ʒenɛːʀ)]と[kɥɛ̃kwa(ʒenɛːʀ)]の二つが載っているけど、後者の発音はまず耳にすることがないんじゃないかしら。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 17, 2022
【今週の一曲】Sugar & Tiger – Chagrin en spirale (2022) https://t.co/SV7KdeKwyj
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 11, 2022
Anne Paceo – Reste un oiseau (2022) https://t.co/9Y8eSPb29e アンヌ・パセオは1984年生まれのジャズドラマーで、西フランスの町ニオールの出身。アルバムS.H.A.M.A.N.E.Sの収録曲。歌詞がない歌だが女性コーラスをフィーチュアしている。どことなくオリエンタルな雰囲気の曲だ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 11, 2022
Zaho – C'est chelou (2008) https://t.co/7YmGWWu5ud ザオことザヒラ・ダラビッドは1980年アルジェ生まれのR&B歌手だが、モントリオールで活動している。これはデビューアルバムDimaに収録された最初のヒット曲。題名のchelouはlouche(怪しい)の逆さことば(verlan)。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 12, 2022
Bertrand Belin – Que dalle tout (2022) https://t.co/CSogm7TROV ベルトラン・ブランは1970年キブロン(ブルターニュ)生まれのロック歌手。アルバムTambour visionの先行曲。80年代風のシンセサウンドで始まるが、怪しげなギターやストリングスなどをちりばめたアレンジが一筋縄でいかない。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 13, 2022
Bertrand Louis – Chemise de femme (2022) https://t.co/geQy0xjI12 ベルトラン・ルイは1968年ベルフォール生まれのミュージシャンで、2001年デビュー。前作はボードレールの詩を歌ったものだったが、7作目のアルバムChansons pour elleはヴェルレーヌの詩を歌ったもの。気取らないポップなアレンジ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 14, 2022
Nuttea – Elle vit sa vie (2000) https://t.co/DeenAvy8fv ナッティーことオリヴィエ・ララは1968年グアドループ生まれのダンスホールレゲエ歌手。2000年のヒットアルバムUn signe de tempsからのシングル曲の一つで、ゲットー暮らしの女性のことを歌ったもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 15, 2022
Marie-Flore – Mal barré (2022) https://t.co/BmokAgKKOw マリーフロールは優れたエレクトロポップのミュージシャンで、2019年にBraquageでアルバムデビューした。この曲ではなんとこの人までディスコをやっている。クリップの監督はカトリーヌの娘のエディー・ブランシャール。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 16, 2022
La Compagnie créole – Ba moin en ti bo https://t.co/3OHzfDNFhQ 80年代にフランスで多くのヒット曲を飛ばしたラ・コンパニー・クレオール。フランス語のヒット曲が多いが、このデビュー曲はクレオール語だった。1931年に初めて録音されたという作者不詳の歌。1982年のデビューアルバムに収録。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 17, 2022