「ビストロ」は隠語(argot)由来の単語なので綴りが定まっていなくて、bistrotあるいはbistroと綴るわよ。グレヴィスはbistrotの綴りを薦め、「小さなカフェや質素なレストランのことだが、見た目は簡素でも流行に乗った高級レストランも指す」と云っているわ。ロシア語語源というのは民間語源説。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 1, 2022
【私が好きな仏単語】Climatérique「危険な年回りの」(adj.)、「厄年」(n. f.)>形容詞としては主にannée (ou an) climatériqueに用いる。古い迷信では、7と9の倍数の年齢が厄年とされ、特に63歳が危険な年齢で、la grande climatérique(大厄)と呼ばれるそう。他に49歳と81歳も厄年とされる。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 2, 2022
Collationという女性名詞は、「軽食」、「(学位・聖職禄などの)授与」、「(テキストの)照合」という、かなりかけ離れていると思われる意味をもつのよ。「ことばを交わす」という発想が元にあり、夕方に僧侶が集まって会話をしながら軽食をとったことから「軽食」の意味が来ているようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 3, 2022
Commémorerという動詞は式典などで「記念する」という意味だけど、文法学者によるとcommémorer l'anniversaire (ou le centenaire)という云い方は適切ではないそうよ。これらの名詞には既に「記念」の意味が入っているので、commémorerの目的補語は「出来事」でなければならないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 4, 2022
Compendieusementという単語は「簡潔に」という意味の副詞だけど、聞き慣れない長めの単語なので反対の「長々と」という意味で理解されることがあるわよ。小学館ロベールはこの誤用とされる意味を最初に挙げているけど、いかにもこの辞典らしいわね。類義語にsuccinctement、brièvementがあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 5, 2022
「薬」のことはmédicamentというけれど、「錠剤」の意味のcompriméやcachetを日常的によく用いるわよ。後者は本来オブラートのことだけど、頻繁に「錠剤」の意味になります。「カプセル剤」はgélule、「トローチ」はpastilleということが多いわね。Piluleは特に避妊用の「ピル」の意味で使うわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 6, 2022
Impressionという女性名詞には「印象」と「印刷」の意味があり、動詞imprimerは「印刷する」の意味で使うのが普通ね。この動詞には「心に刻みつける」という意味もあるけど、「強い印象を与える、感動させる」という意味で普通に使う動詞はimpressionから改めてつくられたimpressionnerよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 7, 2022
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ https://t.co/sAXXafcsf3…
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 7, 2022
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/v9mekjqnFA
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 7, 2022
フランス語入門とA2の授業は始まったばかりなので、興味がある方は早めにお問い合わせください。木曜日午後7時30分からA1の授業を開始します。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/KOgCnGxDDZ
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) August 7, 2022
【今週の一曲】Florent Marchet – Freddie Mercury (2022) https://t.co/Cx9buVrc2i
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 1, 2022
Mes souliers sont rouges – Maraîcher mon ami (2022) https://t.co/8WWnZ5REXr 95年にアルバムデビューしたベテランフォークグループ、メ・スーリエ・ソン・ルージュ(私の靴は赤い)の8枚目のアルバムFaut se mêlerから、アメリー・レ・クレヨンをゲストヴォーカルに迎えた歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 1, 2022
Angelo Branduardi – À la foire de l'Est https://t.co/vQLbA0N4mK アンジェロ・ブランドゥアルディは1950年ミラノ県クッジョーノ生まれのカンタウトーレ。1978年のフランス語アルバムのタイトル曲。ユダヤの歌、ハド・ガドヤーを元にしたもの。ギターとヴァイオリンを持ち替えて歌う。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 2, 2022
Bertrand Belin – Alleluia (2022) https://t.co/J6FFLXDd3O ベルトラン・ブランは1970年にブルターニュ地方のモルビアン県キブロンに生まれたロック歌手。2022年のアルバムTambour Visionから。低音ヴォーカルが特徴的だ。アントン・ニューコムいわく「フランスのニック・ケイヴ」。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 3, 2022
Thomas Baignères – Pourquoi moi ? (2022) https://t.co/cQPVK0Cjoc トマ・ベニェールはルスパルクやガゾリーヌなどのグループのヴォーカリストとして活動しているが、これはソロデビューEPのタイトル曲。クリストフやダニエル・ダルクからの影響を公言し、詩人としても活動している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 4, 2022
Annabelle – Fuis, Lawrence d'Arabie (1987) https://t.co/HTxP6EwhdA 1967年パリ生まれのアナベル・ムルージは日本でも人気があったシャンソン歌手イヴ・ムルージの娘。「アラビアのロレンスよ、逃げろ」という歌で、映画予告篇風のクリップ。オリエンタルな曲調のユーロディスコ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 5, 2022
Orelsan – Ensemble ft. Skread (2021) https://t.co/oPiPxI6vGA 1982年アランソン生まれのラッパー、オレルサンことオレリアン・コタンタンの4枚目のアルバムCivilisationから。この曲のフィーチャリングとされているスクレッドことマチユ・ルカルパンティエはプロデューサー、ビートメイカーである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 6, 2022
Fabienne Thibeault – Les uns contre les autres https://t.co/Jm3Te3n9QI ミシェル・ベルジェ作曲、リュック・プラモンドン作詞の近未来SFロックオペラ『スターマニア』からの一曲。1952年モントリオール生まれの歌手、ファビエンヌ・ティボーが歌う。1979年の映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) August 7, 2022