「人の話を遮る」ことをcouper la parole à qqnというけれど、省略的にcouper qqnということがよくあるわ。Je vous coupe(ちょっと待ってください)と云って人の話を遮ることができるわね。それでもアカデミーフランセーズはcouper la parole à qqnやinterrompre qqnの使用を勧めています。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 5, 2022
疲労、発熱、不自然な姿勢を長く続けたことなどから来る筋肉痛のことをcourbatureといい、これの形容詞はcourbaturéよ。一方、courbatuは全身、特に足に倦怠感を感じている状態を示す形容詞で、馬によく使います。いずれも語源がbattreと関係があるので、1990年の改革正書法ではT二つで綴ります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 6, 2022
Eメールのことは英語そのままのe-mailあるいはmail(発音は[imɛl]、[mɛl])を用いることが多いけど、公式の言い換えとしてはcourrier électroniqueのかばん語courrielを使うことが推奨されているわ。また、Mél.はmessagerie électroniqueの略号で、Tél.にならって名刺などで使うことがあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 7, 2022
葉物野菜のクレソン、cressonのEの発音は、19世紀のリトレ辞書によると広いエで、これを曖昧母音の[ə]で発音するのは間違いとのことだけど、現在もパリやフランス北部にはこの発音が残っているようね。また、現在の普通の発音は広いエではなくて狭いエで、広いエはもともと南仏の発音だったようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 8, 2022
動詞culbuterは「押し倒す」という意味でよく使うけど、この単語を最初に使ったラブレーは性的な意味で使ったようで、今も性的な意味の用法があるわね。この動詞から派生した名詞culbuteは「でんぐり返し、とんぼ返り」の意味で使います。これの類義語にcabrioleやgalipette(話しことば)があるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 9, 2022
アクサングラーヴがついたEに他の書記上の音節が続く場合、その音節の母音は必ず脱落性のEよ(mère、pièce、célèbreなど)。同様の場合でも語頭字はèにならないの(échelon、éleverなど)。このèが最後の書記上の音節にある場合、続く子音字は発音しないSよ(accès、près、grès、cyprèsなど)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 10, 2022
「出来事」を意味する名詞の伝統的な綴りはévénementだけど、1990年の改革正書法ではévènementと綴るわよ。脱落性のEをもつ書記上の音節の直前のEにはアクサングラーヴがつく方がふつう発音に則しているからね。同様にje céderaiのような活用についてもje cèderaiという合理的な綴りが提案されたの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 11, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 11, 2022
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フランス語入門とA2の授業はまだあまり進んでいないので、興味がある方は早めにお問い合わせください。木曜日午後7時45分からのA1の授業もまだあまり進んでいません。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/JyMoVNy4Gl
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 11, 2022
【今週の一曲】Follo – Divine (2022) https://t.co/lugxTmluE6 (インスト曲)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 5, 2022
Poltergeist – Angst vor dem Bösen (2021) https://t.co/f4ojyLNOxy ポルターガイストことアリ・ジラールは2002年生まれ、シャロンスュルソーヌ出身のエレクトロミュージシャン。70年代末から80年代初頭のポストパンク色が濃い音楽で、当時コールドウェイヴと呼ばれた音楽を思わせる。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 5, 2022
Tangui – Amour combat (1987) https://t.co/YG90GE9fb2 タンギーことマリアンヌ・リクスはおそらくベルギーの女性歌手で、この一曲しか残していないが、テレビには何度か出演したようである。これはFR3の夏休み期間中の番組、40° à l'ombreの映像。当時の典型的なユーロディスコ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 6, 2022
Vincent Delerm – L'attrape-cœurs (2022) https://t.co/oLs3izWjzA 1976年エヴルー生まれのアーティスト、ヴァンサン・ドレルムのデビュー20周年2枚組アルバム、Comme une histoire / Sans parolesの収録曲。題名はサリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』の仏語題。明るい曲調のよい曲だ。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 12, 2022
Zuukou Mayzie – Inception ft. Freeeze Corleone (2022) https://t.co/eLaVYJKgZh セネガル出身のズクー・メイジーことユスフ・シーはラップグループ、ラリーグデゾンブル(667)のメンバー。アルバムLe film : le commencementは全曲が映画の題名を冠しているコンセプトアルバム。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 8, 2022
Santiana – Petite femme (1974) https://t.co/PSDJzkR4u2 サンティアナことジャンピエール・ダミコは1949年チュニス生まれの歌手で、70年代に数枚のシングルと一枚のアルバムを出した。いかにも当時のドラマチックな歌で、女声コーラスも雰囲気が出ている。ノスタルジー好きの人なら楽しめるかも。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 9, 2022
Tiakola – Si je savais (2022) https://t.co/OEf07iJ97V ティアコラことウィリアム・ムンダラは、セーヌサンドニ県ラクールヌーヴ出身のコンゴ系フランス人のラッパー。ラップグループ、カトルクースのメンバー。これはソロデビューアルバムMéloの収録曲。メロディアスなフローが聴きやすい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 10, 2022
Lorie – Près de moi (2000) https://t.co/pwlhYH4HrV ローリー・ペステールは1982年ヴァルドワーズ県生まれの歌手。2000年代前半に「フランスのブリットニー・スピアーズ」と呼ばれてよく売れた。これは最初の大ヒット曲だが、今やただの懐メロ。近年は女優として活動している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 11, 2022