「ごみ」は一般にorduresといい、déchetsには「廃棄物」の響きがあると云えるかもしれないわね。両方ともこの意味では複数形を用いるわよ。後者のリサイクルのための「廃棄物置き場、処理場」はdéchetterieと綴ることが多いけど、アカデミーフランセーズはdéchèterieという綴りを採用しています。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 12, 2022
アンヌ・ド・モンモランシー(Anne de Montmorency)やアンヌ・ド・ノアイユ(Anne de Noailles)などは女性のような名前をしているけれど、男性の公爵よ。「(イエスを捕へ、縛りて)先づアンナスの許に曳き往く」と伝えるヨハネ福音書18章13節から来た名前ね。英語ではAnnasと綴ります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 13, 2022
「マッシュルーム」のことをchampignon de Parisというわね。農産物がパリの名前を冠しているのは珍しいけど、実際にこのきのこはパリのカタコンブなどの地下で栽培されていたの。それでも1900年の万国博覧会やオリンピックに合わせた地下鉄工事のために、パリでは栽培されなくなったそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 14, 2022
Doublerは「二倍にする、二重にする」という意味で(doubler sa fortune「財産を二倍にする」)、dédoublerは「二つに分ける」という意味でよく使われるわね(dédoubler une classe「クラスを二つに分ける」)。一方、redoublerの接頭辞re-には強める意味があり、よく「留年する」の意味で使うわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 15, 2022
「結局」という意味の成句にen définitiveがあるけど、どうして女性形になっているのかわからないわね。これはもともとen sentence définitive(最後の判決で)を省略したもので、ほぼ同義のen jugement définitifを省略したen définitifという言い方もあったけど、こちらはほぼ使われないのだそう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 16, 2022
「歯並び」の意味でdentitionという単語が用いられることがあるけど(Vous avez une belle dentition)、この単語の本来の意味は子供の「歯牙形成」の意味で、「歯並び」の意味ではdentureを用いた方がいいとアカデミーフランセーズは云っているわ。「入れ歯」はdentierよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 17, 2022
体臭を抑える「デオドラント」のことは普通déodorantといい、アカデミーフランセーズは英語から借用したこの単語(anglicisme)を嫌ってdésodorantを提案したけど、残念ながらこちらはほとんど使われないわね。体臭に限らない「消臭剤」のことはdésodorisantといい、こちらの方は普通に使います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 18, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 18, 2022
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フランス語入門とA2の授業はまだあまり進んでいないので、興味がある方は早めにお問い合わせください。木曜日午後7時45分からのA1の授業もまだあまり進んでいません。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/kjtvVkUzIT
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 18, 2022
【今週の一曲】Trio SR9 – Super Rich Kids ft: Malik Djoudi (Frank Ocean cover) (2022) https://t.co/nAXqRY9CWC (英語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 12, 2022
Stavo – Réunion ft. Freeze Corleone (2022) https://t.co/pxdEQdVQdR スタヴォはコンゴとアンゴラにルーツをもつラッパーで、セーヌサンドニ県スヴランのラップグループ、トレーズ・ブロックのメンバー。以前に共演があるフリーズ・コルレオーヌをフィーチュアしたナンバー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 12, 2022
Carol Arnauld – C'est pas facile (1986) https://t.co/b81LkKNBe7 キャロル・アルノーは1961年生まれの歌手で、このヒット曲だけで知られる一発屋。交通事故で亡くなった兄弟について歌ったドラマチックな悲しい歌である。本人は2022年9月に癌で亡くなった。
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Kent – Ma ville (2022) https://t.co/EtP9ahcSMp ケントことエルヴェ・デスペスは1957年リヨン生まれのミュージシャン。70年代にパワーポップ的なパンクバンド、スターシューターでデビューしたが、その後は地道にソロ活動を続けている。アルバムScherzandoから、リヨンの町を歌った歌。
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Santa – Popcorn salé (2022) https://t.co/S0GvKK4Flr サンタことサマンタ・コッタはニースのロックバンド、ハイフン・ハイフンのヴォーカリスト。ハイフン・ハイフンの歌は英語だが、ソロプロジェクトでは初めてフランス語で歌っている。近年のヴァリエテ復権の流れに乗ったピアノバラード。
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Géraldine Gogly – Jour à jour (1967) https://t.co/QfHwckGoYZ ジェラルディーヌ・ゴグリーは1946年パリ生まれの歌手。1967年にスイス代表としてユーロヴィジョンに出場し、Quel cœur vas-tu briser ?を歌ったが、この曲はそのシングルのB面曲。アルバムは残していない。
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Grand Corps malade, Ben Mazué, Gaël Faye – Tailler la route (2022) https://t.co/PnO9WVkNCK グラン・コール・マラッド、ベン・マズュエ、ガエル・ファイユによる7曲入りEP、Éphémère(つかの間)から。数多いラッパー、スラマーの中でもとりわけ個性的で知的な三人の共演だ。
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Patrick Bruel – Casser la voix (1989) https://t.co/gu9eGfxBOF パトリック・ブリュエルは1959年にアルジェリアのトレムセンに生まれた歌手。大ヒットしたセカンドアルバムAlors regarde収録の代表曲。熱狂的女性ファンが多いことで知られた。90年のヴィクトワール賞の映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 18, 2022