服飾などの「デザイナー」については英語のdesignerを用いることもできるけれど、stylisteという単語を使うことが推奨されているわよ。Designerの発音は[dezajnœːʀ]あるいは[dizajnœːʀ]。また、オートクチュール(haute couture)のデザイナーについてはgrand couturierということができるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 19, 2022
Détritusは「ごみ(屑)」の意味で使う男性名詞で、ラテン語から借用した単語なので本来は語末のSを発音するべきらしいけど、普通は発音しないわね。不思議な現象だけど、TLFiによると、普通複数形で使われる単語なのでこのSが複数形のSだと感じられるからではないかとのこと(résidusのように)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 20, 2022
「意見の対立、紛争」を意味する男性名詞にdifférendがあるけれど、これはもともと「違う」という意味の同音の形容詞différentの異形なのよ。これは意見の「違い」に起因するいさかいであると考えると理解しやすいでしょう。「違い」を意味する女性名詞はdifférenceで、différanceはデリダの造語。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 21, 2022
「難しい」の意味の形容詞はdifficileだけど、名詞difficultéからつくったdifficultueuxという古びた単語もあるわよ。Un homme difficultueuxは何につけても難しいことを云いだす人で、気難しいというよりは「面倒な人」という感じね。この単語をものやことについて使うのは間違いとされます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 22, 2022
「消化」はdigestionで、「消化しにくい」という形容詞はindigesteよ。これから接頭辞をとったdigesteは「消化しやすい」という意味で使うけど、アカデミーフランセーズはこの形容詞を認めず、digestibleを採用しています。アカデミー辞書にあるdigesteは古代ローマの「判例集」という男性名詞。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 23, 2022
英語のdiscountをそのまま借用した単語の発音には英語風のものもあるけど、[diskunt]という発音をよく聞くわね。フランス語ではristourneあるいはdiscompteと言い換えることが推奨されます。Discount storeはmagasin de discompte、discount priceはprix discomptéと言い換えられるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 24, 2022
Docteurという単語は本来男性形しかもたないけれど、これの女性形をどうしたらいいかについては意見が分かれるわね。古くから存在するdoctoresseという単語は-esseという接尾辞が軽蔑的に感じられるので、冠詞だけで区別するune docteur、語末にEをつけるune docteureなどが提案されているのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 25, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 25, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 25, 2022
【今週の一曲】Requin chagrin – Crush ft. Anaïs Demoustier (2022) https://t.co/LiXjQ9avrF
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 19, 2022
Éloi – Soleil mort (2022) https://t.co/SCiQv6jtF6 エロワはパリのエレクトロポップミュージシャンで、アーティスト名はエロイーズという名前から来ているようだ。セカンドEP、Pyraleの収録曲。ニューウェイヴリヴァイヴァルだが、70年代末から80年代初頭のチープなシンセポップを彷彿とさせる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 19, 2022
Amaury Vassili – Sognu (2011) https://t.co/91JUmhWIHw アモリー・ヴァシリは1989年ルーアン生まれのテノール歌手。この歌は2011年のユーロヴィジョンでフランス代表として歌ったものだが、フランス語ではなくて地方言語のコルス語で歌われている。題名は「夢」の意味(仏語のsongeに似ている)。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 20, 2022
Aloïse Sauvage – Love (2022) https://t.co/8ZM7LCZ9Tu アロイーズ・ソヴァージュは1992年生まれのアーティスト。ミュージシャン、ダンサー、女優として活動している。デビューアルバムDévorantesから2年半ぶりのセカンドアルバムSauvageから。特に路線変更はなく、前作の延長線上にある曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 21, 2022
Benoît Tranchand – J'essaie tous les taxis (2022) https://t.co/sJ4yA28D3C ブノワ・トランシャンはポストパンク~ニューウェイヴ風のエレクトロポップのミュージシャン。以前サヴォン・トランシャンというデュオのメンバーだった。EP、Les mauvesから、トークオーヴァースタイルの怪しげな曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 22, 2022
Moby & Nicola Sirkis – This Is Not Our World (Ce n'est pas notre monde) (2022) https://t.co/WSq2U9j7gX 米国コネチカット州出身のミュージシャン、モービーがフランスのベテランバンド、アンドシーヌのニコラ・シルキスをフィーチュアした曲。環境問題に関する危機感を歌った歌である。
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Mylène Farmer – À tout jamais (2022) https://t.co/5NfVmRYpz3 1961年ケベック生まれで、フランスで80年代から根強い人気を保っている歌手、ミレーヌ・ファーマーの4年ぶり12枚目のアルバムからの先行曲。ウッドキッドことヨアン・ルモワーヌの作曲。むかしからのファンにはうれしいでしょう。
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Yannick Noah – Simon Papa Tara (2000) https://t.co/KiCOCWjMM4 1991年のSaga Africa以来ヒットがなかった元テニス選手ヤニック・ノアの復活大ヒット。2000年代は歌手として成功したため、過去テニス選手だったことを知らない若者がいたという。一時歌手をやめていたが、近年また復帰している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 25, 2022