英語のefficiency(能率)をフランス語化した単語にefficienceがあり、ここからefficientという形容詞が「能率的な」ひいては「有能な」という意味で使われるようになったけど、アカデミーフランセーズはune machine efficienteなどの例を挙げつつ、人についてはefficaceを使うように勧めているわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 26, 2022
アカデミーフランセーズのサイトにDire, ne pas direという正しいフランス語の使い方に関するページがあり、近年のフランス語の誤用や新語についてのトピックが読めるわよ。アカデミーが誤用としていても普通に使う語法が多いけど、規範を知っておくのも無駄ではないわよ。 https://t.co/mjiG0uo7rE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 27, 2022
「新興国」のことをフランス語でpays émergentsというけれど、これは英語のemerging countriesに倣ったものね。動詞émergerには「水面に現れる」という意味があり、現在分詞はémergeant。対義語のimmergerは「水に沈める」という意味で、submergerはよく似た「浸す」という意味ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 28, 2022
大学の「名誉教授」のことをprofesseur émérite(éméritéではない)というけれど、このような「名誉~」について大学教授以外はhonoraireを使うのが普通ね。「名誉会員」はmembre honoraire。このémériteには「熟練の」という意味もあり、savant émériteは「碩学」のこと。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 29, 2022
「名誉」を意味する男性名詞はhonneurで、「名誉を与える」という意味の動詞はhonorerね。形容詞はhonorableが「名誉ある」、honoraireが「名誉職の」、honorifiqueが「名誉上の」の意味よ。常に複数で用いる女性名詞honorairesは「謝礼」の意味。民衆語honneurはNが二つだということに注意してね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) September 30, 2022
「退屈な」という意味の形容詞はennuyeuxだけど、動詞ennuyerの現在分詞から来たennuyantという古びた形容詞も存在するわよ。一時的にうんざりさせるのがennuyantで、常に退屈なのがennuyeuxという違いがあり、リトレはUn homme ennuyant peut n'être aucunement ennuyeuxと書いているわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 1, 2022
「理解する」という意味の動詞comprendreの代名動詞se comprendreにはÇa se comprend(「それはわかる(当然だと思う)」のような用法があるけれど、Je me comprendsという決まり文句もあるわよ。「私は私の云っていることがわかっている」、ひいては「異論はご無用」という意味になることがあるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 2, 2022
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ https://t.co/sAXXaeUj0V…
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 2, 2022
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/4E7xJlcCwa
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 2, 2022
フランス語入門とA2の授業はまだあまり進んでいないので、興味がある方は早めにお問い合わせください。木曜日午後7時45分からのA1の授業もまだあまり進んでいません。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/TMrEkt8XuQ
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) October 2, 2022
【今週の一曲】Al-Qasar – Awal اوال ft. Lee Ranaldo (2022) https://t.co/CQT4NIf3Qm (アラビア語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 26, 2022
Naudin – Les potes (2022) https://t.co/B2ZIS4UYZB ノーダンはダブルベースを弾きながらラップする変わり種。昔ながらのスクラッチを入れつつ、バックトラックはフランソワ・ド・ルーベーあたりの映画音楽のアクセントが感じられる。わけがわからないが面白い。アルバムChant contre champから。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 26, 2022
Les Francs Garçons – Quand un soldat https://t.co/4U9ITIBrvn レ・フラン・ギャルソンは60年代後半に活動したグループで、アルバムを2枚残している。これは1968年のファーストLa bombeの収録曲で、フランシス・ルマルク作のイヴ・モンタンで有名な歌「兵隊が戦争に行くとき」。1969年の映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 27, 2022
Adé – Q (2022) https://t.co/nsqEsfS5Ul アルバム2枚で解散してしまったテラピー・タクシーのアデことアデライード・シャバンヌドバルサックのソロデビューアルバムEt alors ?からの曲。テラピー・タクシーのエレクトロポップ風味は全くなく、ペダルスチールやバンジョーが響くカントリータッチの曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 28, 2022
Judah Warsky & Gilbert Cohen – L'appel du pied (2022) https://t.co/ktchbMOe3y エレクトロポップのジュダ・ヴァルスキーと、ヴェルサティルレーベルの創設者で、Gilb'Rの名前でも知られるジルベール・コーエンの共演アルバム、L'auroreから。トランス的なトラックが心地よい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 29, 2022
Sandra Nkaké – Mon cœur (2017) https://t.co/uCyytZauYx サンドラ・ンカケは1973年カメルーンのヤウンデ生まれの歌手で、女優としても活動している。サードアルバムTangerine Moon Wishes収録の歌。英語の歌が多いがこの歌はフランス語で歌っている。ワールドミュージックではなくジャズ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) September 30, 2022
Jeanne Added – Au revoir (2022) https://t.co/UeEPiJdP65 ジャンヌ・アデッドは1980年ランス生まれのロック歌手。3枚目のソロアルバムBy Your Sideから。レパートリーはほとんど英語の歌だが、これは珍しくフランス語の歌。硬質な感じが好ましく、個性がないようでいて個性的である。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 1, 2022
Georges Brassens – La non-demande en mariage https://t.co/iXYnGGdxAZ フランスを代表する歌手の一人、ジョルジュ・ブラッサンス(1921-1981)が生涯決して結婚することも同居することもなかった年上の恋人ヨハ・ハイマンのために書いた「結婚を申し込まない歌」。1967年のテレビ映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) October 2, 2022