フランスのエコロジストの政治家で大学講師でもあるサンドリーヌ・ルソーが動詞の活用を間違ったことが話題になったわ。Nous avions la gorge qui grattions, nous avions les yeux qui brûlionsと、関係代名詞quiの後の動詞を先行詞ではなくてnousに合わせた活用をしたの。 https://t.co/gNtq46zfws
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 7, 2022
19世紀のリトレ辞書にUn acte qui viole la loi ne peut jamais être légal ; mais il peut être légitime en raison des circonstancesとあるわ。「法を犯す行為は決してlégal(適法性がある)ではないが、事情によってはlégitime(正当性がある)でありうる」ということね。区別が必要な類義語なの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 8, 2022
Lettre morte(常に単数形)はもはや効力をもたない法律の条文、「死文、空文」を意味する熟語よ。比喩的には全く効果がないものを意味します。Recommandations, avertissements, reproches sont pour lui lettre morte. 「忠告も警告も叱責も彼にとっては死文だ」という意味。馬耳東風感が強いわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 9, 2022
Lever un lièvreは「野兎を巣から狩り出す」というのが元の意味だけど、転じて「だしぬけに厄介な問題を提起する」という意味になるわよ。同じ意味のsoulever une questionという表現があるために混同が生じて、この表現をsoulever un lièvreと云うことがあるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 10, 2022
「主権国家」のことをフランス語ではÉtat souverainというわよ。「主権」を意味するのはsouverainetéという女性名詞ね。現代フランスにおいては、欧州連合(Union européenne)の連邦主義がフランス国家の主権を脅かすものだと考える人がいて、そのような考えの持ち主をsouverainisteと呼ぶわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 11, 2022
形容詞loquace(饒舌な)、名詞loquacité(饒舌)の発音は普通[lɔkas]、[lɔkasite]だけど、アカデミーフランセーズの辞書には「ときにquaの発音がcouaになる」と書いてあるわ。これは古い発音ということのようね。Aquarelleやéquateurなど少数の単語のquaは今もcouaと発音されます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 12, 2022
フランス語でいつ頭文字を大文字にするのかというのはなかなか難しい問題ね。たとえば「月」についてluneとLuneの両方を目にすることがあるけど、普通は小文字を用い、天体名としては大文字になるということらしいわ。これはsoleilについても同様だけど、他の星の名前の頭文字は一般に大文字よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 13, 2022
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ https://t.co/sAXXafcsf3…
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 13, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 13, 2022
フランス語B1の新規授業が土曜日午後2時45分から始まりました。興味がある方はお問い合わせください。フランス語入門とA2の授業、木曜日午後7時45分からのA1の授業はまだ途中からの参加ができるかと思います。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/YSaUBsJeIv
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 13, 2022
【今週の一曲】Yoa – Chanson triste (2022) https://t.co/1j5gcJgQur
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 7, 2022
Dosseh – Amsterdam ft. Lacrim (2022) https://t.co/YYDPysBFYl ドセー・ドリアン・ングムは1985年オルレアン生まれのラッパー。フランスのラップの重鎮であったが今は故郷のカメルーンで活動するピット・バカルディーの弟である。サードソロTrop tôt pour mourirからラクリムをフィーチュアした曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 7, 2022
Binks Beatz, Laylow – Dennis Rodman (2022) https://t.co/uRwYz0cuIJ ビンクス・ビーツはビートメーカーで、ヒップホップグループ、13ブロックなどのサウンドプロダクションを担当している。これはトゥールーズ出身のラッパー、レイローのラップをフィーチュアした曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 8, 2022
Lomepal – 50° (2022) https://t.co/lP6Oaw7l5p ロムパルことアントワーヌ・ヴァランティネリは1991年パリ生まれのラッパー。2022年のサードアルバム、Mauvais Ordreから。4ピースのバンドを従えて録音したアルバムで、ツアーもバンド編成で行っている。さりげない脱ヒップホップ的サウンド。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 9, 2022
DJ Pone (ft. Gringe et Georgio) – Remède (2022) https://t.co/0EEV0AP3oX DJポーンことトマ・パランは1978年セーヌエマルヌ県モー生まれのDJ。これはグランジュとジョルジオをフィーチュアした一曲。以前からグランジュとは付き合いがあるが、新しくジョルジオを加えた刺激的な音になっている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 10, 2022
Gilles Lacoste – Idaïda (1986) https://t.co/LBz5j5jvjB ジル・ラコストは1955年に南仏モントーバンに生まれたミュージシャン。ベーシストで、フランシス・カブレルなどのバックを務めたらしい。80年代に数枚のシングルを出したが、アルバムはない。これは唯一のヒット曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 11, 2022
Chilla – Zouh (2022) https://t.co/cWo5rdPVtd チラことマレヴァ・ラナリヴェロは1994年スイス生まれのラッパー。3年ぶりのサードアルバムEgoから。アルバムにはピアニスト、ソフィアン・パマールや人気歌手ルアーヌが参加している。以前よりもフェミニスト色が薄い、ポップな内容だ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 12, 2022
Les Rita Mitsouko – Andy (1986) https://t.co/fvwhtVq2wp 男女デュオ、リタ・ミツコの1986年のセカンドアルバムThe No Comprendoに収録されたヒット曲の一つ。このアルバムはフランスロック史に残る傑作アルバムとされる。曲名は英国の漫画アンディー・キャップから来ているそう。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 13, 2022
ユーチューブに二本目の動画を投稿したので、チャンネル登録と高評価をお願いします。