市議会のことはconseil municipalといい、conseilの頭文字が小文字だけれど、Conseil d'État(国務院)やConseil européen(欧州議会)の頭文字は大文字になるのよ。国に一つのものや国際機関は大文字をとるようね。省や大学は国に一つではないのでministère、universitéと小文字になるらしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 14, 2022
フランス革命期の1791年に長さの単位mètreが法律で定められたけど、これは詩の「韻律」の意味で用いられるmètreと同じ単語よ。これはmesureの類義語で、このmesureには「韻律」と「計測」の両方の意味があるわね。詩の韻律と計測が同じ単語で表される感覚は、日本語話者にはわかりにくいわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 15, 2022
英語から借用した単語establishmentは英語風に[ɛstabliʃmɛnt]と読むけれど、managementには英語風の発音の他に[manaʒmɑ̃]というフランス語風の発音があるわよ。グレヴィスによると、manager(あるいはmanageur)はスポーツの世界で用いるべき単語で、経営者には用いないということよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 16, 2022
Marierは「結婚させる」という意味なので、「~と結婚する」という場合はse marier avec qqnというけれど、épouser(~と結婚する)は結婚相手を直接目的補語にとるのよ(épouser qqn)。地方によってはmarierをépouserのように使うこともあるそうだけど、これは誤用とみなされるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 17, 2022
フランス語が上達してくると/ə/の音を脱落させたくなってくるけれど、これはあまりやりすぎない方がいいわよ。たとえばmonsieurの/ə/を読まずにm'sieuと発音するのはぞんざいな発音と考えられます。グレヴィスは「子供がよくこう発音する」と書いているわ。名字につくdeも/ə/を発音します。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 18, 2022
フランス語では「清書する」をmettre au net、あるいはmettre au propreと云うわよ。ここで使われているnetやpropreは形容詞が名詞化されたものね。Il a mis son devoir au net.(彼は宿題を清書した) Tous mes dossiers sont au netは「私の書類は全部きちんと整理されている」という意味。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 19, 2022
車輛のプレートナンバーをnuméro d'immatriculationというけれど、かつてはnuméro minéralogiqueと呼ばれたのよ。どうして「鉱物番号」なのか不思議だけど、1929年まで車輛登録が鉱山局の管轄だったところから来ているそう。Plaque minéralogique(ナンバープレート)など今も耳にすることがあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 20, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 20, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 20, 2022
フランス語B1の新規授業が土曜日午後2時45分から始まりました。興味がある方はお問い合わせください。フランス語入門とA2の授業、木曜日午後7時45分からのA1の授業はまだ途中からの参加ができるかと思います。入門には土曜日午後4時半からのものと水曜日午後1時からのものがあります。 https://t.co/GImjATubaf
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 20, 2022
【今週の一曲】Vald – Laisse tomber (2022) https://t.co/Yc4V5k8FC5
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 14, 2022
Stan Mathis – Excuse My French (2022) https://t.co/G3jtH9AhdU スタン・マチスはリヨンのミュージシャンで、ブルーズロックのギタリストとしてスタートした。前作ではエレクトロロックをやっていたが、アルバム57.75はルーツ回帰した作品だそうである。シンプルな激しいロックである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 14, 2022
Gérard Jaffrès – Dix filles à marier https://t.co/IYI2aQNSLG ジェラール・ジャフレは1956年ブルターニュ生まれのミュージシャン。1999年のアルバムAu creux de la terreの収録曲を2010年ブリュッセルのコンサートで演奏したときの映像。ケルト民謡風だがオリジナル曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 15, 2022
Le Rat Luciano – IAM (2022) https://t.co/rk2uEyMN7k ル・ラ・ルチャーノことクリストフ・カルモナは1976年マルセイユ生まれのベテランラッパーで、フォンキー・ファミリーのメンバー。2000年のソロデビューアルバム以来のセカンドアルバムが期待されている。曲は同郷の先輩ラップグループの名前。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 16, 2022
Souad Massi – Une seule étoile (2022) https://t.co/JU0ppx8ASP スアッド・マッシは1972年アルジェ生まれの歌手。10枚目のアルバムSequanaから、フランス語の歌。アルジェリアのミュージシャンの中でフランスでよく知られている人の一人。曲調がオリエンタルなフォーク的音楽。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 17, 2022
The Supermen Lovers ft. Mani Hoffman – Starlight (2002) https://t.co/rc7kfNPNQK ザ・スーパーメン・ラヴァーズは1975年パリ生まれのミュージシャン、ギヨーム・アトランのソロプロジェクト。フレンチタッチを代表するヒット曲の一つ。英語で歌っているマニ・オフマンもフランス人。
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Tryo ft. Mike et Riké – La main verte x Douanier 007 (2022) https://t.co/p71ndeNscd レゲエグループ、トリヨの25周年記念ライヴアルバムTout au tour収録のトラックで、盟友シンセミリアのメンバー、リケとマイクをゲストに迎えたもの。他にも多彩なゲストが客演している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 19, 2022
Gims – Maintenant (2022) https://t.co/MTL4E8QsGU ギムスは1986年キンシャサ生まれのラッパーで、人気ラップグループ、セクシオンダソーのメンバー。2022年はセクシオンダソーの10年ぶりアルバムが出るはずだったがお蔵入りになった。これはソロアルバムLes dernières volontés de Mozartの先行曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 20, 2022
ユーチューブに二本目の動画を投稿したので、チャンネル登録と高評価をお願いします。