Mixteという形容詞は「混成の」という意味だけど、特に「男女混合の」の意味で使うことが多いわね。共学の学校はécole mixteで、混合ダブルスはdouble mixteです。名詞はmixité(男女の混在)よ。一方、couple mixteは宗教や国籍などの違いを問題にした「混成カップル」の意味で理解されるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 21, 2022
「グローバル化」のことをフランス語ではmondialisationといい、動詞にはmondialiserを用いるわよ。フランス語でglobe terrestreは「地球(儀)」を意味するけど、globalという単語は「全体の」という意味で、世界と関係ありません。だからアカデミー辞書はglobalisationという単語を認めていないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 22, 2022
Faire montre deという表現は、補語に所有形容詞がつくと「見せびらかす」という意味になり、しばしば軽蔑的なニュアンスを伴うそうよ。Il fait montre de sa richesse.(富をひけらかす) 限定詞がつかないと単に「示す」という意味になるようね。Elle fait montre de courage.(勇気を示す)
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 23, 2022
「極東」のことはExtrême-Orientといい、「中東」はMoyen-Orient、「近東」はProche-Orientというわね。Moyen-Âge(中世)と同様に、Moyen-Orientのmoyenの鼻母音は口むろ母音になり、[mwayɛnɔʀjɑ̃]という発音になります。形容詞はトレデュニオンを使ったmoyen-oriental。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 24, 2022
「任命」、「ノミネーション」のことはnominationといい、これは正しいフランス語だけど、ここから類推して「ノミネートされた人」のことをnominéと呼ぶのは通例間違いだとされるのよ。この名詞に対応する動詞はnommerなのでnomméと呼ぶか、あるいはsélectionnéと呼ぶべきだとされるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 25, 2022
規則などの「遵守」の意味で使う名詞にobservanceがあるけれど、これは特に宗教的規則について用いる名詞なのよ。まるで宗教的なものであるかのように規則を遵守することについても使うけど、宗教と関わらない場合にはobservationを使うことができるわね。この単語には「観察」以外の意味もあるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 26, 2022
Olympiadeという女性名詞は古代ギリシアのオリンピック間の4年間を意味する単語で、これをオリンピック大会の意味で使うのは不適当だというのがアカデミーフランセーズの見解よ。オリンピック大会についてはjeux OlympiquesとJeux olympiquesの二種類の綴りがあるわね。普通Xをリエゾンします。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 27, 2022
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 27, 2022
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【今週の一曲】Flavien Berger – D'ici là (2022) https://t.co/dFmuxV4EeH
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 21, 2022
Nuit incolore – Ep. 6 : Crush (2022) https://t.co/ZN4yHpGoIu ニュイ・アンコロール(無色の夜)ことテオ・マルクレーはベトナム系スイス人ミュージシャン。内省的な感覚のR&Bを歌う。これは連作EP、Histoire de nuit(夜の物語)の2枚目に収録された歌。題名のEpはエピソードの意味。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 21, 2022
Grégory Turpin – Psaume de la création (2014) https://t.co/wAZOiBi3xr グレゴリー・テュルパンは1980年南仏アリエージュ県生まれの歌手。米国と違ってフランスには信仰を歌うポップスアーティストが少ないが、この人は珍しく神についてばかり歌っているカトリックの歌手である。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 22, 2022
Bigflo et Oli ft. Vald – Fan (2022) https://t.co/arscgJ4NFR トゥールーズ出身の人気兄弟ラップデュオ、ビッグフロー・エ・オリがヴァルドをゲストに迎えた一曲。4枚目のアルバム、Les autres c'est nousの収録曲。スターにはなったものの、本当はただのファンでしかないと歌う歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 23, 2022
Novaé Lita – Chifoumi (2022) https://t.co/NhEHSlMsNW ノヴァエ・リタはパリ出身のアーティストで、ウクライナ人の父親とアンティーユ出身の母親をもつという。デビューEP、Phantasiaからの曲。リズムにどことなくカリブのニュアンスが感じられるエレクトロポップ。題名は「じゃんけん」の意味。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 24, 2022
Erick Cosaque – A koz don biyé san fwan (1998) https://t.co/6M1o3imcCl エリック・コザックは1952年グアドループ島生まれのアーティスト。奴隷制度下で生まれた音楽グウォカのミュージシャンである。クレオール語の歌だが、題名はÀ cause d'un billet de cent francsのことだろう。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 25, 2022
Süeür – Noir=Dark (2022) https://t.co/fgUJXKQpw9 スュウール(汗)は2020年のデビューアルバムでは二人組だったが、2022年のセカンドアルバムAnankéではテオ・ショルビのソロプロジェクトになった。ラップとポストパンクを融合させたサウンドがユニークで、大変によい。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 26, 2022
Stephan Eicher – Le plus léger du monde (2022) https://t.co/taf4Jkvgy2 1960年スイスのベルン近郊に生まれたステファン・エシェールの2022年のアルバムOdeからの曲。ドイツのミュージシャン、ニルス・コプルフとギスベルト・ツー・クニュプハウゼンの歌Die Aussichtのフランス語カヴァー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 27, 2022
ユーチューブに二本目の動画を投稿したので、チャンネル登録と高評価をお願いします。