Plainteは「不平、苦情」という意味の女性名詞だけど、porter plainteという熟語は「告訴する」という意味よ。動詞にdéposerを使ときには冠詞をつけてdéposer une plainteと云います。いずれも告訴の相手はcontreで示すわよ。この名詞と同族の動詞plaindreは「哀れむ」という意味ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 5, 2022
ミレーの絵「種蒔く人(Le Semeur)」を見ればわかるように、semerは小さな種(graine)をぱらぱらとまくときに使う動詞よ。じゃがいものような種芋の場合はsemerではなくてplanterを使うのが普通で、semerを使うのは方言のようね。Planterは球根(bulbe)や塊茎(tubercule)に使うことが多いようです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 6, 2022
男性名詞plasticは「プラスチック爆弾」の意味で、英語から借用した単語よ。第二次大戦中、英国軍が仏レジスタンスを支援するためにパラシュートで届けた爆弾の包みのplastic explosiveから来たとのこと。「可塑性の」という意味の形容詞、素材のプラスチック(男性名詞)はplastiqueという綴りよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 7, 2022
フランスの「病院(hôpital)」は公的医療機関で、病人が直接行くところではないわよ。病人は普通個人経営のcabinet médicalに行きます。私立の病院はcliniqueと呼ばれることが多く、多くの診療科をもつ総合病院はpolycliniqueね。同音異義語のpolicliniqueは「外来患者診療所」。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 8, 2022
最新版アカデミー辞書はpoliticienという男性名詞に「政界における地位や役職によって、政党間闘争や策謀に長けている人物」という定義を与えているわよ。他の辞書の定義はこれほど極端ではないけど、軽蔑的なニュアンスがある単語ね。「政治家」はhomme politique、femme politiqueといいます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 9, 2022
「散歩する」は代名詞se promenerなので、「散歩に行こう」はAllons nous promenerね。うんざりした相手にAllez vous promenerと云うと、「散歩にでも行けよ」という人を追い払うことばになります。でもenvoyerを使った「私は彼を追い払った」はJe l'ai envoyé promenerで、代名動詞を使わないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2022
Ces deux personnes se ressemblent comme deux gouttes d'eauは「この二人は瓜二つだ」という意味だけど、直訳的には「二滴の水のように似ている」ということね。Il lui ressemble comme deux gouttes d'eauの場合、comme deux gouttes d'eau (se ressemblent)の動詞が省略されたと考えるのが妥当ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 11, 2022
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ https://t.co/sAXXafcsf3…
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 11, 2022
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/Cywn3dXku1
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 11, 2022
どのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですので、興味がある方はお問い合わせください。 https://t.co/XoJNIal4cR
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 11, 2022
【今週の一曲】Matmatah – Brest-même (2022) https://t.co/CVsG8hhDhs
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 5, 2022
Zaho de Sagazan – Les dormantes (2022) https://t.co/1pvDvEz7Vw ザオ・ド・サガザンは大西洋岸の町サンナゼール出身の女性歌手。80年代風エレクトロポップは今のフランスに飽きるほどたくさんあるが、この人は深みのある低い声とディクションが特徴的で、耳を引きつけられる。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 5, 2022
Jean Poiret – Une vache à mille francs https://t.co/saOvqKbNOn ジャン・ポワレ(1926-1992)はパリ生まれの俳優で、日本でもよく演じられる劇La Cage aux follesの作者としても知られる。これはジャック・ブレルのLa valse à mille temps(千拍子のワルツ)のパロディーで、「千フランの牝牛」。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 6, 2022
André Manoukian – Soufi Dance (2022) https://t.co/3MxAknS1MZ アンドレ・マヌーキアンは1957年リヨン生まれの哲学的ミュージシャンで、お茶の間人気がある。2022年のアルバムAnouchはアルメニア人の祖母の名前を冠したもので、ルーツ探しから生まれたオリエンタルなジャズ作品。(インスト曲)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 7, 2022
BlauBird – L'ombre de mon amant (2022) https://t.co/wS5Jb2fcrv ブローバードことロール・スラビアックはクラシック出身の歌手。Le ciel est partoutはこのソロプロジェクトのセカンドアルバム。これは前半がフランス語、後半が英語で、ストリングスをバックにしたドリーミーな歌。音楽性は広い。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 8, 2022
Antoine Tomé – Je suis entré en toi par la fenêtre (2021) https://t.co/ayHTMFl6BK アントワーヌ・トメは1951年ピュイドドーム県生まれのミュージシャン、俳優で、声優としても知られている。トリカルドンという三弦楽器の発明者でもある。これは「僕は窓から君に入った」という奇妙な題名の歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 9, 2022
KT Gorique – Oe la Peace (2022) https://t.co/S9lSLSaniG コートディヴォワールのアビジャン出身のカテ・ゴリックはスイスで活動する女性ラッパー。EP、New Babylonから。自分の音楽スタイルをフューチュアルーツと呼んでいて、ラップとレゲエをミックスしているが、この曲の末尾はダブっぽくなる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 10, 2022
Michel Jonasz – J'veux pas qu'tu t'en ailles https://t.co/0x2otMoDII 1947年パリ近郊ドランシー生まれのミュージシャン、ミシェル・ジョナスの1977年のサードアルバム、Michel Jonaszからのヒット曲。ソウルやジャズの感覚をもった歌手で作曲センスが優れているが、特にこの曲の展開は秀逸。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 11, 2022
フランス語のEの読み方、綴り方は特に独学舎にとって難しいものなので、これから数回にわたって動画で説明する予定です。これはその第一回です。チャンネル登録と高評価をお願いします。