Moudre([粉に]挽く)という動詞の過去分詞はmouluで、粉のコーヒーはcafé mouluとして売られているけれど、直説法現在の活用が特殊で、je mouds, tu mouds, il moud, nous moulons, vous moulez, ils moulentなのよ。単純未来はje moudrai、半過去はje moulais、接続法現在はque je mouleです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 2, 2023
「増大する」という意味の自動詞croîtreと「増大させる」という意味の他動詞accroîtreの活用はよく似ているけれど、croîtreの活用においてcroireとの区別のためについているアクサンシルコンフレクスが、accroîtreの活用にはつかないのよ。たとえば直説法現在はje croîsに対してj'accroisね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 3, 2023
Cet homme-ci(この男)やcette femme-là(あの女)のように、指示形容詞ce+名詞に副詞ciとlàがつくときにはトレデュニオンを伴うけれど、この名詞の後に形容詞や補語などがついているときにはトレデュニオンがつかないのよ。Ce centre-ciと書くのに対し、ce centre de formation ciと書くの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 4, 2023
必ずしも常に尊重されている規則ではないけれども、フランスの郵政においては住所の街路名をトレデュニオンで結ぶことが要請されているのよ。つまりavenue Victor-Hugoのような形ね。ときにrue du 11-Novembreのような見慣れない綴りの街路名を見かけることがあるけど、これはこの要請によるものね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 5, 2023
Le centième anniversaireは「百周年記念日」だけど、un centièmeは百分の一の意味ね。分数を書くとき、trois centièmesと書くと百分の三だけど、un trois-centièmeと書くと三百分の一です。このように分母の方はトレデュニオンを使ってつなぐけど、分子は百以上はつながないのが伝統的正書法です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 6, 2023
多くの辞書にvulcanologieはvolcanologie(火山学)と同義の単語と書いてあるけれど、アカデミーフランセーズによるとvulcanologieは「ゴムの加工法」のことだそうよ。Vulcanisationを辞書で引くと「(ゴムの)加硫」と出てくるわね。両方ともローマ神話の火の神ウルカヌス(Vulcain)が語源よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 7, 2023
複合時制の助動詞にêtreを使うのは移動や状態の変化を表す自動詞だけど、特に「完了相」の動詞に限られると云われるわよ。たとえばIl est allé à Parisという文において、移動が完遂されていないと「行った」とは云えません。よってvoyager(旅行する)のような動詞にはêtreが使えないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 8, 2023
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今週水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業を新規開講しますので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですので、興味がある方はお問い合わせください。 https://t.co/B5hyGsAAiq
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【今週の一曲】Sarena & Blanc Manioc – Tsindaka (2022) https://t.co/Ue3xU7dRYV
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 2, 2023
Rosie Valland – Mantra (2022) https://t.co/Pni5bp6MV1 ロージー・ヴァランはケベック州グランビー出身のミュージシャン。サードアルバム、Emmanuelleから。アルバムタイトルは本名のRose-Emmanuelleから来ているとのこと。この曲はヴォーカルを重視した端正な感覚のエレクトロポップである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 2, 2023
An Luu – Pourquoi tu me fous plus des coups ? (1988) https://t.co/hOyfb8lkRW テュイ・アン・リューはベトナム系フランス人女優で、1981年にベネックス監督『ディーヴァ』に出演した。これは「どうしてもう殴ってくれないの?」という80年代SM歌謡で、歌は下手だが妙に曲がいい。
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Grand Corps malade, Ben Mazué, Gaël Faye – La cause (2022) https://t.co/fAI3zaORTJ グラン・コール・マラッド、ベン・マズュエ、ガエル・ファイユという三人のラッパー、スラマーの共演EP、Ephémèreの収録曲。印象的なストリングスはバンジャマン・ビオレのLa superbeのサンプリング。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 4, 2023
Vickie Cherie – Arnica Montana (2022) https://t.co/9XtHZXFxPy ヴィッキー・シェリーことヴィクトリア・エスパルは、2022年に解散したエレクトロポップの男女デュオ、ザ・ピルエットの女性ヴォーカリスト。4曲入りデビューEP、Trust the Processから。題名は古くから痛み止めに使われる薬草の名前。
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Dieson Samba – Nous deux ft. Kalipsxau (2022) https://t.co/jrDV4tVOPz ディエゾン・サンバはセーヌエマルヌ県ヌムール出身のラッパー、R&B歌手。中央アフリカ共和国にルーツをもつそうだ。EP、Transitionから、レユニオン島出身の歌手カリプソとのデュエット。ズーク風歌謡。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 6, 2023
Philippe Katerine et Pierre Daven-Keller – Le roi (2022) https://t.co/eQLP8hJ16E フィリップ・カトリーヌとピエール・ダヴェンケレールというロワール地方出身の二人の奇才の共演曲。30年来の友人だが、これが初めてのデュエットだという。バスケットボールファンのカトリーヌらしい歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 7, 2023
Jeanne Mas – En rouge et noir (1986) https://t.co/Eo4jmCWchy ジャンヌ・マスは1958年スペインのアリカンテに生まれた歌手。80年代にヒットしたが、これはナンバーワンヒット。スタンダールの『赤と黒』をヒントにした歌だが、小説の題名はLe Rouge et le Noir。典型的なニューウェイヴ歌謡。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 8, 2023
フランス語の母音字Eの読み方と綴り方について説明する動画の第四回「アクサン記号がつかないE(後篇)」を投稿しました。後篇では綴り上の閉音節にあるE、アクサン記号がつかないEのさまざまな使い方にについてお話ししています。チャンネル登録と高評価をお願いします。