「酵素」の意味の名詞enzymeは19世紀後半にドイツ語から採り入れたもので、男性名詞か女性名詞か決まっていないけど、20世紀後半にさまざまなアカデミーがこれを女性名詞とすることに決めたので、女性名詞に定まりつつあるようね。古くは「酵素」の意味でdiastaseという女性名詞が使われていました。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 16, 2023
Épithèteは「付加形容詞」という意味の名詞で、現在は女性名詞だけど17世紀までは男性名詞だったそうよ。Cet étudiant est sérieuxのsérieuxのように主語等の性質・状態を示す語がattribut(属詞)で、un étudiant sérieuxのsérieuxのように名詞を直接修飾するのがépithète(付加形容詞)ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 17, 2023
「エスキモー」という名詞・形容詞はesquimau(複数形はesquimaux)と書き、これの古くからの女性形はesquimaudeだけど、男女同形の名詞として用いられることも多いわね。一方、この単語の言い換え語である「イヌイット」はinuitで、この単語は男女同形なのよ。いずれも名詞は頭文字が大文字です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 18, 2023
「人々」という意味の複数名詞gensは男性名詞だけど、これに先行する形容詞は女性形になるというきわめて特殊な単語ね。それでも男女同形の形容詞の場合は男性形とみなされるので、前にtoutがつくとき、toutes les vieilles gens、tous les habiles gensという風に見かけ上の性が変わるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 19, 2023
「人々」の意味の男性複数名詞gensの前につく形容詞は女性形になるのが原則だけど、性質、職業、状態などを示すことばがdeを伴って後続する場合は女性形にならないのよ。たとえばles vrais gens de cœur(本当の思いやりがある人)において、形容詞はvraiesではなくて男性形のvraisになるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 20, 2023
「(外国)居住者」という意味の名詞はrésidentで、「居住する」という意味の形容詞はrésidantね。「弁理公使」を意味するministre résidentにおいて、résidentは形容詞ではなくて同格名詞として用いられていると考えるべきね。プチロベールにはrésidantの名詞としての用法も載っています。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 21, 2023
「鋏(はさみ)」はciseauxという複数形を用い、単数形のciseauは「鑿(のみ)」を意味するという区別を原則的には尊重すべきだけど、作家が「鋏」の意味で単数形を使った例は稀ではないそうよ。リトレ辞書にはOn n'a pas encore mis le ciseau dans cette étoffeという例文が載っています。
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ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
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このプレイリストの動画を全部観ると、仏単語のどの位置にあるEにアクサングラーヴがつくのかという疑問が解けることでしょう。>フランス語のEについて https://t.co/xxLB98Ym2U
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先週水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業を新規開講しましたので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですので、興味がある方はお問い合わせください。 https://t.co/wQAEpH9jh6
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【今週の一曲】Mickey 3D – N'achetez pas mon disque (2023) https://t.co/HDsSqTJx4o
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Hamza – Introduction (2023) https://t.co/AUPpISePNs ハムザ・エルファリッシは1994年ブリュッセル生まれのラッパーでありビートメーカーでもある。ダムソーやシャイなどのベルギーのラッパーはもちろん、フランスのラッパーとも多くの共演作がある。2023年のサードアルバムSincèrementから。
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Angélique Kidjo – La foule (2004) https://t.co/HPNofDnmvh アンジェリック・キジョーは1960年生まれのベナン人歌手。これは2004年モントルージャズフェスティヴァルのエディット・ピアフトリビュートコンサートの映像で、ジャズピアニスト、バティスト・トロッティニョンのグループがバック。
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Mr Giscard – Oyapok (2022) https://t.co/MD4cl9h9Lz Mrジスカールは仏領ギアナ出身のミュージシャン。これは「:):」という題名のアルバムの収録曲。曲名は仏領ギアナとブラジルの国境を流れる川の名前らしい。ユーモアとメランコリーが同居したエレクトロポップで、とてもいい感じである。
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Gabi Hartmann – Mille rivages (2022) https://t.co/Ts6IEW45eW ガビ・アルトマンはパリ生まれのジャズ歌手、ギタリスト。ソロデビューアルバムにはフランス語、英語、ポルトガル語の歌が収められている。ノラ・ジョーンズなどの作曲で知られるジェシー・ハリスがプロデュース、作曲、演奏で参加。
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Barcella – T'es belle (2012) https://t.co/Y2iHcL0OSh バルセラことマチユ・ラドヴェーズは1981年ランス生まれの歌手。もともとはスラマーで、セカンドアルバムCharabia収録のこの歌も、早口な歌い方がその出自を思わせる。フレロ・ドラヴェガの2014年のヒット曲Le chant des sirènesの作者。
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Marie-Flore ft. Julien Doré – Palmiers en hiver (2023) https://t.co/7OnxwfYPzu 1986年クリシー生まれのマリーフロールはエレクトロポップのミュージシャンだが、これは生ピアノとストリングスだけをバックにしたスローナンバーである。人気歌手ジュリアン・ドレとのデュエット曲。
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Sacha Distel – Le bateau blanc (1980) https://t.co/1tbOR9Bayv 国際的に人気がありプレイボーイとしても知られたサーシャ・ディステル(1933-2004)の1980年のヒット曲。ダフト・パンクのトマ・バンガルテールの父親、ダニエル・ヴァンガルド作曲で、当時のディスコサウンドを取り入れた奇妙な歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 22, 2023