一般に複数形で用いる名詞を単数形で用いると、総称としての価値をもつことがあるわね。たとえばsoins du cheveuは「髪の手入れ」という意味になります。Travailler dans le cheveu、travailler dans la chaussureなどの表現は、それぞれ毛髪業界、靴業界で働くという意味ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 23, 2023
Émail(琺瑯)の伝統的複数形émauxは、現在では工芸品などに用い、塗料や歯科用に用いる「エナメル」の意味ではémailsという複数形を用いることが推奨されているそうよ。この単語の発音は[emaj]で、英語から来たe-mailは[imɛl]。「ネイルエナメル」についてはvernis à onglesがよく使われます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 24, 2023
プレノンをイニシャルで書くとき、AndréはA.、ÉmilieはÉ.、HenriはH.、Jean-LouisはJ.-L.のように略されるけど、CHやTHなどの二重字、子音+流音の場合は二文字で略し、CharlesはCh.、GhislaineはGh.、FrançoiseはFr.になることが多いわね。でもJésus-Christの略号はJ.-C.よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 25, 2023
「ホームメイドの」をfait (à la) maisonと云うことができるわね。このà laを略した場合もfaitは修飾する名詞に性数一致すべきなので「自家製タルト」はtarte faite maisonというべきだけど、実際にはtarte fait maisonという表現を見聞きすることがあります。Faitを省略したTarte maisonもあるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 26, 2023
Yeux du bouillonは「ブイヨンの目」ということだけど、表面に浮かんだ油の輪のことで、yeux d'une pomme de terreは「じゃがいもの目」だけど、皮にある芽のことよ。いずれも「目」がブイヨン、じゃがいもにとって本質的な関係名詞ではないので、原則的にdeの後に冠詞を伴います。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 27, 2023
「トイレ」の意味でのtoilettesは複数形なので、フランスではトイレが一つしかなくても必ずaller aux toilettesと云うけど、ベルギーではaller à la toiletteとも云うそうよ。それでも不思議なことに、フランスのトイレの掲示には単数形でTOILETTEと書いてあることがあります。謎ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 28, 2023
話しことばでun de cesという語句が非常に高い度合いを表すことがあるわよ。たとえばJ'ai une de ces faimsは「とてもおなかが空いた」という意味で、Il m'a fait une de ces peursは「彼のせいでとても怖い思いをした」ということね。本来の意味が薄くなって形容詞句になっているようです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 29, 2023
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ https://t.co/sAXXafcsf3…
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 29, 2023
このプレイリストの動画を全部観ると、仏単語のどの位置にあるEにアクサングラーヴがつくのかという疑問が解けることでしょう。>フランス語のEについて https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 29, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 29, 2023
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/KDIFSQj315
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 29, 2023
水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業を新規開講しましたので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですので、興味がある方はお問い合わせください。 https://t.co/B0fHpgkjig
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 29, 2023
【今週の一曲】Johan Papaconstantino – Bricolo (2023) https://t.co/cTP5VrHAKS
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 23, 2023
Sébastien Delage – L'Ossau (2023) https://t.co/c3EbdP718h セバスチアン・ドゥラージュはアルバム一枚だけで解散してしまったエレクトロポップデュオ、ホリデーズの片割れで、Rien comprisはソロデビューアルバム。ホリデーズとは違うフォークロックだが、哀愁メロディーセンスは変わらない。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 23, 2023
René-Louis Lafforgue – Le poseur de rails https://t.co/3CGPLaJJhV ルネルイ・ラフォルグは1928年にスペインのサンセバスチアンに生まれ、1967年に南仏アルビで亡くなった歌手。この「軌道工」という歌の1957年の映像では、ジョルジュ・ブラッサンスが伴奏のギターを弾いている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 24, 2023
Lonny – Le goût de l'orge (2022) https://t.co/MBi8oBrfrz 1994年生まれのフォークロックミュージシャン、ロニー・モンテムことルイーズ・レルミットのデビューアルバムEx-votoの収録曲。有名俳優ティエリー・レルミットの娘。ラジオ・エルヴィスのドラマー、コリン・リュセイユらがバック。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 25, 2023
Pierre De Maere – Enfant de (2023) https://t.co/xH9OlDeCqt ピエール・ド・マールは1991年ブリュッセル近郊ユクル生まれの歌手。これはデビューアルバムRegarde-moiの収録曲。TikTokなどを活用してSNS上で注目を集める、今どきのクイアのアーティストである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 26, 2023
Emma'a – Tourner la page (2023) https://t.co/R2YSHeGYsz エマアはTikTokで注目されたガボン人のR&B歌手で、ソニーミュージックと契約した。Tourner la pageはヒットしたEncréに続く三枚目のシングル。ズーク調のリズムのバラードで、ずいぶんあっさりしたサウンドだ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 27, 2023
Ehla – Magique (2023) https://t.co/qEdJIgmkjQ 南仏マルティーグ生まれのエラことレア・リュシアニは人気歌手クララ・リュシアニの姉。妹よりもアーバン風味が強い音楽性である。この曲は90年代のR&Bを思わせるサウンドというコンセプトのようだ。デビューアルバムからの先行曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 28, 2023
Mustang – Anne-Sophie (2009) https://t.co/KhlnHiaPLl クレルモンフェランの三人組ロケンロールバンド、ムスタングの初期の代表曲。エルヴィス・プレスリーに憧れたようなスタイルだが、チープなリズムマシーンやオルガンがスーサイドを思わせる奇妙な音楽。デビューアルバムA71収録。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 29, 2023
「フランス語のEについて」第六回、「動詞の活用に現れるアクサングラーヴがついたE」を投稿しました。前回に続いて、アクサングラーヴがどこに現れるかについてお話ししています。チャンネル登録と高評価をお願いします🙇🏻♂️