不定形容詞quelqueやplusieursは、plusieurs personnes(複数の人)のように冠詞を伴わないけれど、nombreuxは普通の形容詞なので、名詞に前置された場合de nombreuses personnes(数多くの人)のように不定冠詞desがdeになるわよ。Plusieursは常に複数で、不変化であることにも注意。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 27, 2023
不定代名詞un autre(他の人[もの])の複数形はd'autresであってdes autresではないことに注意してね。この単語を形容詞として用いたd'autres chosesにおいて、複数名詞に前置された形容詞の前の冠詞がdeになり、母音の前でd'になっています。代名詞は形容詞から来たものなのでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 28, 2023
前置されるか後置されるかによって意味が変わる形容詞があるけど、nombreuxもその一つね。たとえばde nombreuses famillesは「数多くの家族」だけど、une famille nombreuseは「多人数家族」です。フランスの制度では、3人以上の子供がいてそのうち少なくとも一人が未成年である家族のことね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 1, 2023
形容詞certainは後置されると「確かな」という意味で、前置されると「ある種の」という意味ね。Un succès certainは「確実視されている成功」で、un certain succèsは「ある程度の成功」です。前置する場合、複数形では冠詞のdeをつけずにcertaines chosesのような言い方をするのが普通ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 2, 2023
個々の法律をloi、規則をrèglementというけれど、これらの法規を集めた「法典」のことはcodeというわよ。「刑法」のことはcode pénal、「民法」のことはcode civilというわね。「道路交通法規」はcode de la routeよ。この単語には「暗号、コード」の意味もあり、「郵便番号」はcode postalね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 3, 2023
フランス語には三子音の法則というものがあり、三子音が連続するのを避けるために脱落性のEを発音することがあるのよ。たとえばquelqueという単語の発音は[kɛlk]なので、後続の単語が子音で始まるときは発音が[kɛlkə]になるわね。俗にはLを脱落させて[kɛk]にして三連続を回避することもあるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 4, 2023
Être tout yeux, tout oreillesは「全身耳目と化す」という意味で、toutは不変化なのよ。これと類似した構造の表現にêtre tout feu, tout flammeがあり、これは「情熱を燃やしている」という意味です。これらの表現に現れるtoutは主語にも一致しないので、形容詞ではなくて副詞だと考えられるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 5, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 5, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 5, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 5, 2023
このプレイリストの動画を全部観ると、アクサン記号がつかないEをどの位置でエと読むのか、どの位置のEにアクサングラーヴやアクサンテギュがつくのかなどが理解できるでしょう。>フランス語のEについて https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 5, 2023
【今週の一曲】Meryl – Jack Sparrow (2023) https://t.co/kf39pBAyRO (クレオール語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 27, 2023
Pleasure Principle – Raya (2023) https://t.co/72LOascEJo プレジャー・プリンシプルはドラマー、ポール・ラモンのプロジェクトで、Buvez le poisonはセカンドアルバム。アーティスト名はゲーリー・ニューマンから来ているのだろう。奇妙な魅力があるローファイエレクトロポップ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 27, 2023
Metal Sound – Lè on fanm kitéw (Bonm siwo la) (1994) https://t.co/NJvPm9AQNP メタル・サウンドは1990年代に活動したマルチニーク島のダンスホールレゲエグループ。グループ名を冠した1994年のセカンドアルバムからのヒット曲。90年代のマルチニークはズークだけではなかった。(クレオール語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 28, 2023
Chilla ft. Sofiane Pamart – Sonatine (2022) https://t.co/myvGrMQhr4 チラことマレヴァ・ラナリヴェロは1994年スイス生まれのラッパー。2022年のサードアルバムEgoから、ソフィアン・パマールのピアノをバックにした歌。父親の故郷マダガスカルを旅行したときの映像を用いた動画である。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 1, 2023
Nikola – Dubaï et Tony Montana ft. Fils Cara (2023) https://t.co/NCyX5NnfYR ブザンソン出身のニコラはモンテネグロ系の歌手。EP、20 hivers et 1 printemps(二十の冬と一つの春)から、フィス・カラをフィーチュアした曲。元フォーヴのマジャンタがプログラミングで参加している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 2, 2023
Shan'L – Commando (2023) https://t.co/1jzVWeluAB ラキンダ・シャネルことシャネル・ルコゴは1989年ガボン生まれの歌手。アフリカを拠点に活動しながらフランス語で歌うのが新世代のアーティストという感じだ。ラップパートからリズムを変えたアフロポップのコーラス部分に移るスリリングな曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 3, 2023
Daniel Auteuil – Les petites coupures (2023) https://t.co/yg8H9Kpssw 1950年アルジェ生まれの名優ダニエル・オートゥイユには80年代にレコードを出した黒歴史があったが、2021年の歌手再デビュー盤が好評だったのでセカンドアルバムを出した。前作と同様ガエタン・ルーセルの作曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 4, 2023
Taxi Girl – Paris (1984) https://t.co/wcGXcicWBF フランスの代表的なニューウェイヴグループ、タクシー・ガールの1984年のシングル曲。この頃はダニエル・ダルクとミルウェス・スタースの二人組になっていた。後のダニエル・ダルクのソロのスタイルを予告するようなトークオーヴァーの歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 5, 2023
フランス語の母音字Eについて説明する動画の第七回、「アクサンテギュがついたE、およびアクサンシルコンフレクス、トレマがついたE」を投稿しました。チャンネル登録と高評価をお願いします。