Toutという単語は形容詞、代名詞として使われるけど、定冠詞をつけて用いる男性名詞としての用法もあるわよ。形容詞と代名詞のtoutの男性形複数はtousだけど、男性名詞le toutの複数形は稀だけどles toutsになるの。Tousは形容詞のときSを読まないけど、代名詞はSを発音することに気をつけてね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 6, 2023
Elles exprimaient toute leur joieは「彼女たちは全ての喜びを(余すところなく)表明していた」という意味で、touteはjoieにかかる形容詞だけど、Elles exprimaient toutes leur joieは「彼女たちは全員喜びを表明していた」という意味で、toutesは主語ellesと同格の代名詞ね。リズム段落に注意。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 7, 2023
Cette comédie est un chef-d'œuvre ; les critiques la considère comme telle(この喜劇は傑作だ、批評家たちはそうみなしている)という例文がグレヴィスの文法書にあるわ。この文でtelleはun chef-d'œuvreではなくて直接補語人称代名詞laと性数一致していることに注意したいわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 8, 2023
アカデミー辞書のilの項目に「複数形ilsはときに集団の意味をもつ単数名詞を受ける」とあり、C'est une famille nombreuse, ils sont dix(これは大家族で、10人家族だ)という例文が載っているわ。このとき人称代名詞ilsは文法規則ではなく意味によって一致しているのよ(syllepse)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 9, 2023
エド・マクベインの小説の仏訳にTout le monde sont là !という題名のものがあるけど(邦題『夜と昼』)、これは文法の間違いで、Tout le monde est làが正しいのよ。この破格の文は、フランスの推理小説(roman policier)の独特な言語文化を代表するフレデリック・ダールのものらしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 10, 2023
Voir、entendre、écouter、laisser、faire、regarder、envoyerなどの動詞に不定詞が続くとき、その不定詞の目的補語が代名詞になると、その代名詞は不定詞ではなくてこれらの動詞の前に出るのよ。Cette histoire, je l'ai entendu raconterのような形ね。J'ai entendu la raconterとは云いません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 11, 2023
フランス語で「パスタ」のことをpâtesというけれど、アクサンシルコンフレクスがSの脱落を示すものだということを考えると、これは英語のpasteと通じる単語だということが想像できるわね。単数形のpâteは「ペースト」などの練ったものを意味するので、pâtesは生地を練ってつくったものだとわかるわね
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) March 12, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
【青森市近辺在住の方にお知らせ】青森市油川の教室でフランス語の対面授業を始めます。無料体験授業は3月22日(水)午前10時半からです。フランス語だけの教科書を使ったA1レベルの授業です。文法の基礎がある方もで初心者の方でも興味がある方はお問い合わせください。https://t.co/NCn2lXbjP9
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) March 12, 2023
フランス語初級会話A1レベルのオンライン授業を近日中に始めます。毎週土曜日16時30分から18時です。現在参加希望者一名です。使用する教科書のサンプルがこのリンクから見られます。全くの初心者でも、フランス語だけの教科書から始めてみたい人におすすめです。 https://t.co/ywH6wdZPud
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
【RT希望】木曜日午後7時45分から9時15分のA1、土曜日午前10時30分から12時のA2、土曜日午後2時45分から4時15分のB1の授業などの生徒を募集しています。興味がある方はお問い合わせください。また、興味がありそうな人にお知らせください。 https://t.co/NCn2lXbjP9
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) March 12, 2023
水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業もありますので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですのでお問い合わせください。 https://t.co/sHzwbKxCVH
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
このプレイリストの動画を全部観ると、アクサン記号がつかないEをどの位置でエと読むのか、どの位置のEにアクサングラーヴやアクサンテギュがつくのかなどが理解できるでしょう。>フランス語のEについて https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2023
第5、6回ではアクサングラーヴがついたEがどのような位置に現れるのかについてお話ししましたが、この第7回ではアクサンテギュ、アクサンシルコンフレクス、トレマなどの記号がついたEの位置について説明しています。チャンネル登録と高評価をお願いします🙇🏻♂️ https://t.co/QYX6XWIyEw
— むろやねい◆訳書ネルシア『フェリシア、私の愚行録』、フジュレ『修繕屋マルゴ』 (@NeiMuroya) March 12, 2023
【今週の一曲】En attendant Ana – Same Old Story (2023) https://t.co/yTtmXuSdxz (英語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 6, 2023
Marek Zerba – Branleur Forever (2022) https://t.co/lr6I9WuXZc 時代遅れのサングラスと口髭が特徴的なミュージシャン、マレック・ゼルバのデビューアルバム、Qu'on leur donne de la brioche !(ケーキを食べればいいのに)から。ブリットポップ風ギターが鳴り響くユーモラスな歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 6, 2023
Expérience 7 – Goudjoua (1987) https://t.co/mgQ5jcwq83 エクスペリアンス・セットはクアドループ島で1976年に結成されたグループ。コンパとズークの間に流行ったカダンスという音楽だそうだ。このグループの中心人物が後にズーク・マシーンをつくって国際的にヒットする。(クレオール語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 7, 2023
Shay – Jolie Go (2023) https://t.co/ujkMkYbi6B シャイことヴァネッサ・レスニキは1993年ブリュッセル生まれのラッパー、歌手。コンゴ(旧ザイール)のスターだったタブー・レー・ロシュロー(1940-2013)の孫娘。ジャマイカ撮影のクリップだが、曲はレゲエではない涼しげな歌もの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 8, 2023
PoiL Ueda – Dan no ura https://t.co/mkfWNRVr5v 2006年結成のリヨンのロックグループ、ポワルと薩摩琵琶奏者、上田純子の2023年発表の共演アルバムの収録曲「壇ノ浦の戦い」。変拍子決めまくりのプログレッシヴロックに琵琶語りが乗るもので、大変に面白い。これは2021年のライヴ。(日本語)♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 9, 2023
Rachelle Allison ft. Jahyanai – Trophy (2023) https://t.co/ROwvCgKhrg ラシェル・アリソン・パテュロは1987年にパリ近郊アントニー生まれてグアドループ島で育った歌手。仏領ギアナのダンスホールシンガー、ジャーヤナイをフィーチュアした曲。最近増えてきたカリビアンR&B。(クレオール語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 10, 2023
Zaho de Sagazan – Tristesse (2023) https://t.co/y1mHZQ4zjM ザオ・ド・サガザンは大西洋岸の町サンナゼール出身のアーティスト。デビューアルバムLa symphonie des éclairsから。今のフランスにおいて80年代風のシンセポップは珍しくも何ともないが、ヴォーカルスタイルに強烈な個性がある。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 11, 2023
Marcel Amont – Escamillo https://t.co/ofTw2PhRww 1929年ボルドー生まれのマルセル・アモンはミュージックホールの芸人歌手最後の生き残りだったが、2023年に93歳で亡くなった。「エスカミヨ」は1956年のデビュー曲で最初のヒット曲。古いタイプの演芸をやる歌手である。1965年のテレビ映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 12, 2023
フランス語の母音字Eについて説明する動画の第七回、「アクサンテギュがついたE、およびアクサンシルコンフレクス、トレマがついたE」を投稿しました。チャンネル登録と高評価をお願いします。