19世紀のリトレ辞書のceの項目に、« Est-ce là votre voiture ? Oui, ce l’est. »や« Sont-ce là vos souliers ? Oui, ce les sont. » などの例文が載っているわよ。現代フランス語ではC'est ma voiture、Ce sont mes souliersなどと答えるところだけど、代名詞の使用は当時既に奇妙だったらしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 13, 2023
On paya alors avec cet argent tous ceux qui voulurent l'être(そのときこのお金を使って支払いを受けたいと思う人全員に支払った)という文がヴォルテールにあるそうよ。つまり、このl'êtreは先行する動詞payerの過去分詞をleで受けたもので、être payésを意味するということなの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 14, 2023
代名動詞に現れるseの強勢形soiは「自分自身、それ自身」という意味だけど、用法が限られていることに注意してね。不定代名詞(onやchacunなど)が主語の場合や非人称構文で用いられるけど、Il ne pense qu'à soiのような文は間違いではないとしても例外的で、Il ne pense qu'à luiの方が普通よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 15, 2023
Vous avez des enfants ?にOui, j'en aiと答えるときのように、特定されていない名詞を受けるenは人を受けることができるけど、前置詞deがついた人を受ける場合は、enで受けないのが普通よ。Cet élève est excellent, je suis satisfait de luiと云うのが普通で、j'en suis satisfaitは例外的です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 16, 2023
「私が悪いのです」はC'est ma fauteと云うけれど、deをつけたC'est de ma fauteもよく耳にするわね。古くからあるのは前者の方で、後者が新しい表現だそうよ。一方、Tout est de ma faute(全部私のせいです)はdeがある方がもともとの表現だとのこと。Deには「~による」の意味があるからね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 17, 2023
指示代名詞ceを主語にする動詞はêtreだけだけれども、文章語では他の動詞の主語になることが稀にあるのよ。その中ではce me sembleという成句がわりとよく使われるもので、主に挿入句で「思うに」という意味を表します。J'ai bien, ce me semble, le droit.(思うに私にはその権利がある)
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 18, 2023
指示代名詞ceは母音字Aの前でエリジオンしてç'になるので、ç'a étéやç'aurait étéという形を目にすることがあるわよ。一方、主に話しことばで用いる指示代名詞ça(celaの口語形)はエリジオンせず、ça a été、ça aurait étéになるの。後者çaは文章語になじまないけど、前者ç'は立派な文章語なのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 19, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 19, 2023
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) March 19, 2023
水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業もありますので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですのでお問い合わせください。 https://t.co/CTHsAw9FXK
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 19, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 19, 2023
このプレイリストの動画を全部観ると、アクサン記号がつかないEをどの位置でエと読むのか、どの位置のEにアクサングラーヴやアクサンテギュがつくのかなどが理解できるでしょう。>フランス語のEについて https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 19, 2023
第5、6回ではアクサングラーヴがついたEがどのような位置に現れるのかについてお話ししましたが、この第7回ではアクサンテギュ、アクサンシルコンフレクス、トレマなどの記号がついたEの位置について説明しています。チャンネル登録と高評価をお願いします🙇🏻♂️ https://t.co/QYX6XWIyEw
— むろやねい◆訳書ネルシア『フェリシア、私の愚行録』、フジュレ『修繕屋マルゴ』 (@NeiMuroya) March 19, 2023
【今週の一曲】Adé – Insomnies (2023) https://t.co/wmaDIYhfrm
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 13, 2023
Vanille – Le bois (2023) https://t.co/yuzL3Ecb9t ヴァニーユことラシェル・ルブランはケベックのアーティスト。セカンドアルバムLa clairièreから。このアルバムではヴァシュティ・バニアンやブリジット・セントジョンなどの60年代英国フォークをモデルにした歌を歌っている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 13, 2023
WeRenoi – Escorte ft. PLK (2023) https://t.co/R7X7myy7nB ウェルノワは最近話題のラッパーだが、個人情報を全く出していないので何者なのかよくわからない。それでも他の人気ラッパーとの共演曲が多くあり、これはPLKをフィーチュアしたもの。ファーストアルバムCarréの収録曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 14, 2023
Olympe Chabert – Ma terre (2023) https://t.co/YEhrR8NuLI カンヌ生まれのアーティスト、オランプ・シャベールはフランスのラップのカヴァーをYouTubeに投稿して注目された。オリジナル曲ではラップとポップスの間の境界を軽々と越えている。これはパリの映像学校ゴブランの生徒が撮ったクリップ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 15, 2023
Le Cri du Caire – Pearls for Orphans (2023) https://t.co/abwDLBWYNO ル・クリ・デュ・ケール(カイロの叫び)はパリ在住のエジプト人アーティスト、アブドゥラーフ・ミニアウィを中心としたプロジェクト。フランス人トランペット奏者エリック・トリュファが参加している。(アラビア語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 16, 2023
Isabelle de Funès – Mon voisin (1968) https://t.co/7TEB4c2PrC イザベル・ド・フュネスは1944年パリ生まれの女優・歌手で、喜劇俳優ルイ・ド・フュネスの姪。これはヴェロニク・サンソン作のボサノヴァ曲で、作者が92年作のアルバムSans regretsでセルフカヴァーしている。一聴の価値があるかも。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 17, 2023
Kayna Samet – Monument ft. Uzi (2022) https://t.co/JBEPs9xF5H ケイナ・スメットことマリカ・ズビールは1980年ニース生まれのR&B歌手。EP、Altaïr Pt. 1の収録曲で、ラッパー、ユジとの共演曲。近年は目立った活動がなかったが、2014年のThug Wife以来の新作アルバムが期待されている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 18, 2023
スメットじゃなくてサメットです。スメットはジョニー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 18, 2023
Axel Bauer – Éteins la lumière (1991) https://t.co/HqUPSzg2ll 1961年パリ生まれのミュージシャン、アクセル・ボウールは1984年のデビューシングル、Cargoがヒットしたが、その7年後の1991年に発表したこの「明りを消せ」という曲が二曲目のヒットになった。トリオ編成のストレートなロック。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 19, 2023