正式のレターでは最後にVeuillez agréer, Monsieur, l'expression de mes sentiments distinguésなどの挨拶を付け加えるわね。「敬具」と同様の形式的なものだけど、書き手と受取人の関係によって文言を変えることがあるようです。古い伝統では女性が男性に書くときにはsentimentsを使わないそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 3, 2023
代名動詞se reposerは「休息する」という意味だけれど、代名動詞ではない自動詞reposerが「永眠する」という意味で使われることがあるわよ。英語でRest in peaseという「安らかに眠れ」は、フランス語でRepose en paixというわね。墓碑銘R.I.P.は英語ではなくてラテン語requiescat in paceの略号。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 4, 2023
État des lieuxは「現状明細書」で、不動産物件を借りるときに必ず作成しなければならないものよ。明け渡すときに劣化がないか確認が必要になるけど、état des lieux contradictoireのcontradictoireは「矛盾した」という意味ではなくて、「利害が対立する双方の立ち会いによる」という意味よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 5, 2023
Injureは英語では「傷つける」という意味の動詞で、身体と精神の両方について用いるけれど、フランス語のinjurierは「罵倒する、侮辱する」という意味で、身体を傷つけることについては使わないわよ。名詞についても同様で、英語のinjury(傷害、侮辱)に対応する女性名詞injureは「悪口」のことです。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 6, 2023
Déblatérerは「毒づく」という意味の動詞で、主にdéblatérer contreの形で用いるわよ。「~についてくどくど悪口を云う」という意味ね。自動詞の使用例が多いけれど、déblatérer des injuresという冗語的な他動詞の用法もあります。一方、dé-なしのblatérerは牡羊・らくだが「鳴く」という意味の動詞。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 7, 2023
コンサートやお芝居などの後に「お疲れさまでした」と演者に云いたいときは、たとえばBravo pour votre prestationというような褒めことばを云えばいいと思うわ。直訳的にVous devez être fatigué(e)(s)と云ってもねぎらいの気持ちは全く伝わらないし、逆に怒らせてしまうかもしれないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 8, 2023
代名動詞se disputerは「口論する」という意味で普通に使うけど(se disputer avec qnは「~と口論する」)、19世紀のリトレ辞書はこの言い回しに批判的で、disputer ensembleと云った方がいいという意見だったわ。現行のアカデミー辞書第9版もこの代名動詞の用法をくだけた言い方だとしているわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ 開講中の授業については、最新の「一週間のまとめ」記事を参照してください。 https://t.co/3ocOwCghOt
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/7zqtuspaTM
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
水曜日午後2時45分から4時15分までのB1の授業もありますので、興味がある方はお問い合わせください。他のどのレベルについても、現在開講中の授業以外の時間での開講が可能ですのでお問い合わせください。 https://t.co/DOtvHoOsl7
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
春からフランス語初級会話の講座を開講します。オンラインは土曜日午後4時30分~6時、青森油川教室の対面授業は水曜日午前10時30分~12時です。対面授業もオンライン授業も無料見学を受け付けています。詳しくはこちらをご覧ください。 https://t.co/H28W0MZfyc…
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) April 9, 2023
フランス語初級会話A1レベルのオンライン授業を近日中に始めます。毎週土曜日16時30分から18時です。現在参加希望者一名です。初歩文法習得済みの人におすすめですが、初心者でもフランス語だけの教科書から始めてみたい人におすすめです。詳しくはリンク先をご覧ください。 https://t.co/MEIY5uCiNG
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
【青森市近辺在住の方にお知らせ】青森市油川の教室でフランス語の対面授業を始めます。毎週水曜日午前10時半〜12時です。フランス語だけの教科書を使ったA1レベルの授業です。文法の基礎がある方でも初心者の方でも興味がある方はお問い合わせください。 https://t.co/H28W0MZfyc
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) April 9, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
フランス語のEについて説明するこのプレイリストの動画では、アクサンがつかないフランス語のEをどう読むか、アクサンをつけるときはどのアクサンをつけるのかなどを解説しています。ひとつひとつの動画は長いですが 、チャプター付きなので少しずつ観られます。 https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 9, 2023
フランス語のEについて説明する動画の第8回では、フランス語のEN、EMの綴りがどのような場合に鼻母音になるのか、あるいは口むろ母音になるのか、鼻母音になる場合の音色はどうなるのかについて解説しています。チャンネル登録と高評価をよろしくお願いします🙇🏻♂️ https://t.co/UJgTQt0l9q
— むろやねい◆訳書ネルシア『フェリシア、私の愚行録』、フジュレ『修繕屋マルゴ』 (@NeiMuroya) April 9, 2023
【今週の一曲】Camille Bertault – Un grain de sable (2023) https://t.co/9gmZLRm28R
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 3, 2023
Mademoiselle – Vous êtes belle (2023) https://t.co/WPYzU1v5By マドモワゼルは元キャット・オノマのロドルフ・ビュルジェ、ウード奏者メフディ・ハッダーブ、ライ歌手ソフィアン・サイディによるラシッド・タハへのオマージュプロジェクト。ブルーズロック、ライ、エレクトロのミクスチュア。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 3, 2023
Guadal Tejaz – Yollotl (2022) https://t.co/jRf9EUfgAG グアダル・テハスはブルターニュの町レンヌのグループ。セカンドアルバムNoche tristeから。メキシコ好きなのでグループ名やアルバムタイトルはスペイン語で、曲名はナワトル語で「心」の意味だそう。クラウトロック風ポストパンク。(英語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 4, 2023
Albin de la Simone – Les cent prochaines années (2023) https://t.co/xtNGDgFkBF 1970年アミアン生まれのミュージシャン、アルバン・ド・ラシモーヌの2023年のアルバムのタイトル曲。2017年のL'un de nous以来の歌ものアルバムで、簡素な音づくりながら深みを増している。最高傑作だろう。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 5, 2023
Doria – C'est fini (2023) https://t.co/SZHTPHzs1w ドリアは1996年生まれの女性ラッパーで、パリ郊外ナンテール出身。2021年のデビューアルバムDepuis le départはDJコールのAWAレーベルだったが、その後RCAに移籍したようだ。これはデュアン・シャルリーの作曲。声質がディアムスを思わせる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 6, 2023
Animo – Des gens stricts (1987) https://t.co/teyKE7ixUk アニモ(スペイン語で「エネルギー」の意味だそう)は80年代に活動したモンプリエ出身のグループ。どうやら初期はパンクだったらしいが、このヒット曲は80年代に典型的なシンセポップのニューウェイヴサウンド。アルバムを一枚残している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 7, 2023
Choses sauvages – Mort de peur (2023) https://t.co/N9Bi5tIHH1 ショーズ・ソヴァージュはモントリオールの5人組グループ。ファンクロックを得意とするが、この曲は80年代ポストパンク~ニューウェイヴ風のサウンドでありながらかすかにアフロポップ的ニュアンスを感じさせる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 8, 2023
Michel Jonasz – Fais du blues, fais du rock and roll (2023) https://t.co/b2YmXywuIK 1947年ドランシー生まれの歌手、ミシェル・ジョナスの2013年の新作、Chanter du blues(ブルーズを歌う)から。マニュ・カチェやダリル・ジョーンズなど豪華ミュージシャンが参加している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 9, 2023
フランス語のEの読み方やアクサンの使い方について解説する動画シリーズは現在第8回まで公開していますが、タイムスタンプ(インデックス)をつけたので前よりも観やすくなっています。ぜひともご覧ください。