以前フランス語の引用について語彙や文法を説明した動画を2篇ユーチューブに投稿しましたが、今回はそのような説明なしに引用だけを楽しんでもらえるような動画をアップしました。「愛(amour)」についての引用を約20個紹介しています。フランス語学習者はもちろん、フランス語についての知識がない人にも楽しんでもらえると思うので、ぜひご覧ください。
「走る」の意味のcourirは普通自動詞で、courir aprèsは文字通り「~の後を追いかける」の意味にもなるけど、「追い求める」という比喩的な意味にもなるわよ。他動詞としての用法にはIl court les filles(女の尻を追いかける)や、Elle court les restaurants(レストラン通いをする)などがあるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 5, 2023
「夕食に鶏肉を食べた」はJ'ai mangé du poulet au dînerと云えるけど、もしもdînerという動詞を使うとすればたとえばJ'ai dîné d'un pouletと云えるそうよ。もっともこの言い回しはそれほど使われないようね。前置詞avecは食事をともにする相手を指すときに使います。J'ai déjeuné avec mes parents.
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 6, 2023
Participerという動詞は普通「参加する」の意味で、àを伴ってIl a participé à un jeu télévisé(彼はテレビのクイズ番組に参加した)のように云うけれど、「性質を帯びる」の意味ではdeを用いて、Le génie participe de la folie(天才はどこか狂気じみている)のように云うわよ。これは文章語ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 7, 2023
楽器の名前bugle(男性名詞)はフランス語と英語で別の管楽器を意味するので注意が必要よ。フランス語のbugleにはバルブがあって、フリューゲルホルンのことです。一方、英語のbugleはこれと形が似ているけれどバルブがない軍隊ラッパで、フランス語ではclairon(男性名詞)と呼ばれるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 8, 2023
Se fâcherは伴う前置詞によって多少意味が変わり、se fâcher avec qqnは「~と仲違いする」、se fâcher contre qqnは「~に対して腹を立てる」を意味するのよ。Il s'est fâché avec ses amisは「友人と仲違いした」、Elle s'est fâchée contre ses enfantsは「子供に腹を立てた」を意味するの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 9, 2023
国名については、男性名詞でも母音で始まる国名の場合はen Iranやen Israëlのように前置詞にenを用いるけど、町の名前はà Avignon、à Arles、à Algerのようにenではなくてàを用いるのよ。この三つの町については古くはenを使うこともあったそうだけど、これ以外の町の名前にenを使うことはありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 10, 2023
前置詞enは、使用頻度が非常に高いのに、決まった言い回しでしか使えない単語なので注意が必要よ。特にen leやen lesなどの並びはこのleとlesが定冠詞のときには不可能だけど、たとえばen le disantのように、ジェロンディフの直接目的補語人称代名詞のときは可能であるということに気をつけて。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) June 11, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023
【今週の一曲】chien noir – Je veux, je veux, je veux (2023) https://t.co/H3VnfSc5Uf
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 5, 2023
Les Lullies – Dernier soir (2023) https://t.co/TbzysRvIJU レ・リュリーは南仏モンプリエの4人組ロックバンド。デビューアルバムは英語で歌っていたが、セカンドアルバムMauvaise foiはフランス語で歌っている。70年代風のパワーポップということで、2023年の新譜とは思えないサウンド。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 5, 2023
Tony Truant – Campagne (2009) https://t.co/3qHAgF8RhP トニー・トリュアンことアントワーヌ・マジーペリエは1962年ヌイイスゥルセーヌ生まれのミュージシャン。フランスのパンクバンド、ドッグズの80年代からのギタリストで、2000年代からはヴァンパスのメンバー。2分少しの小気味よいナンバー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 6, 2023
Merzhin – Marche et (c)rêve (2022) https://t.co/0ievuVlfiR ブルターニュを代表するロックグループの一つ、メルザンの2022年のアルバムのタイトル曲。これはほとんどケルト風味が感じられないヘヴィーロックだが、フリューゲルホーン(?)がよいアクセントになっている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 7, 2023
Boris Boublil & Mù – Sensation ft. John Parish & Philippe Torreton (2023) https://t.co/LihmudWQ1K ボリス・ブーブリルは1980年生まれで、フレッド・パレムのサクル・デュ・パンタンのメンバー。アルバム93 Manifestoの収録曲。名優フィリップ・トレトンがランボーの詩を朗読している。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 8, 2023
Merlot – Mourir (2023) https://t.co/SJT0BDQuyY マニュエル・メルロは1974年イヴリー生まれのレゲエ歌手。以前はバオバブというグループのヴォーカリストだったが、ここではザ・ハンドカートというグループと共演している。アヴィニョンのオーケストラの流麗なストリングスをフィーチュアした一曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 9, 2023
Jean Felzine – Chord Memory (2023) https://t.co/5yzr3lc4WY クレルモンフェランのロケンロールな三人組、ムスタングの中心人物、ジャン・フェルジンのファーストソロアルバムChord Memoryのタイトル曲。どことなく80年代を思わせるサウンドだが、凝った曲調がよい。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 10, 2023
Johnny Hallyday – Marie (2002) https://t.co/dsJhYZqk1p ジョニー・アリデー(1943-2017)、本名ジャンピエール・スメットはフランスを代表する人気ロック歌手。このジェラルド・ド・パルマス作のバラードは今世紀初頭の大ヒットであるばかりでなく、ジョニー最大のヒット曲(140万枚)。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) June 11, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023
フランス語のEについて説明するこのプレイリストの動画では、アクサンがつかないフランス語のEをどう読むか、アクサンをつけるときはどのアクサンをつけるのかなどを解説しています。ひとつひとつの動画は長いですが 、チャプター付きなので少しずつ観られます。 https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023
この動画では愛(amour)に関するフランス語の引用を約20個紹介しています。特に愛の定義についての引用が多いです。フランス語学習者はもちろん、そうでない人も楽しめるのでぜひご覧ください。🙇🏻♂️ https://t.co/lmcBvSnm5U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) June 11, 2023