フランス語の色を示す形容詞は案外数が少なくて、多くの名詞が形容詞的に用いられるけど、その場合その名詞は性数変化しないわよ。たとえば「オレンジ色の車」の複数形はvoitures orangeなの。四つの名詞rose、mauve、pourpre、écarlateについては完全に形容詞化した例外と考えられるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 6, 2023
色を示す形容詞の後に色合いを表す単語が併置されることがよくあり、vert oliveはオリーブグリーン、jaune citronはレモンイエローよ。これらの複合形容詞は不変化なので、voitures bleu marine(ネイビーブルーの車)、vêtements rose bonbon(キャンディーピンクの服)のように書きます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 7, 2023
どの床屋に行くのかを話し相手が知らなくても、Je vais chez le coiffeurという風に定冠詞をつけるのが普通ね。「床屋に行く人が普通することである散髪をしに行く」ということがこの定冠詞でわかり、追加情報は特に必要ないの。もし単にun coiffeurと云ったら、話し相手は追加情報がほしくなるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 8, 2023
Ça sert à quoi ?のような文でTをリエゾンすることはまずないわね。一般にRの直後の語末の子音字(-rc、-rd、-rs、-rt)はあまりリエゾンしないと云えるのよ。たとえばNord-EstのD、vers elleのSは普通リエゾンしません。それでもsert-ilのような倒置した形などではTのリエゾンが義務よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 9, 2023
「私は二階に上がった」はJe suis monté(e) au premier étageと云えるけど、「私は二階まで階段を上った」はJ'ai monté l'escalier jusqu'au premier étageになるわよ。「上られるもの」は他動詞の直接目的補語になるの。「上る」の意味のmonterはêtreを助動詞にとる自動詞だけではないのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 10, 2023
Je te fais confianceは「あなたを信頼する」という意味だけど、Je crois en toiとは全く意味が違うのよ。Je crois en Dieuというように、croire enは全面的な信頼、依拠を表すけれど、faire confiance à qqnはそれよりもずっと軽く、人に何かを依頼したときに「よろしくね」と云うときに使えるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 11, 2023
Fortという単語はfort aimableやfort habileなどにおいてTの音でリエゾンすることができるけど、このリエゾンは義務ではないのよ([fɔʀ(t)ɛmabl])。このfort以外の-rtを語末にもつ単語はcourt instantが[kuʀɛ̃stɑ̃]になるように、Tでリエゾンしないと云われているの(女性形courteのTは当然読む)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 12, 2023
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フランス語の母音字Eについて説明するこのプレイリストの動画では、アクサンがつかないフランス語のEをどう読むか、アクサンをつけるときはどのアクサンをつけるのかなどを解説しています。ひとつひとつの動画は長いですが 、チャプター付きなので少しずつ観られます。 https://t.co/xxLB98Ym2U
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Je vous en prieという短い文にはフランス語学習者が苦手とする子音が4個含まれていますが、これらの子音の発音の練習方法を説明しています。この動画を観て片仮名発音を卒業しましょう。チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/WrTSRXBaRz
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) November 12, 2023
【今週の一曲】Adé – J'me barre (2023) https://t.co/aWsQ6IlAOX
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Matías Enaut – DD:D (C'est dur de dire) (2023) https://t.co/gI3WzOUM4T マチアス・エノーはボルドー出身のミュージシャンで、本来はギタリストだが、長くスケートボードなどのヴィデオの音楽をつくっていたという。この歌はセカンドアルバムÉclatsからで、柔らかい生音風のエレクトロポップ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 6, 2023
X-Ray Pop – L'Eurasienne (1984) https://t.co/ZhImgHtygc X・レイ・ポップはトゥール出身の男女デュオで、80年代から現在にいたるまで活動している。これはデビュー曲で、84年当時の珍しい映像。当時のシンセポップには違いないのだが、非常にチープなサウンドで、ポストパンク的雰囲気が濃厚。
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Population II – Pourquoi qu'on dort pas (2023) https://t.co/dyljVv4nvQ ポピュラシオン・ドゥー(種族II)はモントリオールのロックグループ。セカンドアルバム、Électrons libres du Québec(ケベックの自由電子)から。まるで70年代からタイムスリップしてきたかのようなプログレ作品。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 8, 2023
Talisco – C'est ici (2023) https://t.co/rxc0WDr12R タリスコことジェローム・アマンディはボルドー出身のエレクトロフォークミュージシャン。5枚目のアルバム、Cinematicの収録曲。フランス語が母語ではないそうで、これまで英語で歌っていたが、このアルバムで初めてフランス語の歌を歌っている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 9, 2023
James Deano – Les blancs ne savent pas danser (2007) https://t.co/Ebh0MZbMgg ジェームス・ディーノことオリヴィエ・ナルダンは1979年生まれで、ベルギーのワテルロー出身のラッパー、コメディアン。この「白人は踊れない」という歌はデビュー曲で、マイケル・ジャクソンを揶揄した当時らしい歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 10, 2023
Ascendant Vierge – Ce monde où tu n'existes pas (2023) https://t.co/pDZqfuF0me アサンダン・ヴィエルジュ(アセンダント乙女座)はエレクトロポップの男女デュオ。デビューアルバム、Une nouvelle chanceの収録曲。シアトリカルなソプラノのヴォーカルが同好のグループと一線を画す。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 11, 2023
Claude François, Diana Ross & The Supremes – J'attendrai (Reach Out, I'll Be There) https://t.co/gYagOX0cM4 クロード・フランソワは1939年エジプトのイスマイリア生まれの歌手(1978年没)。フォー・トップスの名曲をダイアナ・ロス&ザ・シュープリームスとともに歌う1968年のテレビ映像。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) November 12, 2023
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。