「出し抜けに、単刀直入に」という意味の表現にde but en blancがあるわね。このblancは「標的」のことで、butと同義になるので「標的から標的へ」では意味がわからないけど、元はこのbutはbutte(盛り土)だったのかもしれないと考えられているようね。すると「直線的に」という意味で理解できそう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 4, 2023
「最初の」の意味の形容詞がpremier、「最初に」の意味の副詞がpremièrementなのだから、「最後の」の意味の形容詞dernierに対応する副詞dernièrementは「最後に」を意味しそうなものだけど、この副詞の意味は「最近、近頃」で、「最後に」はen dernier lieu(あるいはenfin)というのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 5, 2023
アカデミーフランセーズは多くの新語について意見を述べているけれど、iPhoneという単語についても公式見解を表明しているのよ。商標名が普通名詞化するとdes klaxonsのように複数形のSをとるけれど、iPhoneの場合はまだ固有名詞扱いでdes iPhoneとSなしで書くのが好ましいのだそう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 6, 2023
「比類ない」という意味のsans égalはかかる名詞が女性名詞のときは性数一致して、une joie sans égale、des joies sans égales(無類の喜び)のように書くけれど、男性名詞複数にかかる場合はdes chagrins sans égal(比類泣き悲しみ)のように単数形で書き、sans égauxとしないのが慣習だそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 7, 2023
「比類泣き」ではなくて「比類なき」
副詞句des plusの使い方はなかなか難しくて、「屈指の」の意味ではIl est des plus intelligentsのように形容詞の複数形を伴い、単なる強調の場合はかかる名詞・代名詞と性数一致するのよ。Il est des plus content de sa femmeはcontentを単数形にするのが論理的ね。複数形にするとちょっと変。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 8, 2023
「二番目」の意味の形容詞secondは三番目以後がないときに使うので、第三次世界大戦が起こらないようにという望みを込めて第二次世界大戦のことをSeconde Guerre mondialeと呼ぶというのは、残念ながら俗説ね。Deuxième Guerre mondialeという呼び方も普通にするし、特別なニュアンスはありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 9, 2023
「ひどい職業」という意味でun métier de chienということができるけど、これをひっくり返したun chien de métierという言い方もあるわよ。「ひどい生活」の場合はune vie de chienに対応する形がune chienne de vieになります。ひっくり返した形の方が感情的で、冠詞をとった感嘆文としても使うのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
【RT希望】フランス語オンライン講座はオンラインなのでどこからでも受けられます。興味がある方はぜひともお問い合わせください。🙏🏼🙇🏻♂️ 開講中の授業については、最新の「一週間のまとめ」記事を参照してください。 https://t.co/3ocOwCghOt
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
12月12日(火)から午後7時30分~9時の時間枠で「原語で親しむフランス文学」というオンライン授業を始めます。12月と1月は無料体験授業とします。詳しくは以下のリンクをご覧ください。お問い合わせをお待ちしております。 https://t.co/SwejlO6ySz…
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
【New!】 12月4日から9日までのフランス語オンライン講座の内容を簡単に紹介しています。どのクラスも生徒さんを募集しています。オンライン無料見学を受け付けております。>フランス語オンライン講座一週間のまとめ(2023年12月4日~9日) https://t.co/4vm34INQre
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) December 10, 2023
フランス語だけの教科書Tendancesを用いたフランス語A1、B1の授業を9月から、B2の授業を10月から始めました。A1は水曜日午後7時半〜9時、B1は金曜日午後6時〜7時半、B2は土曜日午後4時30分~6時です。レベルは自己申告で結構です。興味がある方はお問い合わせください🙇🏻♂️ https://t.co/3nx7yK3UpG…
— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) December 10, 2023
ふつごぽんの中の人が一人で全部やっています。Zoomオンライン見学も受け付けております。興味がある方はぜひともお問い合わせください。 https://t.co/DAE91ZwThg
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
現在水曜日のA1は生徒が一人、金曜日のB1は二人、土曜日のB2は二人です。どの授業についても興味がある方はぜひともお問い合わせください🙇🏻♂️ https://t.co/Bx5XO2oAFs
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
フランス語の母音字Eについて説明するこのプレイリストの動画では、アクサンがつかないフランス語のEをどう読むか、アクサンをつけるときはどのアクサンをつけるのかなどを解説しています。ひとつひとつの動画は長いですが 、チャプター付きなので少しずつ観られます。 https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
Je vous en prieという短い文にはフランス語学習者が苦手とする子音が4個含まれていますが、これらの子音の発音の練習方法を説明しています。この動画を観て片仮名発音を卒業しましょう。チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/WrTSRXBaRz
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) December 10, 2023
【今週の一曲】Éloi – Volcan ft. Choribaby (2023) https://t.co/A2BjrlmyHz
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 4, 2023
Askehoug – Et là, on fait l'amour (2023) https://t.co/AMkQEor7jt アスクフーグことマチユ・アシュウーグは1971年ブルターニュ生まれの歌手、ベーシスト。4枚目のソロアルバム、La rivièreの収録曲。これはファンキーな演奏にインターネットをテーマにしたトークオーバースタイルの歌が乗るもの。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 4, 2023
La Caution – Thé à la menthe (2005) https://t.co/Ri1D6UlEiB ラ・コシオンはセーヌサンドニ県ノワジールセック出身のラップグループ。これはダブルアルバム、Peines de maures / Arc-en-ciel pour daltoniensの収録曲。映画『オーシャンズ12』の一場面でこの曲が使われた。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 5, 2023
Lujipeka – Ligue des champions (2023) https://t.co/ChAT4y7Hbo ルジペカことリュカ・トーパンは1995年レンヌ生まれのラッパー。コロンバインが2019年に解散してからソロアーティストになったが、これはミックステープ、Weekend à Marseilleの収録曲。息抜き的なプロジェクトだろうか。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 6, 2023
Gérard Baste – Tu connais déjà (2020) https://t.co/Jm3US1ymqs ジェラール・バストことマチユ・バランカは1973年生まれパリ出身のラッパー。ミックステープシリーズ、Dans mon slipの収録曲。ステュペフリップと並ぶ曲者ラップグループ、スヴィンケルスのメンバーとして知られる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 7, 2023
Sidiki Diabaté – Terminus ft. Gazo (2023) https://t.co/CAa5HrRyKA シディキ・ディアバテは1992年マリのバマコ生まれのミュージシャン。有名なコラ奏者、トゥマニ・ディアバテの息子で本人もコラを弾くが、これは歌手に徹したR&Bナンバー。ラッパーのガゾをフィーチュアしたシングル曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 8, 2023
Isabelle Adjani – Les courants d'air ft. Gaëtan Roussel (2023) https://t.co/E3nfgKJiD2 イザベル・アジャーニは1955年パリ生まれの女優。40年ぶりのセカンドアルバム、Bande originaleは全曲パスカル・オビスポ作曲のデュエットアルバム。ルイーズ・アタックのガエタン・ルーセルとのデュエット。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 9, 2023
Michel Fugain – Je n'aurai pas le temps (1967) https://t.co/XSalGXxaDN ミシェル・フュガンは1942年グルノーブル生まれの歌手。これはデビューアルバム収録の最初のヒット曲。70年代にはヒッピー然としたひげ面になり、ビッグ・バザールとともにUne belle histoireなどのヒット曲を連発する。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) December 10, 2023
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。