語末が-uveである名詞は、その直前の文字が子音の場合、cuve(桶)やétuve(発汗室)は女性名詞だけど、effluve(香り)は見た目に反して男性名詞なのよ。アカデミーフランセーズはこの他にpédiluve(足洗い場)、réduve(サシガメ[昆虫])などのあまり使われない男性名詞の例を挙げているわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 1, 2024
食用魚「コダラ」を英語でhaddock、フランス語でéglefinというけれど、この名前の綴りにはaigleに影響されたaiglefinと、aigreに影響されたaigrefinという二つのバリエーションがあるのよ。この魚は貪欲なので名前がaigre faimと理解され、aigrefinの方は転じて「詐欺師」の意味でも使われるそう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 2, 2024
流音のLとRがよく似ているのはフランス語でも同じことで、もしもフランス語のRは特徴的だからLと聞き間違えることがないと考えているとしたらそれは大きな間違いよ。ディクテをやってみるとわかるけれど、自分の耳を信用するよりは、語彙力を増やして文脈での判断ができるようにした方がいいわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 3, 2024
「パリ市」のことをville de Parisというけれど、この前置詞deは所有の意味ではなくて同格の意味だと説明されることがあるわよ。Villeの場合はいつもdeを伴うけど、たとえば湖はlac d'Annecyとlac Lémanの二種類があるね。一般にはdeをつけない方が好まれるそうで、琵琶湖もlac Biwaが普通です。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 4, 2024
1634年設立のアカデミーフランセーズの最高職は「終身書記」で、2023年に亡くなったエレーヌ・カレールダンコース(1929年パリ生まれ)は1999年に女性として歴史上初めてこの地位に就いたのよ。伝統上女性形をもたない役職名に女性形をつくることに批判的で、終生secrétaire perpétuelを名乗ったの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 5, 2024
職業・役職名で伝統的には男性形しかもたなかったもののうち語尾が-eurのものには、professeure、ingénieure、gouverneureのようにEを付け加えて女性形をつくるものが多いけど、auteurについてはauteureの他にautriceの形があるわね。これは語尾が-teurの他の名詞との類推による規則通りの女性形ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 6, 2024
語頭がen+母音字の単語はenamourer、enivrer、enorguillirのように例外的に鼻母音/ɑ̃/を保持するけれど、語頭がin+母音字の単語はinaugurer、inévitableのようにin-が/in/と発音され、鼻母音は現れないので注意してね。母音に挟まれた一個の子音は原則的に後ろの母音と音節をつくるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 7, 2024
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 6, 2024
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現在水曜日のA1は生徒が一人、金曜日のB1は二人、土曜日のB2は二人です。どの授業についても興味がある方はぜひともお問い合わせください🙇🏻♂️ https://t.co/47HSU6YdWV
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ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 7, 2024
フランス語の母音字Eについて説明するこのプレイリストの動画では、アクサンがつかないフランス語のEをどう読むか、アクサンをつけるときはどのアクサンをつけるのかなどを解説しています。ひとつひとつの動画は長いですが 、チャプター付きなので少しずつ観られます。 https://t.co/xxLB98Ym2U
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 7, 2024
Je vous en prieという短い文にはフランス語学習者が苦手とする子音が4個含まれていますが、これらの子音の発音の練習方法を説明しています。この動画を観て片仮名発音を卒業しましょう。チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/WrTSRXBaRz
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 7, 2024
【今週の一曲】Kery James – Comment ça va ? (2023) https://t.co/z7WeDnAvMG
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 1, 2024
Adèle Coyo – Le meilleur (2023) https://t.co/6CwEo23SBf アデル・コヨはエレクトロフォーク的な歌を歌うオーヴェルニュ地方カンタル県出身のミュージシャン。デビューアルバム、Le vent décide(風が決める)の収録曲。インパクトは強くないが、楚々とした上品なポップスである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 1, 2024
PLK – Périph (2023) https://t.co/ety7S0CmnD PLK(ペエルカ)、ポラックことマチユ・プルスキーは1997年パリ生まれのポーランド系ラッパーで、7人組のヒップホップ集団、パナマ・ベンデ(パリの仲間)のメンバーでもある。曲名は男性名詞périphérique(パリの外周環状道路)の略語。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 2, 2024
Dosseh – Fenikkusu (2023) https://t.co/WGOzQM3KFy ドセー・ドリアン・ングムーは1985年オルレアン生まれのラッパーで、ピット・バカルディーの弟。これは次のアルバムIkkiからの先行曲。曲名はフェニックスを日本風のローマ字で書いたものだが、フェニックス一輝は『聖闘士星矢』の登場人物だそう。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 3, 2024
Pierre III – Nonsense (2023) https://t.co/6CMhqfWTOU ピエール・トロワことピエール・ルルーは、オードセーヌ県出身のフレンチタッチの二人組グループ、ウース・ド・ラケットの元メンバー。これはこの名義でのファーストアルバム、Discothèqueの収録曲。フランス語で歌うフレンチタッチ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 4, 2024
Valérie Mairesse – Bombe anatomique (1983) https://t.co/ECSZD4NVzx ヴァレリー・メレスは1954年パリ生まれの女優、コメディエンヌ。RTLの名物番組グロステットなどによく出る大衆的女優だが、タルコフスキーの『サクリファイス』にも出演している。曲名はbombe atomiqueにかけたよくある駄洒落。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 5, 2024
Tiken Jah Fakoly – Arriver à rêver (2024) https://t.co/f7dRUzWAGd ティケン・ジャー・ファコリは1968年コートディヴォワール北西部オディエネ生まれの社会派レゲエ歌手。これは新しいアコースティックプロジェクトの曲だそうで、コラを使ったユニークなサウンドのレゲエである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 6, 2024
Henri Salvador et Ray Charles – Le blues du dentiste https://t.co/Bm4r1gY9Vk アンリ・サルヴァドール(1917-2008)とレイ・チャールズ(1930-2004)のデュエットで、1996年のヴィクトワール賞の映像。原曲は1958年発表で、ボリス・ヴィアンの作詞。原題はBlouse du dentiste(歯医者の白衣)。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 7, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。