M、B、Pの直前に鼻音の子音が来る場合はMを使い、それ以外の子音の前ではNになるのが原則だけど、例外に男性名詞comte(伯爵)、副詞néanmoins(しかしながら)などがあるわよ。また、bonを繰り返した男性名詞bonbon(飴)や、MNの綴りをもつ単語(automne、condamnerなど)もあります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 5, 2024
ペルシア起源の説話集『千夜一夜物語』のフランス語訳(18世紀初頭)の題名はLes Mille et Une Nuitsで、文法上必要がないetが入るのが特徴的ね。「アリババと四十人の盗賊」(Ali Baba et les quarante voleurs)に出てくる魔法のことば「開けゴマ」は、フランス語でSésame, ouvre-toiというわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 6, 2024
【偽りの友達(faux amis)】フランス語の動詞confronterは法律用語で「対質させる」、比較のために「突き合せる」という意味で、être confronté àを英語のto be confronted with(~と直面する)の意味で使うのは英語の影響なので好ましくないとアカデミーフランセーズは云っているわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 7, 2024
「台風の目」のことはl'œil du typhonというけれど、これと類似したl'œil du cyclone(サイクロンの目)は比喩的に用いられることがあるわよ。Être dans l'œil du cycloneは「困難で波乱に満ちた状況のただ中にある」ということを意味することが多いけど、これでは本来の意味の正反対ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 8, 2024
子音で閉じられていない開音節のアクサン記号がつかないEはしばしば脱落するけれど、こういった音節が複数並ぶときにどこのEを脱落させるのが自然なのかというのはなかなか難しい問題ね。たとえばJe ne me le demande plusという文は、Je n'me l'demande plusという発音が普通らしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 9, 2024
英語にto be in charge ofという表現があるけれど、これを直訳したêtre en charge deは好ましくないというのがアカデミーフランセーズの意見よ。よってIl est en charge de ce projetとは云わず、Il a la charge de ce projet、あるいはIl est chargé de ce projetと云うべきだそう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 10, 2024
John Lennonという名前は[dʒɔn lɛnɔn]と読み、onを鼻母音にせずに語末字の子音Nをしっかり発音するのよ。フランス語風ではない綴りの固有名詞はフランス語風に読みません。これはたとえばJordanという名前についても同様で[(d)ʒɔʀdan]という読み方が普通だけど、個人差があるようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 11, 2024
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 11, 2024
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【今週の一曲】Lescop – Exotica (2024) https://t.co/pyRdcyHStE
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 5, 2024
Barnabé Mons – Chat sauvage (2024) https://t.co/yz6eJitfao バルナベ・モンスは90年代から活動するリール出身のアーティスト。これはソロデビューアルバム、Bunker Superstarsの収録曲。60年代風ポップロックで、レ・シャ・ソヴァージュ(野良猫)を率いたディック・リヴァースへのオマージュ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 5, 2024
Ricet Barrier – Les vacanciers (1968) https://t.co/x38PjLyh2l リセ・バリエは1932年オーブ県生まれの歌手、芸人(2011年没)。子供向け番組の声優としても知られ、フランス語版バーバパパの全ての声を担当した。これはソローニュ地方の訛りで歌った歌だという。ジャンクロード・ヴァニエ編曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 6, 2024
Johnny Montreuil – Ses amours (2023) https://t.co/ETX2Knf70B ジョニー・モントルイユことブノワ・ダンテックはダブルベーシストで、自らがリーダーであるグループの名前も同じ。これはアルバム、Zanzibarの収録曲。ツィガーヌ・ロカビリーを標榜しているが、この曲はスーサイド風のサイコビリー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 7, 2024
H-Burns ft. Bertrand Belin – La nuit est entrée en lui (2024) https://t.co/hFfZO9jcnB Hバーンズはドローム県出身のミュージシャン、ルノー・ブリュストラインのソロユニット。英語でフォークを歌うのが基本だが、この歌はベルトラン・ブランのフランス語の歌をフィーチュアしている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 8, 2024
Alain Turban – Santa Monica (1979) https://t.co/jRAyC5QxcD アラン・テュルバンは1947年パリ生まれの歌手。これは最大のヒット曲だが今や忘れられたディスコ曲。いかにも70年代末のサウンドで、ホーンセクションがパッパカ鳴るアップテンポの歌。キッチュなものが好きな人にお薦め。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 9, 2024
Tagada Jones – Le poignard (2024) https://t.co/yJfkZSsgwF タガダ・ジョーンズはブルターニュ地方レンヌ出身のパンクメタルバンド。TRNT, Best of 1993-2023は30年間のキャリアを俯瞰する再録ベストアルバムだが、この曲は新曲である。わりとストレートで聴きやすいメロディーの曲である。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 10, 2024
Maxime Le Forestier – Ambalaba (1988) https://t.co/6uZJ40JApV マクシム・ルフォレスティエは1949年パリ生まれの歌手。これはアルバム、Né quelque partの収録曲で、モーリシャス島の歌手、クロード・ヴェララゴ作のセガ(ダンス音楽)を歌ったヒット曲。ワールドミュージックブーム前夜の作品。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 11, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。