Je bois du vinのduは部分冠詞で、Je parle du vinのduは前置詞deと定冠詞leが縮約したものだけど、その区別は動詞が直接目的補語をとる他動詞かどうかによるのよ。前者boireが他動詞で、後者parlerは自動詞(あるいは間接他動詞)ね。前置詞deの後のdu、de la、desは脱落します(J'ai besoin d'eau)。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 26, 2024
初級文法では説明が省略されることが多いけれど、部分冠詞には単数形のduとde laだけではなくて複数形もあり、不定冠詞と同じ形のdesがそれなのよ。たとえば肉のペースト、リエットはrillettesと書くけれど、この単語はあまり単数形で使わないので、des rillettesのdesは部分冠詞だと考えられるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 27, 2024
フランス語では水のことをde l'eauと云い、単独でeauとは云わないので、「水をお願いします」は*Eau, s'il vous plaîtではなくて、De l'eau, s'il vous plaîtと云うわね。英語ではWater, pleaseと云えるかもしれないけれど、フランス語では無理なのよ。オー、オーと繰り返しても水だとはわからないわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 28, 2024
水はde l'eauだけど、「水が必要だ」は*J'ai besoin de de l'eauではなくて、J'ai besoin d'eauと云うわよ。前置詞deの後に冠詞du、de la、desが来るときはそれが脱落するからなの。一方、J'ai besoin de l'eauは可能だけど、この場合はeauに定冠詞がついていると理解されるので、「その水が必要だ」。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) February 29, 2024
単語レベルではフランス語で子音の直前の綴り字「母音+M、N」は鼻母音になり、子音M、Nは発音されないけれど、語の連続の中では別の話なのよ。たとえばGuillaume parle、Simone parleなどにおいてはPの直前で母音を挟まずにMとNが発音されるので、on parleのPの前の鼻母音[ɔ̃]と区別が必要なの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 1, 2024
「グラス一杯のワイン、水」はun verre de vin、un verre d'eauと云うけれど、「ワイン用グラス、水用グラス」はun verre à vin、un verre à eauと云うわよ。材質についても前置詞deを使うので「クリスタル製グラス」はun verre de cristalだけど、enを使ったun verre en cristalでもいいようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 2, 2024
フランス語の聞き取りが難しいのは、個々の単語の区別がなかなか耳ではわかりにくいからね。フランス語の話しことばにかなり慣れていないと、たとえば[apɔʀtœ̃sodo]と云われたとき、すぐにApporte un seau d'eau(バケツ一杯の水をもってきて)という綴り字が思いつかないかもしれないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 3, 2024
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【今週の一曲】Astonvilla – Fallait-il (2024) https://t.co/1QMyY0va2Y
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 26, 2024
Laetitia Sadier – Penser l'inacceptable (2024) https://t.co/Yz1fn8YUQ0 レティシア・サディエは1968年ヴァンセンヌ生まれのミュージシャンで、特にステレオラブのボーカリストとして知られている。これは5枚目のアルバム、Rooting for Loveの収録曲。ステレオラブと変わらないが悪くない。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 26, 2024
Thomas Bangalter – Daaaaaalí ! (2024) https://t.co/cbXhfrGyjs トマ・バンガルテールは1975年パリ生まれのミュージシャンで、特にダフト・パンクの元メンバーとして知られる。これはスペインの画家ダリを扱ったフランスの劇映画Daaaaaalí !のテーマ曲で、意外なことに生ギター中心のインスト曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 27, 2024
Delgrès – Promis le ciel (2023) https://t.co/wcW92V9qS0 デルグレスは3人組のカリビアンブルーズロックグループ。ベースをスーザフォンが担当しているのが特徴である。これはサードアルバムのタイトル曲。グループ名は18世紀の奴隷解放論者の名前からとっている。これまでよりも多少ロック寄りか。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 28, 2024
Grande – La maison (2024) https://t.co/tPsceh43bb グランドはトゥール出身の男女デュオ。男性のガブリエルはギターを弾いて歌い、女性のクロエはバイオリニスト。これはデビューアルバム、Mer no 7の収録曲。今はドラマーとダブルベース奏者を加えた4人組になっている。とてもいいと思う。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) February 29, 2024
Le Beau Lac de Bâle – Va prom'ner le chien https://t.co/jTwx0BZAzW ル・ボー・ラック・ド・バールはスイスのジュネーヴ出身のユーモラスな歌を歌うロックンロールバンド。グループ名は「美しいバーゼル湖」という意味だが、バーゼルに湖はない。これは30周年コンサートの映像で、2007年のもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 1, 2024
Mika – Jane Birkin (2024) https://t.co/g171h4iASt ミカことマイケル・ホルブルック・ペニマン・ジュニアは1983年レバノンのベイルート生まれの歌手。これは6枚目のアルバム、Que ta tête fleurisse toujoursの収録曲で、ジェーン・バーキンへのオマージュ。初めて全曲フランス語で歌ったアルバム。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 2, 2024
Johnny Hallyday – Laura (1986) https://t.co/zKTCKhXEgM ジョニー・アリデーは1943年パリ生まれの歌手(2017年没)。これはジャンジャック・ゴールドマンが全曲をつくってプロデュースしたアルバム、Gangの収録曲で、1983年にナタリー・バイとの間に生まれた娘、ローラ・スメットに捧げたもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 3, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。