「リウマチ(rhumatisme)」、「アルコール中毒(alcoolisme)」のように、接尾辞-ismeが病気や中毒を意味する場合があるわ。「印象主義(impressionnisme)」や「キュビスム(cubisme)」が最初蔑称だったことや、islamismeが否定的ニュアンスをもつことには、この発想が関係しているのかもしれないわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 4, 2024
カナダのケベック州の大都市Montréalは日本でモントリオールと呼ばれるけど、フランス語の発音は[mɔ̃ʀeal]で、Tを読まないわよ。もとはmont réalで、「王の山」という意味の名前なの。これと違ってTを読むパリ近郊のMontreuil、スイスのMontreuxの方は、語源がmontではなくてmonastèreと共通するの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 5, 2024
Les personnes devant participer à la réunion sont priées de venir à la porte principaleという文のdevantは前置詞ではなくてdevoirの現在分詞よ。間違って「参加する前に」と解釈したら駄目よ。「参加する前に」はavant de participerで、この用例はqui doivent participerと言い換えられるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 6, 2024
「病気が治る、病気を治す」という意味の動詞はguérirで、自動詞でも他動詞でも使えるわよ。よって「インフルエンザが治った」はJ'ai guéri de la grippeともJe suis guéri(e) de la grippeとも云えます。後者は他動詞的用法だけど、このguériは過去分詞というよりも形容詞だと考えた方がいいかもね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 7, 2024
南仏の都市モンプリエ(Montpellier)の発音は[mɔ̃pəlje]で、[ə]が脱落しないのよ。その理由はもしこれを脱落させると[plj]という三子音が連続してしまうからね。どうしても[ə]を脱落させて三子音の連続を避けると、[mɔ̃plije]という変な発音になってしまいます。動詞plierの不定詞の発音は[plije]よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 8, 2024
子音+流音(LかR)は多くの場合密接に結びついて、間で音節が切れないので、たとえばdétruireは綴り上の音節に切るとdé·trui·reになり、語頭の開音節のEをエと読ませるためにはアクサンテギュが必要になるけれど、TLという組み合わせは例外なのよ。よってatlasの音節の切り方はat·lasになるの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 9, 2024
メートル・ギムスの歌にJ'me tireがあるけど、この題名のJ'は発音上のEの脱落を示したもので、正規の綴りではないわよ(本来はJe me tire)。脱落させると子音が三個連続する場合を除き、脱落性のEはよく落ちるけれど、この場合はJe m'tireという発音の方がJ'me tireよりも頻繁に行われると思うわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 10, 2024
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— 油川フランス語・英語教室(青森市)〜オンラインも (@aomori_france) March 10, 2024
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 10, 2024
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— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 10, 2024
ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 10, 2024
【今週の一曲】Marion Rampal ft. Bertrand Belin – De beaux dimanches (2024) https://t.co/mZM8ShaKHI
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 4, 2024
Brique Argent – Que du chrome (2024) https://t.co/GwnHI8Vf4J ブリック・アルジャンはサンテチエンヌ出身のコンスタンタン・ブリーズブラのソロプロジェクト。これはデビューEP、Meetingの収録曲。同じ町出身のテールノワールやフィス・カラと同様のメランコリックなアーバンミュージック。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 4, 2024
Caetano Veloso – La mer (2024) https://t.co/DKew8LkMgD カエターノ・ヴェローゾは1942年ブラジルのバイーア生まれの歌手で、MPBの代表的アーティスト。これはシャルル・トレネの有名な歌「ラ・メール」のカバー。作家クリスチーヌ・アンゴ初の監督映画、Une familleのサウンドトラック。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 5, 2024
Soolking – Tiki Taka ft. SCH (2024) https://t.co/K3Haf0dyi2 ソールキングことアブデラウーフ・デラジは1989年アルジェ生まれのラッパー。これはマルセイユの人気ラッパー、SCH(エスセアッシュ)をフィーチュアしたシングル。アルジェリアで撮影したビデオクリップで、オリエンタル風味がある曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 6, 2024
Rounhaa – Love Death Robots (2024) https://t.co/TqSIvf4lNb ルーナアことアーロン・ラティーフは2000年北フランスのリール生まれで、スイスのジュネーヴで活動するアーティスト。これはアルバム、Jaafarの収録曲。個性的なサウンドが面白い。ビデオクリップは日本で撮影したもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 7, 2024
OTH – Hommes des cavernes modernes (1985) https://t.co/MWYBSOg5SK OTH(オテアッシュ)は1980年代に活動した南仏モンプリエ出身のパンクバンド。これは1985年発表のコンピレーションアルバム、Les héros du peuple sont immortelsの収録曲。知名度は高くないが、今も評価が高い。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 8, 2024
Ravage Club – Sans toi (2024) https://t.co/iFbol1mPjh ラヴァージュ・クラブはブーローニュスュルメール出身の男女デュオで、リールで活動している。これはグループ名を冠したセカンドEPの収録曲。初期衝動を感じさせるラウドなパンクロックで、直情的にシャウトする失恋の歌である。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 9, 2024
Fredericks Goldman Jones – À nos actes manqués (1991) https://t.co/tHKeXWs4iJ 1951年パリ生まれの人気ミュージシャン、ジャンジャック・ゴールドマンがキャロル・フレデリクス、マイケル・ジョーンズと組んだトリオの最大のヒット曲。ワールドミュージックブーム初期発表のズークを採り入れた歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 10, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。