フランスには地方によってさまざまな風の名前があるわよ。たとえば地中海沿岸で吹く風には、主にローヌ川流域地方に吹く北風のmistral(男性名詞)、ラングドック地方に吹く北西風のtramontane(女性名詞)などがあるわね。サハラから吹いてくる熱い南東風はsirocco(男性名詞)といいます。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 18, 2024
フランス語では原則的に発音上の子音の三連続を避けるけれども、[s]の音が入るときはその限りではないのよ。たとえばdistraitやobscurのような単語の中には子音の三連続[stʀ]、[psk]があり、abstraitの場合は[pstʀ]という四連続があるわね。特にTとRの間に軽い母音を入れないように注意しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 19, 2024
フランス語学習者には半子音の発音が苦手な人が多いわね。たとえばJulienという名前は片仮名でジュリアンと書くことが多いけど、発音は[ʒyljɛ̃]なので、しっかり半子音を発音しなければいけません。パティシエ(pâtissier)なども同様の注意が必要ね([patisje])。Ouiだってウイじゃないのよ([wi])。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 20, 2024
主語のjeは動詞と倒置することがそれほど多くないけれど、たとえば小説などで「私は云った」の意味で台詞に挿入されるdis-jeは[diːʒ]と読むわよ。これ以外でもpuis-jeやdois-jeはそれぞれ[pɥiːʒ]、[dwaːʒ]と読み、命令文Dis-le([dilø])のleと違って、jeのEを読まないということに気をつけましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 21, 2024
語頭字Eが一文字だけで綴り上の開音節をつくる場合、このEには原則的にアクサンテギュがつくわよ(étudiant、égalitéなど)。例外は発音上一音節の短い単語だけで、èreやêtreなどのごく少ない単語には他のアクサン記号がつくの。プレノンのÈveのEはつけるとすればアクサングラーヴがつくわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 22, 2024
フランス語で「粉屋」のことをmeunierといい、名詞ばかりでなくて「粉屋の、製粉の」の意味の形容詞としても用いられるけど、小麦粉を使って調理した魚のことを「粉屋風(à la meunière)」と呼ぶわね。特にsole (à la) meunièreが有名で、片仮名を使って「舌平目のムニエル」と呼ばれるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 23, 2024
女性名詞diligenceは「熱心さ」、「迅速さ」の意味で、無冠詞の動詞句faire diligenceは「急ぐ、急いでする」という意味になるわよ。また、carrosse de diligenceは「乗合馬車」のことで、省略して単にdiligenceと呼ぶこともあったそう。不定冠詞付きfaire une diligenceはこの意味で理解されそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 24, 2024
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ユーチューブに動画を投稿していますので、チャンネル登録と高評価をお願いします。 https://t.co/50llLMc2FE
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【今週の一曲】Gaëtan Roussel & Bertrand Belin – Promenade (2024) https://t.co/sZR9JviL7o
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Dany Dan & Kyo Itachi ft. Freeze Corleone – Crypto Cash (2024) https://t.co/vBFoGh8n8A ダニー・ダンことダニエル・ラクエは1970年パリ生まれのラッパーで、元レ・サージュ・ポエット・ド・ラ・リューのメンバー。これはビートメーカー、キョー・イタチとの共演作Pièces montéesの収録曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 18, 2024
Détroit – L'angle (2024) https://t.co/HvpdONdEwI デトロワは元ノワール・デジールのベルトラン・カンタと元16・ホースパワーのパスカル・アンベールのグループ。2018年に一度解散したが、3人組になって復活した。これはクラウドファンディングで制作費を募ったセカンドアルバムからの先行曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 19, 2024
Meryl – Dernière escale (2024) https://t.co/9YRluzyD7H メリルことシンディー・エリスマールは1995年マルチニーク島第二の町ルラマンタン生まれの歌手、ラッパー。フランス語とクレオール語で歌うが、この歌はフランス語。既に多くのラッパーとの共演があり、デビューアルバムが期待されている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 20, 2024
Gabriel Auguste – À travers les murs (2024) https://t.co/YzvuiJEwl6 ガブリエル・オーギュストはヴァンデ県出身のミュージシャンで、以前ウォール・オヴ・デスというサイケロックグループのメンバーだった。これはコンセプトアルバム、La Grande Gommeの収録曲。よくできたサンシャインポップ。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 25, 2024
Yvan Cassar – Bus-stop (2023) https://t.co/js4msLoo5K イヴァン・カサールは1966年レンヌ生まれのミュージシャン。ジョニー・アリデーの後期アルバムのプロデュースなどで知られる。これはウィリアム・シェレールへのトリビュートアルバム、Simplement Shellerの収録曲で、ソロピアノのインスト曲。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 22, 2024
Alain Chamfort – La grâce (2024) https://t.co/DwjDFxbwdP アラン・シャンフォールは1949年パリ生まれの歌手。16枚目で最後のアルバムになると予告されているL'impermanenceの収録曲。ストリングスを加えたエレガントなエレクトロポップ。ゲストが多数出演するミュージッククリップがよい。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 23, 2024
Léo Ferré – Préface & La solitude (1972) https://t.co/ng2yQ9lh1U レオ・フェレは1916年モナコ生まれの歌手(1993年没)。73年のアルバム、Il n'y a plus rienの収録曲に1971年のアルバムのタイトル曲が続く。プログレッシブロックグループ、ゾーとオーケストラを従えた前衛的なアレンジ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 24, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。