フランス語が母音衝突を嫌うというのは事実だけど、母音衝突が避けられないことも多々あるのよ。たとえばIl va à Avignonと云うとき、Aの音が三つ続くわね。このときこの母音の連続は極力滑らかに発音すべきで、喉の奥の方を閉じて声門閉鎖音を出して母音間を切るのはよろしくないとされるわよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 29, 2024
「日が照っている」はIl y a du soleilやIl fait du soleilのように云えるけど、Il fait soleilは間違いではなくてもくだけた表現だそうよ。また、Il fait un beau soleilとも云えるわね。一方、Il fait ensoleilléやIl est ensoleilléは疑わしく、Le temps est ensoleilléの方がいいでしょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) April 30, 2024
「全員一致の」という意味の形容詞にunanimeがあり、これの派生名詞はunanimitéね。この単語のun-は「一」を意味し、-animeは「心(âme)」を意味するので、元は「一つの心」という意味ね。Ils ont voté le projet à l'unanimitéは「彼らは全員一致で計画に賛成票を投じた」という意味よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 1, 2024
アカデミー辞書第9版のpersuaderの項目には、Elle s’est persuadée qu’on lui en voulait(彼女は恨まれていると思い込んだ)という例文と、Elle s’est persuadé l’aimer encore(彼女はまだ彼を愛していると思い込んだ)という例文が載っているわ。過去分詞を性数一致させない方が文章語のようね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 2, 2024
【偽りの友達(faux amis)】英語の名詞impeachmentは「告発」、「弾劾」を意味するけれど、フランス語の男性名詞empêchementは「妨げ」、「障碍」の意味で、特に仏憲法では、弾劾とは限らず、病気などによる大統領の職務遂行停止を意味するの。この場合、元老院議長が職務を代行するわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 3, 2024
命令形が補語代名詞を伴う場合の語順や綴りは難しいわね。たとえばFaites-le examiner par un spécialiste(専門家に彼を検査させなさい)という文において、leはexaminerの直接目的補語だけどl'examinerとエリジオンしないしアンシェヌマンもしないの。Vous le faites examinerが元の形だからね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 4, 2024
命令文が二つの補語人称代名詞を伴うときの語順は直接目的補語、間接目的補語という順番なので、Donne-le-moi、Dites-le-luiと云うのが正しいけど、前者についてはフランス人でもDonne-moi-leと間違って云う人がいるわね。これは平叙文ではTu me le donnesという語順だからなのかしら。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) May 5, 2024
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【今週の一曲】Les Soucoupes violentes – Chanson conne (2024) https://t.co/n2LdigmRoT
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 29, 2024
Les Tchoquers – Paréidolies (2024) https://t.co/xyP9RqfWQQ レ・チョクールは60年代風ロックを専門にするマルセイユのレーベル、ディスク・チョックの男女デュオ。これは2022年発表のデビューアルバム、Éponyme収録のオリジナル曲。60年代のサイケデリックロックを再現している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 29, 2024
Les Bel-Air – Tant de choses à dire (1965) https://t.co/q5DQAiOPis レ・ベレールは60年代に活動したケベックのグループ。五枚のアルバムを残し、69年にはCupidonというナンバーワンヒットを放った。これはデビュー曲で、ローリング・ストーンズで有名なTime Is on My Sideのフランス語カバー。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) April 30, 2024
Magenta Club – X 1000 (2024) https://t.co/gNw5V4umny マジャンタ・クラブはエレクトロポップのグループ。これはセカンドアルバムのタイトル曲。2010年代の前半に人気を博したスポークンワードのグループ、フォーヴが名前を変えたもので、「考えるダンスミュージック」を標榜している。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 1, 2024
CXK – 24 de febrièr de 2022 (2024) https://t.co/eq8Zz9DfrN CXKはトゥールーズ出身、ポーラン・クルシアルとディミトリー・コガーヌの二人組。これはセカンドアルバム、Castèls dins la lunaの収録曲。スティーヴ・アルビニのスタジオで録音したブラック・サバス風ヘビーロック。(オクシタン語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 2, 2024
Les Sinners – Penny Lane (1967) https://t.co/NQ9Exmm1EI レ・シナーは60年代から70年代にかけて活動したケベックのガレージロックバンド。これは公式デビューアルバム、Sinnerismeの収録曲で、ビートルズのフランス語カバー。ビートルズをそのままなぞったカバーに過ぎないがそれなりに面白い。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 3, 2024
Yoa – Matcha Queen (2024) https://t.co/ILfnXgnLWQ ヨアことヨアナ・ボルズリはパリ出身の歌手、女優。ジュラ地方出身の父親とカメルーン人の母親をもつ。この曲「抹茶クイーン」はデビューアルバムからの先行曲らしい。ラナ・デル・レイやソコから影響を受けたメランコリックなアーバンポップ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 4, 2024
Eddy Mitchell – Rio Grande (1993) https://t.co/v0yQh20cNX エディー・ミッチェルことクロード・モワーヌは1942年パリ生まれの歌手。これは1993年発表の28枚目のソロアルバムのタイトル曲。メキシコから米国に逃れて自由の身になる犯罪者の映画とフランスのスーパーでの万引きの話を重ねる歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) May 5, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。