青森はだんだん寒くなってきて、先週は雪が降りました。多少積もった雪も二日後には解けてしまいましたが、冬が厳しいものにならないことを願うばかりです。
水曜日と日曜日の午前10時30分から12時の「フランス語の発音」、「フランス語の絵本」、木曜日午前10時30分~12時と日曜日午後1時~2時30分の「フランス語のやさしい新聞」、「フランス語の子供向け歴史物語」の授業はまだ誰も希望者がいないので生徒さんを募集しています。いずれも隔週授業ですので受けやすいと思います。それでも、誰も希望者がいないのですから、受けてみたいという方で隔週よりも毎週の方がいいという方がいらっしゃれば毎週授業に切り替えます。いずれにせよ、今申し込めば一対一の授業になるでしょう。
青森市にある油川フランス語・英語教室ではオンライン講座を開講していますので、世界中どこからでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので、Zoomをインストールしてもらえば誰でも簡単に受けられます。
オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしていますので、青森在住の方はお気軽にご相談ください。
現在開講中の授業について、詳しくはページ上の「フランス語オンライン講座」(このリンクもクリックできます)のタブをご覧ください。
今回は11月17日から22日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。

黄色で示している授業はまだ生徒がいません。内容についてはこのブログの最後の方に書いてありますのでスクロールしてみてください。濃い青で示しているのはまだ教科書が最初の方の授業ですので、これからでも参加できます。フランス文学の授業も随時生徒を募集しています。
毎週火曜日午後7時30分から9時の時間は「原語で親しむフランス文学」です。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされるかと思います。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。
原語で親しむフランス文学 11月18日(火)19:30~21:00
今回もアナトール・フランスの『現代史(L’Histoire contemporaine)』の第4巻「ベルジュレ先生パリに行
く」の抜粋を読みました。
前回までとは違う箇所で、ベルジュレ先生が娘のポーリーヌに「施し」についての皮肉に満ちた自説を述べる場面です。次に挙げるのは教科書の解説文の一部です。
Il était tentant, — et, à vrai dire, peu objectif — de ridiculiser l’aumône en s’en tenant à la caricature qu’en donnent les « pharisiens » dont la prétendue charité, n’étant dictée ni par l’amour du prochain ni par l’amour de Dieu, trahit l’esprit même du christianisme.
(訳)当時は「施し」という行いをからかいたくなるようなご時世だったが、実を言うとそれはあまり客観的なものではなかった。ここで作者は「ファリサイ人」がするような施しのカリカチュアにとどめているが、ファリサイ人の慈善なるものは隣人愛によるものでも神への愛によるものでもなく、キリスト教の精神そのもの裏切っているのだ。
ここのen s’en tenant à…はジェロンディフですが、s’en tenir à qqchは「~にとどめておく」という意味の成句です。
La caricature qu’en donnent les « pharisiens »のqu’は関係代名詞queで、この関係節の中の主語はles « pharisiens »です。
ここのenはde l’aumôneを受けているので、これはles « pharisiens » donnent la caricature de l’aumôneという文の直接目的補語、la caricatureが関係代名詞queの先行詞として前に出た形だということになります。
そしてdontで始まる関係節の主語はla prétendue charitéで、動詞はこのcharitéを形容する分詞構文の後に出てくるtrahitです。
この分詞構文n’étant dictée…はqui n’est dictée ni par l’amour du prochain ni par l’amour de Dieuと書き換えることができます。
少し難しい文ですが、このように分解して理解するようにしましょう。
この授業の生徒は現在二名です。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランスの雑誌・新聞を読む 11月22日(土)16:30~18:00
今回はフランソワ・オゾン監督の新作映画『異邦人(L’Étranger)』のテレラマ誌に載った映画評を読みました。
L’Étranger continue de plaire aux lycéens, tout en faisant partie du patrimoine de la littérature. Le dédain qu’a pu susciter naguère Albert Camus, qualifié de « philosophe pour classes terminales », n’a plus cours.
(訳)『異邦人』は今や文学の古典の一部になってしまったが高校生に愛され続けている。この前までアルベール・カミュは「大学入試用の哲学者」呼ばわりされて軽蔑されることがあったが、もうそのようなことはない。
これはこの記事の冒頭です。このtout en faisantはtoutによって対立の意味を強めたジェロンディフです。
副詞naguèreはil n’y a guère de tempsのことで「近い過去において、ついこの前」という意味です。
成句avoir coursは「通用する」という意味。
次回はこの記事の続きを読みます。
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
フランスの新聞・雑誌を読む 11月19日(水)13:30~15:00
今回はフランソワ・オゾン監督の新作映画『異邦人(L’Étranger)』のテレラマ誌に載った映画評の続きを読みました。
François Ozon parvient à rendre fascinant cet étranger à tout, « suicidé » de la société, criminel de l’ordre établi. Son indifférence semble se charger peu à peu d’un mélange d’orgueil et de révolte sans cause, ou alors d’une cause déjà perdue.
(訳)フランソワ・オゾンはこのあらゆるに対してよそ者である存在を魅力的な人物にすることに成功している。それでもこの男はいわば社会にとっては自殺したも同然の男であり、既成秩序に対する犯罪者なのだ。この男の無関心は少しずつ自尊心と理由なき反抗心が入り交じったものを帯びていくように思われる。あるいはそれは既に負けた裁判の反抗心であるのかもしれない。
ここのparvenir à inf.は「~しとげる」という意味。
Cet étranger à toutは「あらゆるものに対してよそ者である存在」という意味で、形容詞の用法を保った名詞だと考えられます。
最後のd’une cause déjà perdueがどこにかかるのかは難しいですが、sans causeと並列だと考えるのがいいでしょう。この文で使われているcauseには多義性があり、révolte sans causeは「理由なき反抗」、une cause déjà perdueは「既に失われた大義」であると同時に「既に負けた裁判」を意味しているのだと考えられるでしょう。
この授業の生徒は現在二名です。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。
A1からB2レベルの授業の教科書は主にフランスの出版社CLE InternationalのTendancesというものを用います。それぞれのレベルの冒頭数ページのPDFがこちらのリンクからご覧になれますのでご利用ください。
フランス語A1の現在開講中の授業は火曜日午後1時~2時30分です。
フランス語A1 11月18日(火)13:00~14:30
Unité 5 – Voyager – Leçon 1 – Raconter un voyage
第5ユニット 旅をする 第1課 旅の話をする
この課では複合過去について勉強します。これはマリークレールが友人に宛てたメールです。
Bonjour Chantal,
Le week-end dernier, j’ai fait un super voyage en Normandie !
Voici quelques photos.
Mon ami Bertrand est venu avec moi. Nous sommes partis samedi matin, nous avons visité Château-Gaillard et la maison de Monet. J’ai enfin vu le célèbre jardin.
Le dimanche, nous sommes allés à Rouen et nous nous sommes promenés dans la vieille ville. Bertrand s’est intéressé à la cathédrale. Puis, nous avons déjeuné dans un excellent restaurant.
Bises,
Marie-Claire
複合過去は大部分の動詞で助動詞avoirと動詞の過去分詞を組み合わせることで表される時制ですが、一部の移動を表す自動詞と代名動詞ではêtreを助動詞に使い、主語と過去分詞が性数一致します(代名動詞では性数一致しない場合もある)。また、メールの1行目の挨拶、最後の挨拶は慣習上行末がコンマであることに気をつけてください。
現在この授業の生徒は二名です。
フランス語初級会話A1レベルのオンライン授業に興味がある方はお問い合わせください。無料見学ができます。
フランス語A2の授業は土曜日午前10時30分~12時、木曜日午後7時30分~9時の二コマです。土曜日の授業の授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方はぜひとも都合がよい時間を選んでお問い合わせください。
フランス語A2 11月22日(土)10:30~12:00
Unité 3 – Projet – Trouver du travail
第3ユニット自由課題 仕事を見つける
今回は志望動機書(lettre de motivation)の実例を見て、それについての練習問題を解きました。
Madame, Monsieur,
Je suis actuellement en deuxième année de l’école vétérinaire d’Alfort et je dois faire un stage de trois mois dans une entreprise s’occupant des animaux.
J’ai suivi votre initiative de sauvegarde des tortues en France. Puis, la création de votre centre à Madagascar pour protéger ces espèces menacées par les trafics.
J’ai eu aussi l’occasion de travailler sur la tortue d’Hermann pour un exposé que j’ai fait à l’école vétérinaire.
Je souhaiterais vivement travailler au village des tortues de Madagascar comme bénévole.
Je ne connais pas Madagascar mais, adolescent, j’ai passé deux ans aux Comores où mes parents étaient en poste. Je pense avoir un bon esprit d’équipe et m’adapter facilement aux conditions de vie de votre centre.
Dans l’espoir d’une réponse favorable, je vous prie d’agréer, Madame, Monsieur, mes sincères salutations.
現在この授業の生徒は一人だけです。
教科書がまだ最初の方なので、フランス語初級会話のオンライン授業(A2レベル)に興味がある方はぜひお早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語A2 11月20日(木)19:30~21:00
Unité 7 – Leçon 4 – S’adapter à des règles ou à des habitudes
第7ユニット第4課 規則や習慣に適応する
いろいろな国の習慣の違いに関する文章を読みました。
ÇA NE SE FAIT PAS COMME CHEZ NOUS
À notre époque de mondialisation, les comportements ont tendance à se ressembler. Il reste heureusement des différences.
À table, Anglais et Français ont des habitudes différentes. À Londres, on sert le fromage après le dessert sucré. En France, c’est avant. Au Royaume-Uni, les mains doivent être gardées sur les genoux au lieu d’être posées sur la table comme en France.
En entrant chez quelqu’un en Russie, on quitte ses chaussures. On ne serre pas la main sur le pas de la porte car cela porte malheur.
Quand on reçoit un cadeau en France, on doit obligatoirement l’ouvrir et montrer son plaisir de la recevoir. Ce n’est pas pareil dans d’autres pays. En Chine par exemple, on doit d’abord refuser le cadeau. Puis, on l’accepte en remerciant. Mais, on ne l’ouvre pas pour ne pas risquer de montrer sa déception.
Les sujets de conversation peuvent être différents. En France, on peut parler de tous les sujets mais il ne faut pas poser de questions trop personnelles. On peut parler d’argent mais il ne faut pas demander à son interlocuteur combien il gagne. On peut lui parler de politique mais sans chercher à savoir pour qui il a voté.
この授業の生徒は現在一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。
フランス語B1レベルの授業は月曜日午後7時30分~9時です。
フランス語B1 11月17日(月)19:30~21:00
Unité 3 – Leçon 3 – Gérer un problème
第3ユニット第3課 問題を扱う
これはホテルやレストランなどについてのレビューの例です。
• Hôtel beaucoup trop cher pour la prestation. L’accueil est sympathique et le petit déjeuner correct mais les salles de bain sont minuscules et notre chambre sur le boulevard était trop bruyante.
• Décevant. Je vais éviter cette compagnie. Sièges peu confortables. Pas assez de place pour les jambes. Il a fallu attendre 40 minutes avant l’heure du départ pour pouvoir enregistrer et le vol a eu 2 h de retard. Pas de boisson offerte pendant cette attente.
• Cuisine raffinée. Service excellent et rapide. Cadre agréable. Je conseille cet endroit.
• Un lieu splendide, chargé d’histoire. Super bar avec une ambiance cool. Un personnel très efficace. Belle chambre à un prix raisonnable comparé aux hôtels de même catégorie.
• Ce restaurant bien situé est un attrape-touristes. Le service (masculin) est particulièrement désagréable. Les tables pas toujours bien nettoyées. La nourriture banale !
今回は新人エレクトロポップミュージシャン、NoorのSolo dans un lit doubleという歌を聴きました。自己憐憫に満ちた悲しい歌です。授業ではフランス語の歌詞と日本語訳字幕をつけたものを観ています。
現在この授業の生徒は三名です。
このB1レベルの授業はまだ教科書が最初の方なので、興味がある方は早めにお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B2レベルの授業は土曜日午後1時~2時30分、午後2時45分~4時15分の二コマです。
フランス語B2 11月22日(土)13:00~14:30
この授業は今回お休みでした。この授業の生徒は現在二名です。
フランス語B2レベルの授業に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。
フランス語B2 11月22日(土)14:45~16:15
Unité 5 – Leçon 4 – Transformer son habitat
第5ユニット第4課 住環境を変える
今回は新しいビデオ、Un lieu de vie original(独特な生活の場)を観ました。パリ近くの川で船を生活の場にしている男性の話です。
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はお問い合わせください。
現在生徒を募集中の授業について以下にお知らせします。希望者がいれば授業を始めますので、ご遠慮なくお問い合わせください。初回は無料体験授業です。
フランス語入門は月曜日午後3時30分~5時で新規開講します。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方はぜひともお問い合わせください。この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使います。興味がある方はお問い合わせください。
水曜日と日曜日の午前10時30分~12時の時間の授業は「フランス語の絵本を読む」と「フランス語の発音」です。いずれも月2回の隔週授業です。
「フランス語の絵本を読む」の授業では、フランスの6~10歳の子供向け月刊誌、Je lis déjàに掲載された絵本を読みます。頭が禿げた男性とその頭にとまった小鳥の物語、Un oiseau juste làの冒頭数ページがこちらのリンクで読めます。フランス語の文法を一通り終わらせた方向けの授業です。文法や単語ばかり勉強していても有機的な語学力は身につかないので、命が通った文章を読んでみましょう。何よりもその方が楽しく学習できます。単にフランス語の絵本を読んでみたい方にもお勧めです。

「フランス語の発音」の授業では初級者向け発音練習のテキスト、Phonétique progressive du français (débutant), CLE Internationalを使いますが、フランス語版に準拠した日本語のテキストも使います。最初の数課のテキストをこちらのリンクからご覧ください。外国語学習においてリズムがとても大切なものなので、最初はフランス語のリズムから勉強します。
水曜日午後1時30分~3時と土曜日午後4時30分~6時は「フランス語の新聞・雑誌を読む」です。現代の時事フランス語に親しむことを目的とした授業です。あくまで文章の正確な理解を目的とした語学の授業です。だいたい仏検2級レベル以上の方向けです。
木曜日午前10時30分~12時と日曜日午後1時~2時30分は「中級読みもの」の授業で、「フランス語のやさしい新聞」と「フランス語の子供向け歴史物語」の授業をそれぞれ隔週で行います。
いずれもテキストのサンプルはこちらのリンクからご覧になれます。
隔週授業については二つのうち一つだけ受けることも両方受けることもできます。詳細はこちらのブログをご覧ください。
全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。
以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。二コマ受講される方は、二コマ目が割引料金で8,000円になります。隔週授業は90分の授業がひと月2回で6,000円になります。
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。