• 「油川フランス語・英語教室」開講中

一月もあっという間に半分が過ぎてしまいました。青森市は山沿いの方は雪が大変のようですが、ここ油川は海が近くてそれほど雪が積もりません。毎日雪かきが大変だった去年に比べると多少楽なようです。

青森市にある油川フランス語・英語教室ではオンライン講座を開講していますので、世界中どこからでも受講できます。使いやすいZoomを使った講座なので誰でも簡単に受けられます。

オンラインばかりでなく対面授業も新規受付をしていますので、青森在住の方はお気軽にご相談ください。

現在開講中の授業について、詳しくはページ上の「フランス語オンライン講座」(このリンクもクリックできます)のタブをご覧ください。

今回は1月12日から17日までの授業の内容をご紹介しますので、受講をお考えの方は参考にしてください。どの授業も無料見学できます。

黄色で示している授業はまだ生徒がいません。内容についてはこのブログの最後の方に書いてありますのでスクロールしてみてください。濃い青で示しているのはまだ教科書が最初の方の授業ですので、これからでも参加できます。フランス文学の授業も随時生徒を募集しています。

毎週火曜日午後7時30分から9時の時間は「原語で親しむフランス文学」です。この授業では以前フランスの高校で用いられていた仏文学の教科書で、仏文学アンソロジーでもあるラガルド・エ・ミシャールを使い、さまざまな作家の作品の抜粋とその解説を読んでいきます。参加者には音読と仏文和訳が求められます。特に参加基準はありませんが、だいたい仏検二級程度以上のフランス語力が必要とされるかと思います。詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。

原語で親しむフランス文学 1月13日(火)19:30~21:00

アナトール・フランスの代表作『神々は渇く(Les Dieux ont soif)』の抜粋を読んでいますが、今回読み始めた一節は、立場が逆転して以前は陪審員だったエヴァリスト・ガムランが裁判にかけられる場面です。

Évariste, qui avait repris quelque force et pouvait presque se tenir sur ses jambes, fut tiré de son cachot, amené au Tribunal et placé sur l’estrade qu’il avait tant de fois vue chargée d’accusés, où s’étaient assises tour à tour tant de victimes illustres ou obscures. Elle gémissait maintenant sous le poids de soixante-dix individus, la plupart membres de la Commune, et quelques-uns jurés comme Gamelin, mis comme lui hors la loi.
(訳)エヴァリストはいくらか体力を回復し、自分の足で立つことがほぼできるようになっていたが、独房から引き出されて裁判所に連行され、壇上に立つことになった。これまであんなに何度も被告で一杯になっているのを見た場所、あんなにも多くの有名無名の犠牲者たちが代わるがわる座ったところである。この壇が今や七十人の重みに軋んでいた。その大多数は革命自治体政府のメンバーだが、幾人かはガムランのような陪審員で、この男のように法益を剝奪されていた。

一つ目の文のl’estrade(壇)という単語に二つの関係節がついていますが、一つはqueで始まるもので、もう一つはoùで始まるものです。両方とも関係節の動詞の時制は大過去で、そこでは今の裁判の時間よりも前の裁判の場面が問題になっています。今はエヴァリスト・ガムランら、多くの犠牲者をギロチン送りにした人々がこの壇上で裁かれていますが、その前には今はなき多くの被告たちがこの壇上に座っていたということが語られています。
一つ目の関係節は、先行詞l’estradeが動詞voirの直接目的補語なので、過去分詞はこの単語と性数一致して女性形単数のvueになっています。
二つ目の関係節は主語と動詞が倒置していて、主語がtant de victimesなので、代名動詞s’asseoirの過去分詞は女性形複数のassisesになっています。
当然のことながら、この一つ目の文の意味がよくわからないと二つ目の文は解釈できません。まず、文頭の単語elleが何を指しているのかがわからないでしょう。しかし前の文の意味がよく理解できると、ここで軋んで(gémir)いるものは多くの人が上にいるl’estrade(壇)であるとわかります。
フランス語は英語と比べても頭文字を大文字にすることが少ないので、そうなっている単語には注意が必要です。この一節でle Tribunalは「革命裁判所」のことですが、la Communeも歴史上のこの時期に固有のもので、「革命自治体政府」を意味します。
ここで使われているmettre qqn hors la loiという表現は「~の法益を剝奪する、法の保護の外に置く」という意味です。もしse mettre hors la loi、être hors la loiであれば「法を無視する(している)」という意味になりますが、ここでは逆に「法の保護が受けられない状態にされている」と云うことです。つまり、恐怖政治の時期に多くの人々を次々と死刑台送りにした当事者たちはその見返りとして法の保護が受けられない状態にされているのです。ちなみに単複同形の男性名詞hors-la-loiは「無法者、アウトロー」の意味です。

この授業の生徒は現在三名です。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。

フランスの雑誌・新聞を読む 1月17日(土)16:30~18:00

今回もパリ・マッチ誌11月13日号に載ったフランス人の大統領選挙に関する意識調査についての記事の続きを読みました。

Historiquement, cela procède aussi de notre longue tradition monarchique : “Le roi est mort, vive le roi.” À chaque avènement, les Français ont caressé l’espoir d’un changement d’ampleur, ce qui a conféré à Louis XVI une très grande popularité au début de son règne.
(訳)歴史的に言うと、これはこの国の長い君主制の伝統にも由来するものです。「王様は死んだ、王様万歳」というのです。新しい即位のたびにフランス人は大きな変化があるという期待を抱くものですが、そのためにルイ16世はその治世が始まったときにはとても大きな人気があったのです。

Caresserという動詞は「愛撫する」という意味ですが、「(胸に)温める、抱く」という意味にもなるので、このように気持ちや考えを直接目的補語にとることができます。
ここのce qui a conféré à Louis XVIという語句は前に述べられたことをceが受けています。フランス語ではこのように関係節を伴ったceが直前に述べたことを受けて「そのために~である」ということを付け加えることがよくあります。このようにコンマに続くこともありますが、独立した無動詞文になることもあります。
この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。

フランスの新聞・雑誌を読む 1月14日(水)13:30~15:00

今回は月刊誌Psychologiesの一月号に載ったCe que notre goût des polars raconte de nous(サスペンス小説嗜好から何がわかるか)を読みました。このPsychologiesという雑誌は「心理学」という題名なので堅そうにみえますが、あくまで一般向けの雑誌です。
Symboles des vacances, puisque nous les lisons souvent sur la plage lorsque nous avons enfin un peu de temps devant nous, les thrillers nous aspirent dans un autre univers l’espace de quelques heures.
(訳)サスペンス小説は夏休みの象徴だといえる。ようやく少し自由な時間ができるとこういった小説をよく読むからだ。スリラー小説は数時間の間私たちを別の世界へと誘うのである。
省略的な書き方ですが、(Ce sont des) symboles des vacancesのように補って考えることができるでしょう。
Les thrillers nous aspirentは「スリラー小説は私たちを吸い込む」という意味になります。
ここのl’espace de quelques heuresという表現のl’espaceには前置詞がついていませんが、「数時間の間」という意味を表す副詞句です。

この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。オンラインでの無料体験授業、見学ができます。

A1からB2レベルの授業の教科書は主にフランスの出版社CLE InternationalのTendancesというものを用います。それぞれのレベルの冒頭数ページのPDFがこちらのリンクからご覧になれますのでご利用ください。

フランス語A1の現在開講中の授業は火曜日午後1時~2時30分です。

フランス語A1 1月13日(火)13:00~14:30

Unité 5 – Leçon 3 – Rencontrer des difficultés
第5ユニット第3課 困難と出会う

これは理由表現の練習問題ですが、主語をjeに変えて文を書き直さなければならないことに注意してください。

Écrivez l’explication de Lisa comme dans l’exemple.
Une collègue curieuse
Ophélie : Tu n’es pas venue travailler la semaine dernière. Pourquoi ?
Lisa : (Elle a pris une semaine de vacances.) → Parce que j’ai pris une semaine de vacances.
Ophélie : Pourquoi tu as pris des vacances ?
Lisa : (Elle est allée à Clermont-Ferrand.)
Ophélie : Pourquoi tu es allée à Clermont-Ferrand ?
Lisa : (Avec Arnaud, elle a fêté ses 10 ans de mariage.)
Ophélie : Pourquoi vous n’êtes pas allés à Venise ?
Lisa : (Elle a rencontré Arnaud à Clermont-Ferrand. Ils ont fait leurs études ensemble à l’université.)

現在この授業の生徒は二名です。
フランス語初級会話A1レベルのオンライン授業に興味がある方はお問い合わせください。無料見学ができます。

フランス語A2の授業は土曜日午前10時30分~12時、木曜日午後7時30分~9時の二コマです。興味がある方はぜひとも都合がよい時間を選んでお問い合わせください。

フランス語A2 1月17日(土)10:30~12:00

Unité 4 – Leçon 1 – Annoncer un événement
第4ユニット第1課 出来事を告知する

今回は新しいスキット、Bonne ou mauvaise nouvelle ?を見ました。特に代名動詞の複合過去や受動態における過去分詞の一致に気をつけましょう。

現在この授業の生徒は一人だけです。
フランス語初級会話のオンライン授業(A2レベル)に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。

フランス語A2 1月15日(木)19:30~21:00

Unité 8 – Leçon 2 – Comprendre un guide touristique
第8ユニット第2課 旅行ガイドを理解する

今回は気候に関する表現を中心にした練習問題を解きました。

LE CLIMAT EN FRANCE
Sur la façade atlantique, la Bretagne, la Normandie et la région Nord-Picardie, les hivers sont doux et les étés ne sont pas très chauds. Il pleut environ 130 jours par an.
Le Sud connaît des étés très chauds (jusqu’à 35 °C). Les hivers sont doux et ensoleillés avec de brèves périodes froides et ventées sauf sur la Côte d’Azur. À la fin de l’été, de violents orages peuvent s’abattre sur ces régions.
Les régions montagneuses ont des hivers très froids et neigeux et des étés chauds.
Le reste du pays comme la région parisienne a un climat proche du climat atlantique avec moins de pluies et des saisons plus contrastées.
Comme dans le reste du monde, la tendance est à un léger réchauffement de l’ensemble des saisons.

この授業の生徒は現在一人だけです。興味がある方はお問い合わせください。

フランス語B1レベルの授業は月曜日午後7時30分~9時です。

フランス語B1 1月12日(月)19:30~21:00

Unité 3 – Bilan
第3ユニットまとめ

まとめの練習問題の続きですが、これは整序問題です。

Elle raconte son voyage en avion. Remettez les phrases dans l’ordre.
a. Heureusement, car au décollage il y a eu des turbulences.
b. Il n’y a pas eu de problème au contrôle de police.
c. Nous avons embarqué à 18 h.
d. J’ai foncé à l’enregistrement.
e. J’ai réservé mon billet sur Liligo il y a un mois.
f. On nous a servi une excellente collation.
g. Deux heures après, nous avons atterri à Prague.
h. Par chance, le vol avait du retard.
i. J’ai attaché ma ceinture.
j. Le taxi a mis trois heures pour arriver à l’aéroport.

今回はジャズバイオリニスト、マチアス・レヴィのL’espoirを聴きました。女性ボーカリストを迎えた歌ものアルバム、Chant Songの収録曲で、ブレーズ・サンドラールの詩の一節に曲をつけたものです。

現在この授業の生徒は三名です。
B1レベルの授業に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。

フランス語B2レベルの授業は土曜日午後1時~2時30分、午後2時45分~4時15分の二コマです。

フランス語B2 1月17日(土)13:00~14:30

Unité 5 – Leçon 4 – Transformer son habitat
第5ユニット第4課 住環境を変える

今回は新しいビデオ、Un lieu de vie original(独特な生活の場)を観ました。パリ近くの川で船を生活の場にしている男性の話です。

この授業の生徒は現在二名です。
フランス語B2レベルの授業に興味がある方はお問い合わせください。無料体験授業、見学ができます。

フランス語B2 1月10日(土)14:45~16:15

Unité 6 – Leçon 2 – Mener une action sociale
第6ユニット第2課 社会活動を行う

これはフランス社会における男女平等問題についての短い記事です。日本の歴史や現状と比べてみましょう。

LA PARITÉ ENTRE LES FEMMES ET LES HOMMES
La France a attendu 1945 pour donner le droit de vote aux femmes, 1965 pour supprimer la tutelle des maris sur leurs épouses et 1983 pour instaurer l’égalité professionnelle des femmes et des hommes. Toutefois, en 2014, les femmes cadres gagnaient en moyenne 21,8 % de moins que les hommes. Elles étaient en minorité dans les conseils d’administration des entreprises et les assemblées élues.
Ce retard s’expliquerait par deux fausses idées :
– l’autorité et l’ambition seraient des qualités plus masculines que féminines ;
– la présence d’une femme à la maison est bénéfique pour l’équilibre du couple et l’éducation des enfants.
Mais le rajeunissement de la classe politique pourrait être l’occasion d’un nouveau progrès. En 2017, le deuxième gouvernement du président Emmanuel Macron (élu à 39 ans) comportait 15 femmes et 15 hommes. À l’Assemblée nationale, le nombre de femmes passait de 18 % (en 2007) à 39 %.

2007年にはフランス国民議会の女性議員数が全体の18%に過ぎなかったというのが意外に感じられます。

この授業の生徒は現在一名だけです。興味がある方はお問い合わせください。

現在生徒を募集中の授業について以下にお知らせします。希望者がいれば授業を始めますので、ご遠慮なくお問い合わせください。初回は無料体験授業です。

フランス語入門は月曜日午後3時30分~5時で新規開講します。フランス語の勉強を始めてみたいという人、むかし少し勉強したけれどもう一度チャレンジしてみたいという方はぜひともお問い合わせください。この授業では『アクティブに学ぶフランス語文法』(アルマ出版)という教科書を使います。興味がある方はお問い合わせください。

水曜日と日曜日の午前10時30分~12時の時間の授業は「フランス語の絵本を読む」と「フランス語の発音」です。いずれも月2回の隔週授業です。
「フランス語の絵本を読む」の授業では、フランスの6~10歳の子供向け月刊誌、Je lis déjàに掲載された絵本を読みます。頭が禿げた男性とその頭にとまった小鳥の物語、Un oiseau juste làの冒頭数ページがこちらのリンクで読めます。フランス語の文法を一通り終わらせた方向けの授業です。文法や単語ばかり勉強していても有機的な語学力は身につかないので、命が通った文章を読んでみましょう。何よりもその方が楽しく学習できます。単にフランス語の絵本を読んでみたい方にもお勧めです。

「フランス語の発音」の授業では初級者向け発音練習のテキスト、Phonétique progressive du français (débutant), CLE Internationalを使いますが、フランス語版に準拠した日本語のテキストも使います。最初の数課のテキストをこちらのリンクからご覧ください。外国語学習においてリズムがとても大切なものなので、最初はフランス語のリズムから勉強します。

水曜日午後1時30分~3時と土曜日午後4時30分~6時は「フランス語の新聞・雑誌を読む」です。現代の時事フランス語に親しむことを目的とした授業です。あくまで文章の正確な理解を目的とした語学の授業です。だいたい仏検2級レベル以上の方向けです。

木曜日午前10時30分~12時と日曜日午後1時~2時30分は「中級読みもの」の授業で、「フランス語のやさしい新聞」と「フランス語の子供向け歴史物語」の授業をそれぞれ隔週で行います。

いずれもテキストのサンプルはこちらのリンクからご覧になれます。

隔週授業については二つのうち一つだけ受けることも両方受けることもできます。詳細はこちらのブログをご覧ください。

全ての授業について初回の見学あるいは体験授業は無料です。

以上の授業に興味がある方はこのサイトのお問い合わせページ、あるいはこのページの上下にあるメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。料金は90分の授業がひと月4回で12,000円です。二コマ受講される方は、二コマ目が割引料金で8,000円になります。隔週授業は90分の授業がひと月2回で6,000円になります。

Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。


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