État souverainは「主権国家」のことよ。Souveraineté populaireは「国民主権」のことね。国民主権の場合、主権はpeupleにあるとされるけれど、このpeupleは個々人の総体で、抽象的な概念nationと対立するものとして考えられるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 novembre 2018
アカデミーフランセーズ会員はimmortelと呼ばれ、自ら辞任できない終身会員だけど、不名誉と見なされる会員が除名されることはありうるわ。20世紀だと第二次大戦後にヴィシー政権のペタン元帥やアクシオンフランセーズのシャルル・モーラスなどの対独協力者(コラボ)が除名されているわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 novembre 2018
Endroitは「場所」の意味だけど、envers(裏)の対義語として「表」の意味で使うこともあるわよ。紙の「表」と「裏」についてはそれぞれrectoとversoをよく使うわね。フランス語のdroitと英語のrightにはつながりがありそうな気がしないかしら?
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 novembre 2018
カルロス・ゴーンの苗字はGhosnというつづりのレバノン由来の名前で、本来はゴスンのように発音すべきものね。でもフランス古来の固有名詞にはRosny(ロニー)、Besnard(ベナール)、Chesnais(シェネー)のようなものがあるので、この発音の仕方を真似たのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 novembre 2018
Plombは「鉛」のことだけど、péter les plombsという成句の意味は「激昂する(キレる)」ということよ。この場合les plombsは「ヒューズ」のこと。初期のヒューズは容器なしの針金だったけど、これが鉛製だと考えられたためにこの表現が生まれたのね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 23 novembre 2018
Mettre de l'eau dans son vinは、文字通りの意味は「ワインを水で割る」だけど、自分の意見を強く主張していた人が「トーンダウンする」という意味で使う表現よ。ワインを水で割るなんてとんでもないと主張するうるさいグルメは昔はいなかったらしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 novembre 2018
Bon débarrasということばがあって、これ単独で「いなくなってせいせいした」という意味で使います。嫌いな人が姿を消したときなどに使うわね。このような状況で使うのは品が悪いけど、もともとは押入れにあるいらなくなったものを捨ててすっきりしたときなどに使うことばだと思うわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 novembre 2018
【今週の一曲】Bertrand Belin – Glissé redressé (2018) https://t.co/WNaB6PDUbi
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 novembre 2018
Fred Pallem & le Sacre du tympan – Train fantôme https://t.co/abroGWZX6e フレッド・パレムと鼓膜の祭典(『春の祭典』のもじり)は映画音楽風の音楽を演奏するビッグバンド。2005年発表の代表曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 novembre 2018
Nawel Ben Kraïem – Par mon nom (2018) https://t.co/JrFh19uhlR ナウェル・ベン・クライエムはチュニジア系の歌手。ワールドミュージックではなくてフランスのポップスだが、アラビア語の歌詞を含むオリエンタルな歌である。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 novembre 2018
Vanessa Paradis – Ces mots simples (2018) https://t.co/PQFKDKQ6sg 5年ぶりのアルバムLes sourcesから、2018年に結婚した俳優サミュエル・ベンシュトリット作の曲。クリップはジャンバティスト・モンディーノ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 novembre 2018
Plaisir de France & Barbara Carlotti – Herbes mauves (2017) https://t.co/BlkV7Tsre7 プレジール・ド・フランスはDJのジュリアン・バルトのプロジェクト。バルバラ・カルロッティをヴォーカルにフィーチュア。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 novembre 2018
Boule noire – Aimer d'amour (1978) https://t.co/kxb66CkmZr ブール・ノワールことジョルジュ・サーストンはケベックの歌手(1951-2007)。これは当時のフランス語圏では珍しいメローなソウルのヒット曲。声に難ありか。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 23 novembre 2018
Delgrès – Mo jodi (2018) https://t.co/8UOIj0nM6K 18世紀の奴隷解放論者から名前をとったデルグレスはカリビアンブルーズロックの3人組で、ベースをスーザフォンが担当しているのが特徴。デビューアルバムのタイトル曲。歌詞はクレオール語。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 novembre 2018
Georgio – Hier (2018) https://t.co/3mkhnO2X1I 前作Héraが好評だったラッパーのジョルジオ君のサードアルバムXX5は題名通り25歳になったのを記念したもの。孤独や憂鬱を歌った内省的な雰囲気の曲だが、ポップさがあって悪くない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 novembre 2018