Homme de neigeは雪男だけど、bonhomme de neigeは雪だるま、abominable homme des neigesはイェティのような怪物の意味よ。ここでde neigeではなくdes neigesを用いるのは、イェティが雪でできていないからかしら。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 mars 2018
動詞のabasourdir(呆然とさせる)と男性名詞のcarrousel(騎馬パレード)は、一個のSが母音に挟まれているのに、SSのように無声音で発音されるのをときどき耳にすることがある珍しい単語よ。正しい発音は当然Zのように有声音で発音することになっているの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 mars 2018
プログレバンド、マグマのリーダーのドラマーChristian Vanderの名前はヴァンデと書かれていることが多いけど、この苗字は義父のジャズピアニスト、モーリスがVanderschueren(ヴァンデルシューレン)という長い姓を縮めたもので、語末のRを発音するのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 mars 2018
ジャーナリズムでは換喩(métonymie)によって首都名でその国の政府の意向を意味することがあるわよ。Acccord entre Paris et Berlinは「独仏政府間合意」ね。Bruxellesは文脈によってベルギー政府だったり欧州連合政府だったりするわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 mars 2018
Vélodromeは競輪場のことだけど、マルセイユのStade Vélodromeは現在ほとんど自転車競技の会場としては用いられず、マルセイユのサッカーチームOMの本拠地として知られているわよ。Hippodromeは競馬場、boulodromeはペタンク競技場ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 23 mars 2018
英語で「原罪」はoriginal sinだけど、フランス語ではpéché originelよ。英語の形容詞originalはフランス語のoriginal(オリジナルの)とoriginel(本源の)という二つの形容詞に当たるの。前者は「変わってる」の意味で使うことも多いわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 24 mars 2018
「私に触るな」はNe me touche pasだけど、砕けた言い方ではneを省略してMe touche pas、破格の言い方ではTouche-moi pasというわよ。また、子供に「触っちゃ駄目!」というような言い方ではPas touche !ということができるわね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 25 mars 2018
【今週の一曲】Dominique A – Toute latitude (2018) https://t.co/hSKUZGu1Zk
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 mars 2018
After Marianne – Pour tenir (2018) https://t.co/vH4ohBNZ3Z アフター・マリアンヌは女性ヴォーカルのマチルダを中心にしたトゥールーズの4人組。メランコリックなドリームポップで、ドーターなどが好きな人におすすめ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 mars 2018
Pauline Lafont – M'oublie pas (1986) https://t.co/xDw03ZEILe ポーリーヌ・ラフォンはベルナデット・ラフォンの娘で、1988年25歳のとき山中で転落死した。遺体の発見が遅れ、当時大変な失踪騒ぎになった。ダオ作詞、ジャクノ作曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 mars 2018
Claude Nougaro – À bout de souffle https://t.co/xq49OVb0K2 クロード・ヌガロがデイヴ・ブルーベックの「トルコ風ブルーロンド」にフランス語の歌詞をつけたもの。題材は映画の『勝手にしやがれ』で、題名も同じ。1967年の映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 mars 2018
Alice Lewis – Cabriolet (2018) https://t.co/vhBkqtbLHd またもや80年代シンセポップ風の個性派女性アーティスト。フランス語で歌を歌いはじめた3枚目のアルバムから。これはアーティスト集団カタストロフの曲。この曲はミレーヌたんっぽい。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 mars 2018
Georgette Lemaire – Vous étiez belle, madame https://t.co/Cro0FBhtyV ジョルジェット・ルメールはミレイユ・マチユのライヴァルと見なされていた女性歌手。古臭いシャンソンが好きな人は好きでしょう。1971年の映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 23 mars 2018
Bon Voyage Organisation – Soleil Dieu (2018) https://t.co/rzaOIthFmR コズミックSFダンスのボン・ヴォワヤージュ・オルガニザシオンは、80年代までのシンセサイザーを使ってエキゾチックなラウンジ音楽を奏でる。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 24 mars 2018
MC Solaar – Nouveau western (1994) https://t.co/64uXopcwVt MCソラールがフランスのラップ全盛期の90年代中頃に発表したアルバムから。セルジュ・ゲンズブールとブリジット・バルドーの「ボニー&クライド」をサンプリングしている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 25 mars 2018