フランス国鉄SNCF(Société nationale du chemin de fer)の職員のことをcheminotというわね。この単語は職業名というよりも組合員、労働者としての国鉄職員の意味でよく使われるようね。報道で耳にするけど、あまり自称はしないような印象があります。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 16 avril 2018
Être au courant de qqchは「(事情や状況を)知っている」という意味ね。たまに女性が主語のときにこれを形容詞だと勘違いしてau couranteと云う人がいるけど、これは単なる間違いね。状況の「流れ」に通じているという発想がこの表現の元にあるのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 17 avril 2018
Ermiteは「隠者」で、英語ではhermitね。「やどかり」はbernard-l'ermiteと呼ばれるけど(正式にはpagure)、この動物についてはbernard-l'hermiteという綴りもあるの。「隠者」の意味ではHをつけたら間違いなので注意しましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 18 avril 2018
語尾に-ismeをもつ単語の中には病名がかなりあるわよ。たとえばautisme(自閉症)、paludisme(マラリア)、rhumatisme(リウマチ)、strabisme(斜視)などね。Alcoolisme(アルコール中毒)やiodisme(ヨード中毒)などは中毒の意味ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 19 avril 2018
Susurrer(ささやく)という動詞の二番目のSは母音に挟まれているけど有声音にならないわよ。類義語にchuchoterやmurmurerがあり、いずれも語頭の子音を繰り返しているので、ささやきを意味することばに共通する発想があるようね。日本語の「ささやく」もそうかも。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 20 avril 2018
Mon stylo s'appelle reviensは「私のペンは『帰ってこい』という名前だ」というのが文字通りの意味だけど、「ペンを貸すけど必ず返してね」という意味よ。主語は他のものと入れ替えることができます。面白い言い方だけど、論理的にはちょっと変ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 21 avril 2018
Peintreは画家のことを意味するけど、ペンキ屋を意味する場合もあるわよ。特に建物の塗装をする人はpeintre en bâtimentといったりするわね。また、écrivainは作家だけど、écrivain publicは書くのが不得意な人のために文書を作成する代書人よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 22 avril 2018
【今週の一曲】Vox Low – Now We're Ready to Spend (2018) https://t.co/i75z08LvON
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 16 avril 2018
LNA Noguerra – Lunettes noires (1988) https://t.co/jarNkaej3V リオの妹エレナ・ノゲラのデビューシングル。LNAでエレナと読む。ピエール・エ・ジルのクリップ。作曲がジェイ・アランスキーなのでリオの歌と似ている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 17 avril 2018
Clara Luciani – La grenade (2018) https://t.co/LqHkwxJjNp ヌーヴェル・ヴァーグやラ・ファムに参加していたという過去からは考えられない深みと味わいをもった女性歌手。ラ・グランド・ソフィーなどが好きな人にお勧めです。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 18 avril 2018
Nazca – Tombé pour la France (2018) https://t.co/3POMkDVot9 ナスカは女二人男二人のリヨンの四人組。ウクレレやカホーンを使った爽やかなフォークポップ。オリジナル曲は英語だが、これはエチエンヌ・ダオのヒット曲のカヴァー。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 19 avril 2018
Lorenzo – Fume à fond (2017) https://t.co/WMbA5rX45B ロレンゾはエディ・ド・プレトやクララ・ルチャーニなどの注目アーティストを擁するイニシアルレーベルのラッパー。フランスでは定期的に出る大麻ネタのコミカルなヒット曲。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 20 avril 2018
Essaie pas – Futur parlé (2018) https://t.co/KyRfztLOXr ソロアーティストとしても活動するエレクトロミュージシャン、マリー・ダヴィッドソンをメンバーに擁するモントリオールの男女デュオ、エセー・パ。詩の朗読を乗せたポエトロニカ。♡
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 21 avril 2018
Madame Monsieur – Mercy (2018) https://t.co/jCnTLvSIOL マダム・ムッシューはアーバンミュージックの夫婦デュオ。2018年のユーロヴィジョンのフランスの代表曲。地中海の難民救助船の船上で生まれた子供を歌う実話に基づいた歌。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 22 avril 2018