単純過去や接続法半過去について誤解しているフランス語学習者が多いわね。これらは文章語で使われる時制だけど、文章語は「文語」の意味ではないのよ。物語や歴史的事実を書くときには単純過去を使った方が贅肉の少ない文体になるわね。複合過去ばかりだとaとontの繰り返しで締まりがないわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 30 juillet 2018
フランス政府公式の交通情報のことをBison Futéというわね。「賢いバイソン」という名前だけど、動物ではなくてインディアンのキャラクターの名前です。これは1976年に始まった渋滞解消キャンペーンのマスコットで、その年は前の年に比べて渋滞が激減したと云われているわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 31 juillet 2018
経済制裁(sanction économique)の中で輸出禁止措置のことを特にembargoというわよ。スペイン語から借用した語彙だけど、17世紀から使われているそうです。資産凍結のことはgel d'avoirsといい、ここでavoirは資産を意味する男性名詞ね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 1 août 2018
フランスのグランゼコールの中にPonts et chausséesと呼ばれる学校があるわよ。「橋と路面」というなんだかぼんやりした名前だけど、国立土木学校のことよ。似たような呼び名の学校にArts et métiers(技術と職業)があるわね。工芸学校のことよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 2 août 2018
フランスのSAMUはservice d'aide médicale d'urgence(緊急医療救助サービス)の略で、緊急電話番号は15よ。救急医のことはurgentisteといい、救急車(ambulance)に乗務する人はambulancierね。救急車は民間業者が多いわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 3 août 2018
「滝」のことをcascadeというけれど、この単語は映画やサーカスにおける危険な演技も意味するの。派生語のcascadeurは「スタントマン」や「曲芸師」のことよ。Trapèzeは「台形」の意味だけど、trapézisteは「空中ブランコ乗り」の意味になるわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 4 août 2018
Elle s'est laissée mourirとElle s'est laissé convaincreは、laisserの過去分詞に続く不定詞の動作主体が主語かどうかによって過去分詞の一致の仕方が変わるけど、規則が複雑なので1990年以後は一致させなくてもよくなったわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) 5 août 2018
【今週の一曲】Miossec – La mer, quand elle mord, c'est méchant (2018) https://t.co/lLDyvPCpVC
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 juillet 2018
Antoine Léonpaul – Un autre homme (2011) https://t.co/OPlO8bmI9f アントワーヌ・レオンポールは1975年生まれの男性歌手。これはデビューアルバム収録曲だがよく練られたメロディがよい。俳優のジャン・ベンギギの息子だそうだ。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 30 juillet 2018
Sheila et Ringo – Les gondoles à Venise (1973) https://t.co/eyLfAzohFE 当時結婚したばかりのカップル、リンゴとシェーラが歌う「ヴェネツィアのゴンドラ」という歌。L'avventuraとあまり区別がつかない。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 31 juillet 2018
Booba – Gotham (2018) https://t.co/jmcy8JpfEd 1976年生まれのベテランラッパー、ブーバがバットマンを題材にした曲。ローフを初めとする他のラッパーとの確執が知られているが、このアニメのクリップの中で敵を殺しています(笑)。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 1 août 2018
Élisa Point et Fabrice Ravel-Chapuis – Dégueulasse (2009) https://t.co/c53PvE4NPw ゴダール監督の『勝手にしやがれ』の最後の場面へのオマージュの歌。エリザ・ポワンとファブリス・ラヴェルシャピュイの共作。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 2 août 2018
Bernadette Lafont – Épatez-moi (1972) https://t.co/BUYScpyCJJ トリュフォー監督の映画『私のように美しい娘』の挿入曲で、主演女優のベルナデット・ラフォンが歌ったものだが、これは当時のTV番組で歌ったときの映像。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 3 août 2018
Arkadin – 1jour1mois1année (2018) https://t.co/0wnIKSSTAB フランスR&Bの新星アルカダンの2018年の4曲入りEP「オーロラ」から。メローでメランコリックなエレクトロサウンドが心地よい。フランスのR&Bがよくなってきた。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 4 août 2018
Jeanne Mas – Femme d'aujourd'hui (1986) https://t.co/cksQ1JkhkD 1980年代のフランスニューウェイヴ歌謡を代表するジャンヌ・マスの歌。中森明菜が1987年の英語アルバムCross My Palmで英語詞版をカバーしている。
— フランス語のポップスとロック@ふつごぽん (@futsugopon_vj) 5 août 2018