「神童」の意味のenfant prodigeも、「バタフライ効果」の意味のeffet papillonも、同格名詞が形容詞的に用いられているけれど、前者の複数形はenfants prodiges、後者の複数形はeffets papillonなのよ。「子供の数だけ驚異があるのか」、「効果の数だけバタフライがいるのか」を考えてみましょう。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 22, 2024
「森林の」を意味する形容詞にsylvestreがあり、「造林」のことはsylvicultureというわよ。少し意外だけど、「野生の、未開の」の意味の形容詞sauvageはこれらの単語と語源が共通するの。ラテン語で「森」のことをsilvaといい、これの形容詞のsilvaticusの最初の母音IがAに変わったのが元らしいわ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 23, 2024
不定詞の語尾が-gerである動詞の派生形容詞で語尾が-antであるものは、changerからchangeantが派生するように、-geantという語尾をとるものが多いけれど、émergentやnégligentなどは例外と云えるかもしれないわね。これらの単語については現在分詞のémergeantやnégligeantとの区別が必要よ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 24, 2024
動詞croire(信じる)に関連する「信じられる」という意味の形容詞にはcroyableとcrédibleがあるわね。前者が主に事物について用いられ、否定や疑問などで使うのが多いのに対し、後者は人や機関などについても使うことができ、「信用できる、信憑性がある」ということを意味するのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 25, 2024
アカデミーフランセーズによると、「さまざまな色をご用意しております」はNous avons un vaste choix de couleursと云うべきであって、Nous avons de nombreux choix de couleursは正しくないとのことよ。このchoixという単語は個々の選択肢ではなくて、選択肢全てを表すということなのでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 26, 2024
アーティスト名と同じ題名のアルバムのことをよくalbum éponymeというけれど、この用法は正しくないとされるのよ。たとえばホワイトアルバムのことをl'album éponyme des Beatlesと呼ぶのは間違いで、le groupe éponyme de l'Album blanc est les Beatlesというのが本来の用法だそうよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 27, 2024
日本では1990年頃にビルマをミャンマー、ベロロシアをベラルーシという風に呼び方を変えたけど、フランスではBirmanie、Biélorussieのままで、Myanmar、Bélarusはあまり耳にしないわね。それぞれ形容詞はbirmanとbiélorusseだけど、新国名から新しく形容詞をつくるのが難しいという事情もありそうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) January 28, 2024
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現在水曜日のA1は生徒が一人、金曜日のB1は二人、土曜日のB2は二人です。どの授業についても興味がある方はぜひともお問い合わせください🙇🏻♂️ https://t.co/0gYroojB1S
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【今週の一曲】Shay – Paradis ft. SCH (2024) https://t.co/KmRH2WJyPK
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 22, 2024
BEN plg ft. Georgio – Colorier des HLM (2024) https://t.co/AZK6iB9Vuh ベン・ペエルジェは北フランスのトゥルコワン出身のラッパー。これはアルバムDire je t'aimeの収録曲で、ラッパーのジョルジオをフィーチュアしたもの。優しい音のピアノループが印象的な、明るい希望を感じさせる歌だ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 22, 2024
Yves Jacques – On ne peut pas tous être pauvres (1981) https://t.co/Ew5MT4jXA8 イヴ・ジャックは1956年ケベック市生まれの俳優で、特にドニ・アルカン監督の映画への出演で知られる。この曲は珍しいケベックのニューウェイブで、これがケベック初のミュージックビデオだと云われている。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 23, 2024
La Fève – Loyal (2023) https://t.co/rWcDs4OPgb ラ・フェーヴことルイ・アンブロワーズ・ジェルマンは1999年パリ郊外の町フォントネースーボワ生まれのラッパーで、ラップのニューウェイヴを自称している。これは米国アトランタ録音のデビューアルバム、24の収録曲で、実にスマートなサウンドだ。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 24, 2024
Le Collage de France – Bleu froissé (2023) https://t.co/YWD21jAmiq ル・コラージュ・ド・フランスはレミ・ナシオンというミュージシャンを中心としたプロジェクト。これは4曲入りEP、Rue des Bouletsの収録曲。マニアックなポップス好きに受けそうな凝ったつくりの曲である。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 25, 2024
Yves Rénier – P.C.V. (1987) https://t.co/NS2JMmMFus イーヴ・レニエは1942年スイスのベルン生まれの俳優(2021年没)。特に刑事ドラマ『ムーラン警視』の主役として有名。この歌はフランス語と英語の会話が面白い80年代キッチュだが、米人女優ゴールディー・ホーンとの別れを題材にしたもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 26, 2024
Yves Rénier – P.C.V. (1987) https://t.co/NS2JMmMFus イーヴ・レニエは1942年スイスのベルン生まれの俳優(2021年没)。特に刑事ドラマ『ムーラン警視』の主役として有名。この歌はフランス語と英語の会話が面白い80年代キッチュだが、米人女優ゴールディー・ホーンとの別れを題材にしたもの。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 26, 2024
Téléphone – La bombe humaine (1979) https://t.co/5zQVkcqULt 70年代後半から80年代にかけてのフランスのロックを代表するグループ、テレフォンの大ヒットしたセカンドアルバム、Crache ton venin(毒を吐け)収録のシングル曲。題名「人間爆弾」はbombe hydrogène(水素爆弾)のもじりだという。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) January 28, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。