「三番目以後があるときの二番目はdeuxièmeで、二つしかないものの二番目がsecond」とよく説明されるけど、それでは映画賞などの「助演」がsecond rôleであることの説明がつかないわね。より正確には、「特にpremierが強く意識されるときの二番目がsecond」と理解した方がいいでしょうね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 11, 2024
フランス語の綴りの中でSCという子音の組み合わせは独特な存在ね。Scienceやsceptiqueのような単語では語頭で[s]の音を表すけど、後ろに母音字A、O、Uが続くと[sk]の音になります。CH、GN、PHのような二重字扱いではないので、déchirerなどと違い、descendreのような単語は*déscendreと書かないのよ。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 12, 2024
論理的文章はintroduction(序論)、développement(展開部、本論)、conclusion(結論)の三部構成になるけれど、このうちintroductionはさらにsujet amené、sujet posé、sujet diviséの三つに分かれるのよ。それぞれ「主題の導入」、「主題の提示」、「(本論で扱う)項目の提示」ということね。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 13, 2024
フランス語の発音に慣れてくると、アクサン記号がつかない開音節のEを自然に脱落させることができるようになってくるけれど、それをやりすぎてEUという綴りの音まで落とすのはぞんざいな発音と感じられるわよ。たとえばpeut-êtreをp't-être、déjeunerをdéj'nerと発音するのはよろしくありません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 14, 2024
「怠け者」という意味の名詞・形容詞paresseuxの類義語fainéantは、faitとnéantからできているので、「何もしない人」が原義のようね。一方、これとよく似たfeignantは動詞feindre(ふりをする)から来ていて、「仕事をするふりをする人」が原義らしいわ。この二つは実際にはほぼ区別されません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 15, 2024
Faire peur、avoir peur、faire honte、avoir honteのような表現において名詞に冠詞がつかないけれど、これらは古くからよく使われる表現なので、冠詞の使用が義務ではなかった古フランス語の語法が残存しているものだと考えられるわね。よってこれらに倣った新しい表現をつくることはできません。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 16, 2024
J'ai confiance en mon frère(私は兄を信頼している)のen mon frèreは、à mon frèreと違い、間接目的補語人称代名詞luiで置き換えられないので、*Je lui ai confianceと云えないのよ。Je vais à ParisもJe vais en FranceもJ'y vaisと言い換えられるけど、これとパラレルに考えてはいけないの。
— ふつごぽん(フランス語の豆知識) (@futsugopon) March 17, 2024
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【今週の一曲】Yassine Stein – Bouskoura (2024) https://t.co/lGh32vpIUB
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 11, 2024
Rue de la Forge – Alésia (2023) https://t.co/mVXcWhNMf3 リュー・ド・ラ・フォルジュはヴァンデ県出身のケルティックメタルラップの5人組ミクスチュアロックグループ。これはセカンドアルバム、Jamais vaincusの収録曲。「もしもガリア人がアレシアの戦いでカエサルに勝っていたら」と歌う歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 11, 2024
Les 3 fromages & Outrage – Salut les amoureux (2024) https://t.co/zIahU2ewxj レ・トロワ・フロマージュはブルターニュ地方キブロン出身のコミカルなパンクバンド。これはジョー・ダッサンでおなじみのヒット曲のパンク版カバー。ホーンセクションを従えたパンクバンド、ウートラージュとの共演。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 12, 2024
Emma Peters – Multicolore (2024) https://t.co/KtR6MfmaZd エマ・ペテルスは1996年北仏リール生まれのミュージシャン。これはセカンドアルバムTout de suiteの先行曲。以前はアーバンポップ色が強いギターをベースにした音楽だったが、これはより一般受けがしそうな明るいポップスである。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 13, 2024
Luther – Mossy Coblestone (2024) https://t.co/2ZLsQsw6Y2 リュテールはアヴィニョン出身のラッパー。これはアルバム、Exitの収録曲。ラ・フェーヴなどとともに、フランスのラップのニューウェイブと呼ばれる潮流に属する。フランスのラップはとんでもないことになってきているようですよ。♡
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 14, 2024
Taï Phong – Sister Jane (1975) https://t.co/0hyD0jpYY7 タイ・フォンは1970年代に活動したプログレッシブロックグループ。これはデビューアルバム収録の代表曲。後にソロで成功するジャンジャック・ゴールドマンが在籍したことで知られるが、英語で歌うことに不満をもって脱退した。(英語)
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 15, 2024
Kolinga – Les fantômes (2022) https://t.co/LYiQRCkU9T コリンガはフランス南西部バイヨンヌのプロジェクトで、コンゴ系女性アーティスト、レベッカ・ンブングーが中心人物。これはセカンドアルバム、Legacyの収録曲。複雑なリズムアレンジのミステリアスな歌である。これはフランス語の歌。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 16, 2024
Pascal Obispo – 69 % (1994) https://t.co/yqKqUgmILk パスカル・オビスポは1965年ドルドーニュ県ベルジュラック生まれの歌手。これはセカンドアルバム、Un jour comme aujourd'huiの収録曲。シングル曲だが、同じアルバムから後にシングルカットされたTombé pour elleが大ヒットして売れっ子になる。
— フランス語の音楽動画@ふつごぽん (@futsugopon_vj) March 17, 2024
Je vous en prieという短い文にフランス語学習者が発音を苦手にしている子音が四個含まれています。この動画ではこれらの子音の発音の練習の仕方をわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録と高評価をお願いします。